こんにちは、emustanyです!
本日2記事目、がんばれ、わたし!
というか、この記事で記念すべき200記事目です。パチパチ
カフェ(スタバ)にいる間に書き切・・・れませんでした。
オンラインは初めてのリワーク
今日は1月のリワークの2回目でした。
#1回目の様子はこちらから。
コロナの影響もあり今回からオンラインとなりました。
診察・カウンセリングはオンライン経験済みですが、リワークは初めてです。
特に今回のようなリワークでは、参加者がそれぞれ意見を言いながら気づきを得たり違う意見を言ったり、「場の空気感」とか「化学変化」みたいなものもあるため、オンラインだとどうなるかなぁと思っていました。
やってみての感想としては、
「やっぱり対面に越したことはないけど、まぁまぁいけた」
という感じでしょうか。
今日のリワークの内容
さて、『自分自身との付き合い方』(自分との対人関係)がテーマの今回のリワーク。
第2回の今日のトピックは、『自分に対する視点を変えてみよう』。
視点を変える・・・いわゆる「リフレーミング」と呼ばれるやつです。
はじめにやったのは、目をつぶって梅干しを思い浮かべるとどうなるか?
唾が出たり、口の中や喉がキューーーっとなったりしますね。
これ、梅干し=酸っぱいという「思考」や「ものの見方」が、いかに「身体」や「行動」に影響を与えるかを体感する簡単なテストです。
リフレーミングはこの「思考」にあたる、【視点(見方)】を変えること。
すなわち
ある人にとっては短所・障害・悩み・危機というように考えたり感じたりすることは、視点(見方)を変えると、そのこと自体やそのような体験は実はその人にとって長所・財産・可能性・好機なのだと発想転換すること
ができるということです。
リフレーミングには【意味のリフレーミング】と【状況のリフレーミング】があると言います。
#わたしが何となく知っていたのは意味のリフレーミングの方だけでした。
前者は、例えば「長所は短所」「短所は長所」のようなもの。
後者は、「失敗はチャレンジの証」といったもので、これはどのような逆境でも希望を持つための1つの方法となるそうです。
その発想のヒントは「~と比べれば」「他の人の立場になってみれば」だそうですが、もし友人が同じ状況ならどう励ますか、と考えると分かりやすいかもしれません。
例えがいいかどうかわかりませんが、わたしの休職は、
という感じでしょうか。
あるいはこうも考えられますかね。
(休職したおかげで)
- 「コロナ禍の中で通勤する不安を避けられた」
- 「長い人生において、自分を見つめ育て直す時間が取れた」
- 「今までやることのなかった朝散歩やブログを始められた」
つづいて、自分の日ごろの考え方、もっと言うと自分の中にある「~べき」「~ねばならない」という思考に気づくためのチェックもしました。
※同じ内容が載っているサイトがあったので掲載します。
【出典】第11回「常識」とアサーションの関係を考える | JTUA本部サイト
解説は上記サイトにも記載があるので割愛しますが、付けた数字が
- 1とか2の場合は「非合理的」(上記サイトでは「理想的」「義務的」と記載)
- 4とか5の場合は「合理的」(上記サイトでは「現実的」と記載)
として見るようです。
1とか2の場合はより強く「~べき」「~ねばならない」と考えているということになりますが、これはそれがダメということではありません。
自分のライフスタイル(※前回出てきましたが生活様式のことではありません。^^;)によるものだったり、自分らしさでもあるので、まずはこれが自分と理解することが大事なようです。
わたしの場合は、こういうチェックで1とか5という両極端をつけることはあまりないのですが、だいたいが2か3、ひとつだけ⑥が4という結果でした。
#前回の〇〇族もだけど、何ともはっきりせず分かりにくい・・・。
その後は、もしかしたらリフレーミングの定番?の短所のリフレーミングのワークをしました。
やり方は簡単。
自分が短所と考えているところを書き出し、それぞれ長所に書き換えてみるだけです。
12月のリワークでも短所を書き出した回がありましたが、今回の方がサラサラと出てきて、あっという間に12個も出てきました。(;´Д`)ナゼ
- すぐイライラする
- なかなか決められない
- 慎重すぎる
- 人の誤りやミスを許せない
- 自己評価、自尊心が低い
- 口調がキツイ
- 柔軟性がない
- 完璧主義
- 白黒思考
- 被害者意識が強い
- 心配性
- ネガティブ
・・・うわぁ、つらい。(´;ω;`)
これを長所にリフレーミングしていくのですが、参考でリフレーミング辞典というのが配られていたので、そちらも参考にしながら書き換えていきました。
#リフレーミング辞典はググるといろいろ出てきますので、良かったら見てみてくださいね。
辞典に書いていないものもあり、自分でも思いつかない場合は他の参加者にも助けてもらいました。
わたしの先ほどの短所をリフレーミングしてみた結果はこちらです。
- すぐイライラする
⇒細かいところや悪いところに気づきやすい、感受性が豊か- なかなか決められない
⇒納得して決める、いろいろな可能性を考えられる- 慎重すぎる
⇒しっかり検討する、流されない- 人の誤りやミスを許せない
⇒ミスを防げる、次に活かせる、正義感が強い- 自己評価、自尊心が低い
⇒腰が低い、謙虚- 口調がキツイ
⇒正直で裏表がない- 柔軟性がない
⇒芯が強い、ブレない- 完璧主義
⇒高みを目指す、向上心がある- 白黒思考
⇒ハッキリさせたい、責任感や正義感がある- 被害者意識が強い
⇒自分のことを大事にしている- 心配性
⇒いろいろなところに気が回る、視野が広い- ネガティブ
⇒先回りして気づける、早く対処できる
いかがでしょうか。
ちょっとこれを見ただけだと無理やり感があったり、つながりや意味が分からないものもあるかもしれませんね。
ちなみに「9.白黒思考」と「10.被害者意識が強い」は自力で変換できませんでした。
他の参加者から代案をいただいたものの、イマイチしっくり来ないなと思っていると
「そもそも何故リフレーミングするかというと、その要素を否定するのではなく受容するためなので、自分はそういうところがあるんだなって受け入れられれば無理に変換しなくても大丈夫です」
とのことでした。
このワークの後、参加者の間でも話題にもあがったんですが、「短所」というのがそもそも意味づけされたものなんですよね。
長所と短所が裏表の関係になっているのって、同じ要素をポジティブ・ネガティブどちらに見るかの違いだったりします。
短所が多い・気にする人というのは、よりネガティブ寄りに見やすいということでしょう。
「短所」というとどうしても悪いものとか克服すべきものといった感じがします。
でもこうした要素が、時に自分を守ってくれたり、必要に駆られて培ってきたものだったりもします。
その人の個性や自分らしさだったりもするわけです。
ですので短所=必ずしも直さなきゃということではなく、もしこれによって生きづらさや手詰まり感を感じるのであれば、リフレーミングで見方を変えてみるといいかも、ということのようでした。
短所=悪のままでは自己嫌悪になる一方です。
そうではなく、リフレーミングで視点・視野・視座を変えて、より客観的になったり、それを踏まえてバランスが取れるよう工夫をしていけばいいとのこと。
なるほど、そういう意味なら手法として知っておいてもいいですね。
今日のリワークからの学びや気づき
もともとわたしが知っていたのは【意味のリフレーミング】の方だったので、なんとなく言葉遊びというか、無理やり感があるなと思っていました。
短所を長所に言い換えるのも、やっぱりそんな無理やり感を感じなくもありません。
どちらかと言うと、わたしにとっては【状況のリフレーミング】の方が役に立ちそうな気がしました。
まぁこれも現実逃避のような、上手いこと言ったもん勝ちのような、責任逃れのような・・・そんな危うさを感じなくもないのですが。
例で書いた「休職」のリフレーミングは、何気なく書いたものですが、書いたらちょっと心が軽くなりました。
4月に休職してからもう9ヶ月目だというのに、これだけ休んできてもなお、わたしの中には休職する罪悪感や自責感があるようです。
しかしこれを
- 「長い人生において、自分を見つめ育て直す時間が取れた」
- 「今までやることのなかった朝散歩やブログを始められた」
のように言い換えてみると、何だか休むことにも価値を感じられ、自分を許すことができるようになります。
言葉遊びの域を超えないのでは?という疑いは消えませんが、少しずつ、余裕がある時はリフレーミングも試みてみたいと思います。
(余裕がない時には無理です。言い換えたところで跳ねのけます。苦笑)
*おわり*