こんにちは、emustanyです!
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
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散歩中のカモたちに癒されています。
飽きもせず毛繕い(羽繕い?)をしているその姿を、わたしも飽きずにずっと眺めていて、気づけば15分くらい経っていたり。熱中症なるわ。
餌付けでもされたのか、人を怖がらずにかなり近くまで寄ってきます。
そのまま、ふぁっと抱きかかえられそうなくらい。
たぶん、この春に生まれた子ガモたちだろうと勝手に思っているのだけど、もう少し用心したまえよ・・・
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遅くなったけど、リワークの話です
日にちが経ってしまいましたが、土曜日のリワークについて書こうと思います。
まぁこの「治療関係の話は1回でも書き漏らしたらあかん」っていうのも、完璧主義のひとつでしょう。
ともあれ、土曜日は7月リワークの第2回でした。
『トラブルになりそうな時の対応』というテーマですが、第2回は『言い出しにくいことを伝えよう』ということについてです。
#第1回の様子はこちらからどうぞ。
今回もいくつかのワークを通じて、自分自身の考え方の癖やパターンを把握するようなことをしていきました。
どんなときに言い出しにくいのか?
まずやったのは、
- 友だちに、貸しているマンガを返してほしい、と伝える
- クラスの子たちに、放課後はピアノ教室があるから話し合いに参加できない(帰りたい)と伝える
それぞれのシーンで、
- 自分ならどのように対応するか
- 似たような経験はあるか
について考えてみるというもの。
少し脱線しますが、こういうワークは、なぜか毎回子ども(小学生)が題材です。
これはもしかすると、子どもとして考えた方が
「そういえば自分もこういうことあったな」
「たいがいこうやって対応してたけど、嫌だったな」
など、自分の考え方や行動のパターンの”原点” ”ルーツ” を探りやすいからなのかもしれません。
#あくまでわたしの想像ですが。
さて、自分だったらどのように対応するか。
わたしは特に「言いにくさ」を感じることはなく、いずれのシーンにおいても、普通に「返して」とか「参加できないんだ」と言えそうだなと思いました。
なぜかを考えてみると、おそらくこういう理由です。
- 自分に非がないから
- 相手に大きな負担やダメージを与えないから
- それなりに正当な理由があるから
逆に言いにくいのは?と考えてみると
- 相手に負担がかかる場合は言いにくい
→言い方に気をつけたり、顔色を伺いながら言う
→(難色を示されそうなら)代替プランも提案する
→言った後でご機嫌伺いしたり、労い・感謝をしっかり伝える - 全面的にお願いするのは苦手
- 自分の負の側面(できない、下手、遅いetc.)を伝えたり、それを理由にお願いするのも苦手
という感じでしょうか。
まぁでも、総論としては自分の意志・意見を言うのは一応できそうな気がします。
ここで、さらに深掘りです。
先ほどは友だちやクラスメイトが相手でしたが、少し対象を広げて、「どんな関係の人・場面だと自分の考えや気持ちを伝えることが難しいと感じるか」を考えます。
①相手の立場が同じ(友だち、同僚など)とき
②相手の立場が上(上司、目上の人など)のとき
③相手の立場が下(後輩、子どもなど)のとき
④トラブルになりそうなとき
⑤断るとき
⑥相手と違う意見や考えのとき
⑦相手が違っていると気づいたとき
⑧その他
わたしの場合は、①~⑦のいずれについても、あまり大差がない気がしました。
もちろん②や④、あとは⑦あたりは、それなりに気を遣うけれども、言えないというほどではなさそうだよなぁと。
となると・・・わたしにとって大きい存在がわかりました。
夫、そして家族(両親・兄)です。
自分にとって最も身近で、とても大切に思う相手だからこそ、他の人たちに対するのと同じようには言いたいことを言えない・言いにくいです。
夫も家族も、関係性としては壊れにくいはずだけど、壊れるとなれば致命的だし、影響が半端ないです。
そんな人たちのことは、傷つけたり嫌な思いをさせたくないし、この人たちに嫌われたり見捨てられたくないのです。
それからもう1つ気づいたのは、相手がどうこうというよりも、
- 自分の意見が「取るに足らない」「説得力に欠ける」「うまく説明できない」など、自信がなかったり、相手に言い負かされたりしそうと感じているとき
- 周囲との”バランス”的に、言わない方が良さそうと思ったとき
といったときにも、言いにくさを感じるということ。
他者目線が強いということですね。
ちなみに過去のリワーク(2020年11月&2021年5月)でも、自分の自己表現パターンについて知るようなセミナーに参加しましたが、今回の内容とも地続きというか、リンクしているなと思いました。
Iメッセージを使おう
言い出しにくいことを言うときほど、「Iメッセージ」を使うと良いそうです。
もう何度出てきたかわからない「Iメッセージ」ですが、「わたしは~」と自分を主語にした言い方です。
たとえば、「いつまで待たせるつもり!?」というのは、「あなたがわたしを待たせている」となるので、Youメッセージです。
そうではなく、「いつまで待っても来ないから(私は)心配したよ」のように、自分の気持ちや考えにフォーカスした言い方がIメッセージです。
Iメッセージの良いところは、主語が私であるため、相手からすると受け取りやすい・受け入れやすいということ。
Youメッセージで「あなたは」と言われると、何だかそれだけでも責められたり、否定されているように取ってしまいかねません。
それだけでなく、Iメッセージは自分を主語として考えるので、自分の気持ちや考えを明確にしやすくなります。
自分の状況を客観視できるようになり、たとえば今感じている「怒り」や「イライラ」が、一体どこから来ているのか、その下(裏)にはどんな気持ちや考えが隠れているのか、気づきやすくなります。
Iメッセージの作り方としては、こんな感じだそうです。
- 相手の行動やその場の状況を客観的に描写
「ここ並んでいるんですよ」- 自分の気持ち・考え・状況を、感情的にならないよう表現
「私は急いでいますので」- 相手にどうしてほしいか、具体的で実行可能なように伝える・提案する
「後ろに並んでくださいますか」
小さい頃から「Iメッセージ」を使っていれば自然と出てくるのでしょうが、おそらく多くの日本人にとって、こういう話し方(や考え方)はしてきていませんよね。
あまり「私は」と主張することは、【出る杭は打たれる】じゃないですが、あまり好ましくないこととされてきたでしょうし、下手をすればワガママとか自己中心的にも映るでしょう。
特に仕事の場面では、なかなか「私は~」と個を打ち出したり、感情を表現するのは憚られるように思います。
そう思うと、Iメッセージは「自己表現、人への伝え方」として捉えるよりも、まずは自分の頭や気持ちの整理として内面で使い始めるのがいいかなと思いました。
そうして日頃から「私は~」と、自分が今感じていること・考えていることを把握できるようになれば、自然と伝えやすくもなりそうです。
正直、休職する前までは、わたしも自分自身の気持ちや感情に自覚的になることはほとんどありませんでした。
今も、けんかをしたり落ち込んだり、感情の振れ幅が大きいときにようやく意識することができるようになったくらいで、普段は本当に自分自身に対して無頓着です。
「悪く思われたらどうしよう」
「波が立つかな」「嫌われるかな」
こういうことばかり気にするのはやめて、
「わたしはどう考えているのか」
「わたしはどんな気持ちなのか」
「わたしはどうしたいのか」
こうやってちゃんと自分に目を向けられるようになりたいです。
いよいよ次回は『親しい人とけんかになったときの対応』ということで・・・
どんな内容になるのか、なんだかちょっとドキドキしますが、「うまくけんかできる」ようにしっかり学びたいと思います!
ではまた。
*おわり*
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次回更新でまたお会いできますように!(*´ω`*)エヘヘ
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