今日もまた夫不在の1日でした。
・・・ということは、これですね!
ソイラテにはシナモンパウダーをかけてもらいました。
はい、本日もスタバに行きまして。
先日書けなかったもう一人の友人(山村留学時の寮生活のルームメイト)へ手紙を書いてきました。
#こちらで書いた4通目のことです。
元ルームメイトは『キラキラ女子』
彼女とはわたしが小6・中1、彼女が中1・中2の時に同じ寮で過ごし、うち1年はルームメイトでした。
山村留学先は、こう言っては何ですが、正真正銘の「ド田舎」です。(苦笑)
町の中心部に数ヵ所の商店があるくらいで、流行りのものやこじゃれたものを手に入れることなんて、ネット通販もコンビニも普及してなかった当時はほぼ不可能。
服装についても小学生は大半の児童がジャージだし、中学生になっても基本は指定ジャージ。
制服を着るのは入学式・卒業式・修学旅行など限られた機会だけで、そういう時は何だかソワソワしたものです。
大人も農家さんも多いし、スーツを着たりヒールを履いている人なんてろくに見かけません。
こんな環境において都会から来た山村留学生というのは、本人が望むと望まざるとにかかわらず、少なからずちょっと浮く存在になりがちです。
その中でも兵庫出身の彼女は、リップとかマニュキアみたいなちょっとしたコスメを持っていたり、かわいい服を持っていたり、「あー、都会から来た女の子だなぁ」とちょっとした憧れの存在。
一足早く都会へ戻って行った彼女とは手紙のやりとりをしていましたが、時折送られてくるプリクラに写っていたのはすっかり都会の女子高生。
スカートは関西の流行りで長めだったけど、ルーズソックスを履いてメイクもしてパーマもかけて、今思い出してもかわいかった。
言うなればそう、『キラキラ女子』。
対するわたしはと言えば、中3まで計5年間「ド田舎」で過ごしてからの東京の高校生活は、それはそれは結構なギャップがありました。
そもそも制服、もっと言うとスカートというものに慣れていない。
メイクは全くもって未経験、眉毛やムダ毛の処理だってろくにしたこともない。
周りは入学当時から茶髪やルーズソックスの子も多く、すっかり気後れしてしまいました。
今思い出しても、高校生活はいつも人目を気にしていた気がします。
自分の恰好が浮いていないか、ダサいと思われてないかと、気になって気になって。
見た目だけでなく、話も必死に周りと合わせて、ろくに自分を出せませんでした。
表向きは気にしてなさそうでも、実際は劣等感の塊。
大学生になって可処分所得(笑)が増えると、ようやく少しずつ服装やメイクなども「平均点」を取る程度にはなりました。
それでも、劣等感や引け目が消えることはありませんでした。
元ルームメイトの彼女とは高校生・大学生の時に会いました。
その時も彼女に対しては「かわいいなー、センスいいなー」と思う一方、自分に対しては「どうしよう、自分ダサい!」と思っていた記憶があります。
直近ではおととしの夏に、十年近くぶりで会いました。
小さい子を持つ母になってもなお、わたしにとって彼女は『キラキラ女子』。
「相変わらずかわいいし、彼女のセンス、好きだなぁ」と、憧れと引け目を同時に感じて複雑な感情を抱いたのでした。
※あ、彼女のことは大好きですよ!悪しからず。
『キラキラ女子』への劣等感
彼女に限らず、わたしは今も『キラキラ女子』への劣等感が強くあります。
流行りを取り入れた服装をして
季節感を意識したメイクやネイルをして
わたしにはできない凝った髪型をして
場所を問わず鏡とにらめっこして
映える写真を所構わず撮りまくり
友達と何時間もおしゃべりしまくり
何てことないシーンでも彼氏とツーショットを撮る
これはちょっと若めな『キラキラ女子』だけど、同世代や恐らく年上の世代でも(女子かどうかはさておき)似たようなタイプの方はいます。
美容やセルフメンテナンスに余念がない人
休日のカフェで資格の勉強をしている人
わたしが履いたことのない9㎝以上のハイヒールを堂々履く人
目尻のしわがかわいい笑顔の人
こうした街なかやSNSで見かける『キラキラ女子』たち。
見かけると「あーキラキラしてるなぁ、素敵だなぁ」と思うのだけど、次の瞬間「どうせわたしは」という思考に入りがちです。
下手すると「ああいうタイプはどうせ〇〇だからなぁ」みたいなよく分からない上から目線な決めつけをし、”そうじゃないわたし”を必死に肯定しようとすることも。
常に他人軸、他者思考、対人比較・・・
そもそも自分はキラキラしたいのかどうかもよく分からない。
もしうらやましい・なりたいなら自分も頑張ればいいだけで、何もしないけど相手を悪く言うのはあまり褒められたことではないでしょうね。
おっと、これでは自分を責めてヘコむスパイラルに陥るだけなので、『キラキラ女子』への劣等感が一体どこから来ているのか、考えることにしたいと思います。
パッと思いつくところとしては、またしても母の影響ですが。。
これに関しては、また機会があれば書きます。
*おわり*