昨日の話の続きです。
ついでに今週のお題「わたしは○○ナー」にも参加します。
ずばり、「プロボノワーカー」です。
え、「〇〇ナー」ちゃうやん!って?
じゃぁ「プロボノビギナー」とでもしておきましょう。
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会社のイントラ(掲示板)で、「プロボノ」の募集案内を見たわたし。
胸がドキドキして、やりたい気持ちは確かにある。
でも、怖くて不安で一歩踏み出せない。
そんな話でした。(ざっくり)
いったん判断を見送ったものの・・・
やっぱりどこか気になる・諦められない気持ちがあり、事前説明会に参加することを決めました。
確かめたかったのは、2つ。
- どれくらい負担がかかりそうか
- 求められるスキル・経験に見合うか
なお、説明会参加にあたっては上長の許可を取ること、とありました。
復職してまだ1年経っていません。
自ら負担を増やそうとしているわけで、「どう思われるか」少し不安でした。
が、課長は「応援してる!がんばってね!」と快諾。
まぁ彼女の性格的にそうだろうとは思ってましたが。
意を決して参加した説明会では、活動内容や支援団体に関する説明に加え、こんな話が聞けました。
- 負担(活動量)としては週5時間程度
- 特別なスキルが必要なんじゃないか、できるだろうかと思う人はたくさんいるが、普段の仕事でのやり方で十分役に立つ
- チームで進めるので得意不得意をカバーし合えばいい
- コーディネーターが伴走するので安心してほしい
- 本業・家庭・生活がある上での「ボランティア」なので、気負い過ぎないで
- 支援団体にとっては、活動を知ってもらうだけでも十分支援になる
- プロボノは”大人の社会科見学”とも呼ばれるが、普段の仕事では出会えない人たち/会社との出会いを楽しんでほしい
説明会を終えてもなお、不安や怖い気持ちはありました。
でも、「やってみたい」という気持ちもある。
今の慣れ親しんだ仕事や生活。
これを変化させることには抵抗があります。
正直しんどいし、面倒くさい。
コンフォートゾーンから抜けるのはパワーが要ります。
でも、だからって何もしなければ、知らないうちに後退したり劣化したり、手遅れになるかもしれない恐怖もある。
わたしは、転職はおろか、部署も入社3年目以降ずっと変わっていません。
ずっと「ゆでガエルになるのでは?」という恐怖がありました。
でも、「変わりたい」という気持ちもあるんです。
どちらかというと「変わらなきゃ」という焦りかもしれませんが。
知らないうちに今までのやり方に無理が生じるようになって、
体調を崩して休職することになって、
そこから2年ほど自分とじっくり向き合って、
ようやく復職して、引越しもして、
まだ課題はありつつもぼちぼちやっていて、
・・・そんなタイミングでのプロボノとの出会い。
いろいろ考えるうち、だんだんと気持ちが固まってきました。
「やってみようかな」と。
不安でも、わからなくても、とりあえずやってみる。
思うようにいかないかもしれない。
自分を情けなく思うかもしれない。
他の人を見て劣等感を味わうかもしれない。
でもまぁ、いい機会なんじゃないの?
「うわー、全然だめじゃん!」かもしれないし、
「結果オーライだった!」かもしれない。
やってみなきゃわからないし。
どう転んだって、(言い方悪いけど)所詮はボランティアなんだから。
路頭に迷ったり、命取られるわけじゃない。
それよりも、プラスの気持ちを大事にすることだ。
「興味ある」「やってみたい」
「人の役に立つ」「社会貢献」
「新しい出会い」「仕事や家庭以外のコミュニティ」
そして、「楽しそう」。
これをなにより大事にしないと。
というわけで、応募しました。
応募者多数による選考があったかどうかはわかりません。
ともあれ、無事、興味のあった団体さんを支援するチームの一員として決定しました。
それにしても、こういうものに応募する人の多くは、きっとわたしみたいに考え込んだり葛藤したりしないんでしょうね。
勝手なイメージですが。
多少不安はあったとしても、パッと決めちゃいそう。
いいなぁ、うらやましい。
わたしもそういう軽やかな人になりたい。
今回のプロボノ応募が、その一歩になったらうれしいなぁ。
これから3か月間。
無理のない範囲で、ぼちぼちやっていこうと思います。
やることは仕事っぽくても、これはボランティア。
楽しむ気持ちを忘れずやっていきたいです。
最後に、決意表明として?申込時に書いたものを載せておきます。
ちょっと赤裸々に書きすぎたかもね~と思いつつ。。
■プロジェクトに応募した理由を教えてください。
プロボノ参加により、
- 「人の役に立ちたい」「社会貢献したい」「誰かの喜ぶ顔が見たい」という利他心
- 「自身のスキルや経験を活きるか確かめたい」「新たな知見・価値観・ものの見方を知りたい」「異業種の方とも交流したい」という利己心
の2つを同時に満たすことができるのではないかと期待しています。
一億総中流の崩壊やVUCAと言われる世の中で、新卒以来ずっと同じ会社で働き続けることに漠然とした焦りがあります。
このままでは茹でガエルになるのではと思いつつも、転職に踏み切る勇気も持てないまま、また副業をしたくても自分には一体何ができるか具体的に分からないまま、今までズルズルと来てしまいました。
そんな私にとって、会社施策・チームで進める今回のプロボノプロジェクトは(言葉は悪いですが)安全地帯にいながら一歩踏み出すことができる大変貴重な機会であると捉えました。
なお、応募にあたっては、支援先の「○○○○○」に強い興味を持ったことも大きいです。
私は子供の頃に北海道十勝の自然豊かな地で「山村留学」していた経緯があるのですが、そこで得た経験や知見、さらに大人になって抱いていたアイデアなどは、支援先の活動に近からずも遠からず通ずるものがありそうで、支援時に役立つかもしれないなと思っています。
■プロジェクトにおいてどのような貢献がしたいか教えてください。
事前説明会の中であった、「支援先の活動を知ることも支援になる」という言葉に背中を押されました。
まずは支援先の活動や課題を理解することを第一に、自身のスキル・経験を活用して可能な限りお役に立てるよう努めます。
また、本活動を通じて得た知見は、身近な人達(社内外問わず)に伝えていくなどして微力ながら支援先を応援できたらと思っています。
■プロジェクトに参加することで、自身の「なりたい姿」や「目指すこと」を教えてください。
上述した利他心・利己心の両方が満たされる状態を目指したいと思っています。
すなわち、「こんな自分でも人に貢献することができた/できる」と自己肯定感が高まったり、今までより広い・多様な視野で社会を見られるようになれれば嬉しく思います。
これで晴れて、わたしも「プロボノワーカー」です!
#あ、プロボノビギナーか。
ではまた。
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