昨日行ったカフェにて。
ふと近くの席にいた女性に目を奪われました。
おそらく80歳くらいでしょうか。
髪はシルバーではなくグレージュのような色。
赤いカットソーに同系色のベストを重ねて、
腰にはグレーのパーカーを巻いています。
足元を見ると、
よく見る健康シューズ的なものではなく
メッシュ編みのローファーのような靴でした。
コーヒーとチョコレートケーキを頼んだ後は、
スマホ画面をずっとスクロールしていました。
時折、足を組み替えながら。
わたしも年を重ねたら
あんな感じになるのかしら・・・?
彼女をチラチラ見ながら、
ぼんやりとそんなことを考えていました。
きっと、ただ漫然と過ごしていても
ああはなれないんじゃないかと思います。
だってあの何気ない要素の1つ1つは、
たぶんそれなりに努力なり、若くからの
習慣に裏付けられたものだと思うから。
きれいな色の、ふわっとした髪は
勝手にそうなるものじゃない。
どんな服を着て、どんな着方をすれば
自分に似合うのかは、センスが必要。
靴が健康シューズじゃないのは
きっとそれなりの脚力があるからだし、
足を組みながら座っていられるのは
腰や背中が曲がっていない証拠。
チョコレートケーキを食べられるのも
胃腸が健康だからこそ。
そんなことを考えていると、
わたしは彼女のような「おばあちゃん」には
到底なれない気がするのでした。
・・・いや。
「彼女のようになりたいのか?」
というと何とも言えないのだけど。
なりたい気もするし、
違う姿があるような気もするし。
でも少なくとも彼女を見て、
「素敵だな」
「年を取るのも悪くなさそうだな」
とは思いました。
一体自分は
どんな「おばあちゃん」になるんだろう?
想像ができません。
祖母たちのようにはならないでしょう。
服とか以前に、背格好が違い過ぎます。
ふたりともたぶん150cmくらいだったけど、
わたしは167cmあるわけで。
そんな身長の「おばあちゃん」なんて
そうそう見かけないから想像がつかない。
じゃあ母はどうか。
今73歳の彼女も身長は高くない。
けどそれ以前に、昔思っていた70代とは
(あまり外見に気を使ってこなかった母ですら)
イメージが違いすぎる。
この先、母が80歳(や90歳?)になった時に
どんな姿になってるかも想像がつかない。
まして自分が50歳、60歳、70歳・・・
ってなっていく姿が全然想像できない。
そもそも「おばあちゃん」になるまで
生きていられるかの保証はないのだけどね。
ギリギリ30代の今ですら
股関節が痛いとか、白髪が増えたとか、
下腹とか首のシワが気になるとか・・・
いっろいろあるのに、
この先どうなっていっちゃうんだろうか。
エイジズムやルッキズムは嫌だと思うものの
完全に無視したり手放したりもできないのが
ちょっとつらいところですね。
自分がムリなく心地良い範囲で、
素敵に年を重ねていけたらいいなと思います。
ではまた。
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