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100点やめて60点を目指す ご自愛ブログ

2020.4うつ休職→薬を使わない治療で2022.4正式復職。自分と仲良く&自分に優しくありたい。

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初めての「プロボノ」まとめ|大変だった?やって良かった?またやりたい?

 

10月からスタートした「プロボノ」。

先日無事に終了しました。

 

超正確に言うと、活動期間としては一応1/31まで。

ただ、成果物(資料)へのコメントもなかったので、実質終了です。

 

活動の中身については触れられませんが、初めてのプロボノ活動を通じて感じたことなどを振り返ってみます。

 

プロボノを始めた経緯などはこちらからどうぞ。

emustany.hatenablog.com

emustany.hatenablog.com

 

 

□□□ もくじ □□□

 

プロボノを始める前に思っていたこと

 

「本当に自分にできるだろうか?」

とドキドキしつつも、

 

「なんか楽しそうかも」

とワクワクし、

 

「自分を変えるきっかけにしたい」

と思い切って始めたプロボノ

 

 

前向きな気持ちで始めたつもりでした。

でも、今思うと必要以上に気負っていた気がします。

 

 

 

 

利益を求めず、社会課題の解決に日夜奔走するNPO

そんな尊い方たちをおこがましくもご支援するからには、高いスキルや人間性が求められるに違いない。

 

NPOの人たちからすると、大企業の人間はぬるすぎて使えないんじゃないか。

鋭い意見や姿勢で接されるかもしれない。

 

 

・・・そんな風に思っていました。

 

 

一番不安だったのは

「自分は役に立てるのか」という点。

 

NPOに満足いただけるか、貢献できるのか。

そして、チームの足手まといになったりしないか。

 

そんな不安を抱えつつの参加でした。

 

 

 

実際プロボノをしてみてわかったこと

 

社会課題って、とても大事(おおごと)として捉えていました。

実際は、もっと身近で誰でも関われるし、そうあるべきものでした。

 

大事として捉えると・・・

個人では、「自分なんかじゃ役に立たない」と切り離してしまう。

企業の場合は、失敗やリスクを避けるよう石橋を叩いているうちに、どんどん動きがのろくなってしまう。

 

 

だけど、社会課題はどれも待ったなしなわけで。

 

失敗しようがリスクが高かろうが、放っておくという選択はない。

歩みを止めるわけにはいかない。

とにかく前進、とにかくやってみる。

 

NPOさんからは、そんな力強い姿勢を見せてもらった気がしました。

 

 

 

 

また、NPOの人は決して人に厳しくあたるような人ではありませんでした。

 

こちらのどんな発言や提案も、素直に受けとめてくれます。

「でも」とか「それは違う」なんて言いません。

とてつもない度量の大きさを感じます。

 

オリエンテーションの時、説明者が

NPOの人たちにとっては、
自分たちの活動を知ってもらうだけでも支援になる

といったことを言っていました。

 

 

社会課題って、その活動に反発を食らうことは少ないはず。

だけど、支援より手前、認知してもらうこと自体が課題になっていることも多いのではないでしょうか。

 

だからこそ、自分たちの活動を理解したり支援しようとしての発言や提案には、素直に耳を傾けられるのかもしれません。

 

 

 

想定外だったストレスとの闘い

 

前向きな気持ちで始めたプロボノ

しかし、気づけば大きなストレッサーになっていました。

 

やっているのは仕事と同じようなこと。

なのに仕事と同じようにはいかない。

 

このことで生じるジレンマ・やりにくさが徐々に大きくなっていきました。

 

 

 

 

仕事と同じだけ時間をかけられないのはもちろんのこと。

チームメンバによって、プロボノに対する熱量やコミットの度合いは違います。

 

特に会社員の場合、仕事というのは「やらされ感」が出がち。

一方のプロボノは自発的・能動的な行動が前提です。

それだけに、何に関しても共通の尺度がないのも事実。

 

自分よりも時間・作業・気持ち的にコミットしていないように見えるチームメンバに、イライラしてしまうことも多々ありました。

と言って、仕事じゃない以上、どこまで求めていいものかもわからず。

 

 

仕事なら同僚に愚痴ることもできます。

上司に相談するなど、改善を図ることもできます。

 

でも、期間限定で関係構築・維持の動機付けも職場ほど強くないプロボノの場合、なかなかそうしたことはできませんでした。

 

 

本当に強くコミットしていたなら、改善を試みるべきだったのかもしれません。

しかし、わたしもそこまではできませんでした。

 

結局最後まで悶々としながら過ごすことになり、残念でした。

 

 

 

 

「人は人」だし、「足るを知る」ことも必要

 

ゴールをどう捉えるか。

言われたことを、どんな文脈や角度から見るか。

どこまで・どのレベルで対応するか。

 

期限の考え方。

連絡(報連相)のしかた。

コミュニケーションの深さ(レベル)。

 

沈黙に耐えられるか。

共感を示せるか。

 

強みとすること。

苦手なこと。

 

 

みんなみんな、人それぞれ本当に違います。

良い悪いということではなく、ただただ違うのです。

 

同じにできるものでもなく、同じにすればいいというものでもありません。

 

 

 

 

自分と違う感覚の人を目の当たりにしてギャップを感じる時。

わたしの中でよく聞こえてきた内言(セルフトーク)はこんなものでした。

 

なんでそんなこともしないわけ?

これくらいして当然でしょ?

もう少し感謝したって良くない?

わたしはこんなにやってるのに。

この人仕事でもこんな感じなの?

よくそんなんで仕事できるな。

 

・・・わかってます。
なんかとても偉そうでイヤなやつですよね。。

 

 

 

「でもね」

もう一人のわたしが言います。

 

「あの人にはきっとあれが普通で、周りもそれでOKなんじゃない?」って。

 

 

 

 

具体的なところはわかりません。

 

彼らが周りの人たちからどう見られているか。

そして本人が自分のことをどう思っているのか。

 

わたしには知る由もない。

 

 

でも、少なくとも同じグループ会社で仕事をしている人です。

※補足:今回のプロボノは会社が募集したものだったので、チームメンバーは皆グループ会社社員でした。

 

年齢はわからないけど、皆少なくとも10年以上仕事してきているはず。

それに、モノの見方や性格は一朝一夕で身に付くものじゃない。

 

ってことは、きっと彼らは今までそうやって生きてきて、仕事もしてきて、それで十分やってこれているということなのでしょう。

 

 

だとすれば、やはりわたしが「too much」なだけでは・・・?

 

必要以上に多く/高み(≒完璧)を求めすぎなのでは?

しかもそれを、自分だけでなく周りにも求めたあげく、周りが自分と同じでないことに勝手にイライラしているだけなのでは?

 

復職して1年のこのタイミングで、改めてそんな自分の弱さ(生きにくさの原因)を突き付けられた気がしました。

 

 

 

 

「もっともっと」とがんばれるのは素晴らしいこと。

だけど、いつも・誰もがそうである必要はない。

 

「ここまでやればOK」「これで十分」

そうやって足るを知ることも大事。

 

何よりも、自分の尺度がズレている可能性を改めて自覚しておくこと。

これは復職して何度となく気づいたり言われたりしてるけど、まだまだだなぁ。

 

プロボノはそうしたことを学ぶ機会ともなりました。

 

 

 

プロボノをやって良かったこと

 

プロボノに応募した際、わたしはこんなことを書いていました。

■プロジェクトに応募した理由を教えてください。

 

プロボノ参加により、

  • 「人の役に立ちたい」「社会貢献したい」「誰かの喜ぶ顔が見たい」という利他心
  • 「自身のスキルや経験を活きるか確かめたい」「新たな知見・価値観・ものの見方を知りたい」「異業種の方とも交流したい」という利己心

の2つを同時に満たすことができるのではないかと期待しています。

(以下略)

 

また、この記事の最初にもこう書きました。

一番不安だったのは

「自分は役に立てるのか」という点。

 

NPOに満足いただけるか、貢献できるのか。

そして、チームの足手まといになったりしないか。

 

 

わたしにとって今回のプロボノ参加は、一種の「腕試し」的なものでした。

自分の市場価値のようなものを知りたかったんです。

 

入社以来ずっと今の会社にいますが、ゆでガエルになっているのでは?という焦りや危機感がありました。

 

 


これはヘビ。

 

 

焦りや危機感はあるけど、転職活動をする勇気もモチベーションもない。

そんな中で挑戦したプロボノでした。

 

結果からすると、プロボノを通じて自分の強みを再発見でき、参加して良かったなと思います。

自己評価低めのわたしも、少し自信を持つこともできました。

 

 

 

活動最後、メンバー同士で相互フィードバックを行いました。

 

上下の関係(=上司)からフィードバックをもらうことはあっても、横の関係(=同僚)でフィードバックをもらうことはなかなかありません。

改めて自分の強みを知ることができ、とても良い機会となりました。

 

 

わたしがもらったのはこんなフィードバック。

議論全体や資料の方向性を示してくださったり、資料のブラッシュアップを進めてくださり、emustanyさんのお陰でプロジェクトが円滑に進められました。

誰よりも気づいて、即行動に移してくださり本当に有り難かったです! 

率先して資料のたたき等をつくり意思疎通が図れること、またそれを議論を活性化させることができるのは凄い強みだと思います

チームが安易な結論に飛びつかないよう意見を投げかけるだけでなく、emustanyさん自ら手を動かして頂いたお陰で、成果物品質が数段レベルアップしたと思います。

そっと全体を調整したり全体をみてサポートする取組み方もとても勉強になりました!

提案資料の見せ方や、メッセージ性のセンスが素晴らしいです。

改善点や目的を誰よりも早く理解して、チーム内にFBし各々をフォローしてくれる素晴らしい人。

こんな人になりたい。

 

主に資料に関するところと、全体を見る俯瞰力・鳥の目といったところを評価してもらいました。

最後の「こんな人になりたい」っていうのは素直に嬉しかったですね。

 

 

終わり良ければ総て良し。

 

気持ち的にも時間的にも大変だったプロボノ

でも、やっぱり思い切って飛び込んでみて正解でした。

 

NPOの方と直接お話しできたのは貴重な経験でしたし、(超微力かもしれないけど)社会貢献できた感覚も持てました。

 

 

「またやるか?」というと・・・

 

 

 

 

 

 

 

たぶんやります。

 

 

 

ではまた。

 

 

 

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