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100点やめて60点を目指す ご自愛ブログ

2020.4うつ休職→薬を使わない治療で2022.4正式復職。自分と仲良く&自分に優しくありたい。

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【休職57日目】夫にイライラするのは傷ついて悲しいから

こんばんは。

いつも「〜しなきゃ」に追われているemustanyです。

 

今は「義母に手紙書かなくちゃ」に追われています。

きっと先ほどメロンが届いたからでしょう。(いつも何かしら送ってくださって本当にありがたい)

 

義母とはポストカード中心に、ゆる〜いタイミングで近況などを送り合っています。

前回はわたしの休職を案じてか長めのお手紙をもらったので、わたしもしっかり今の心境や経過を伝えたいなと思っていました。

 

しかし、書きたいと思ってはいるものの、なかなか書き始められないのはどうしてなのか。

もともと手紙は好きだし、時間などいくらでもあるというのに困ったもんです。

たぶん、どうしても息子である夫のことを愚痴ってしまいそうで、というのがある気がしています。

 

 

 

昨日の夜から夫とほぼ口をきいていない

我が家では夫婦喧嘩・不仲が「冷戦」スタイルで執り行われます。

 

言いたいことを言い合ったり、罵り合ったり、取っ組み合いをしたり(?)といったことは一切せず、物理的に距離をとって時間で解決します。

これだとコミュニケーションは元に戻るけど問題は解決されないままになることが多いので、不満は澱のように溜まっていってしまいます。

 

ちなみに、主観的には冷戦に陥る(開始する)のはわたしというケースがほとんどです。

夫が殻にこもることもありますが、圧倒的にレアです。

期間的にはその日中にぎこちないながらも元に戻ることが多いですが、長い時だと3日程度続く感じでしょうか。

 

不満が溜まっていってしまう場合、いっそ溜まりに溜まって爆発!となった方が核となる問題が明るみになるだけまだマシかもしれませんが、ずっとそうならないまま年月を重ねてきているような状況です。

 

 

さて、今回のきっかけは一体何だったのか。

 

冷戦(口をきかない)が始まったのは、夕食の配膳を終えてさぁ食べ始めようという時に、わたしが「在宅勤務終わって、すぐごはん食べれるなんていいよね」と言ったのに対し、夫が「何が言いたいの」と言ったこと。

 

わたしの一言が余計で嫌味っぽかったのは認めます。

なぜならわたしはこの時点で少しイライラしていたから。

 

 

昨日は2週間おきの心療内科受診日でした。

ここ最近はコロナの影響でSkype受診だったのが緊急事態宣言解除で通院に戻すということで、仕方なく電車で30分ほどかけてクリニックへ行ってきたのです。

 

宣言解除となっても、怖い・不安な気持ちがなくなるわけではありません。

emustany.hatenablog.com

 

電車に乗って山手線のターミナル駅に出かけるとなれば、出歩く時間の長さもすれ違う人の数も近所に買い物に行くのとはわけが違います。

宣言解除直後の反動も手伝ってか、人出も思ったより多く感じました。

 

家を出てから帰るまで、マスクは水分補給以外では外さず、手洗いや消毒もしっかりして、なるべく人と距離をとるように気を張りながら外出してきたのです。

普段出歩いていない分、そこまで歩いたわけではないけど少ししんどく感じました。

 

 

そうやって、やや疲れて帰ってきたのですが、オンライン会議中だったのもあって夫は特にわたしの帰宅を気にも留めていないようでした。

「おかえり、どうだった?」くらいを期待していたのでちょっと残念な気持ちになりつつ、「まぁ会議中だから仕方ないよね」と切り替えて、買ってきたものを片付けたり、シャワーを済ませてようやくひと息です。

 

この時点で終業30分前くらい。

何やら取り込み中のご様子だったので、とりあえず邪魔しないよう夕食を準備し始めました。

 

メニューは週末ごはん担当(仮)の夫が明日ラクだろうからとカレーにすることにし、久しぶりに買ったパプリカを入れて夏野菜カレー風にしたり、夫が好きなソーセージも入れました。

夫との食事を思いながら、「おいしくな〜れ、おいしくな〜れ」とか思いながら煮込みました。

 

 

おおよそ作り終えた時点で、夫は終業時間を少し過ぎているのにまだ何か作業をしています。

実際のところはよく分かりませんが、ちょっと不毛なことでバタバタしているようでした。

 

夫のこういう姿を見ていると、「不毛なことなら断るなり割り切るなりしちゃえばいいのに」と(自分のことは完全に棚に上げて)思ったりします。

また、仮にオフィス勤務なら残業になったとしても「遅くなるからごはんいらないよ」で済んだのに、在宅勤務になったことで仕事の都合が家庭生活に入ってくることになり、家族の時間を侵食されるような気持ちにもなります。

 

 

・・・そんなこんなを経て、わたしの「在宅勤務終わって、すぐごはん食べれるなんていいよね」発言だったのです。

 

確かに嫌味を込めてはいましたが、軽い気持ちでした。

恐らくいつもだったら夫は流すような一言です。

 

しかし昨日は察するに、バタバタしながら(もしかしたら勤怠的に半ば強制終了気味に)仕事を終えて、まだ気持ちが切り替わっていないところにわたしの嫌味が降ってきて、いつも以上にカチンと来たのかもしれません。

 

思いのほか強い口調で「何が言いたいの」と返ってきてしまい、わたしは何も言えなくなりました。

言いたくても、とても一言では言えないし、たぶんうまく伝えられないし、「え、そんなこと?」と言われる気がしたのです。

 

 

結局カレーは二人とも無言で食べました。

夫はずっとお皿を見ながら黙々と食べていましたが、肘をつき足を組んで斜めに座りながらやや眉間にしわを寄せており、まるで美味しくないものを食べているかのようでした。

いつもと違う材料に気づくかなと期待したり、「おいしくな〜れ」と思いながら作ったわたしは泣きそうになりながら食べました。

 

そしてそれ以降、今に至るまで、夫とわたしはほぼ口をきかず、別の部屋で過ごしている状況なのです。

 

 

 

わたしのやっていること・気持ちをちゃんと見てほしい

恐らくわたしは、いわゆる会社員としての『仕事』に対して、自分が今やっている『休職しながらやっていること』(クリニックに行くなどの治療・療養+洗濯炊事買い出しなどの家事)が相対的に劣っていると考えているんだと思います。

 

『仕事』で疲れている夫に対して、わたしの疲れはきっと大したことないんだと感じてしまう。

だから強く出られない。

 

 

一方で、「本当にそうなのか?」とも思うのです。

 

今のわたしはほぼ専業主婦と同じだと思いますが、家のことを一手に引き受けている状態が『仕事』と比べて ”ラク” だったり、”大したことない” とは思えません。

 

だいたい、何を食べるか(食事の準備+食料の調達)、何を着るか(洗濯)、快適に過ごせる空間か(掃除+ゴミ出し)を気にすることなく、『仕事』に専念できるのは一体誰のおかげだよ、と。

 

片働き世帯で夫が専業主婦の妻に浴びせる「誰の金で飯食えると思ってんだ!」という使い古されたセリフがありますが、専業主婦の立場からすれば、「金はあんたのでも、飯食えるのはこっちが用意したからだろう!」と言ってもいいと思うのです。

そのためにかかった労力なりスキルなりを無下にするのってどうなのよって。

 

 

食事の準備、食料の調達、洗濯、掃除、ゴミ出し・・・

もしこれらを外注すれば必ず対価を払うものだし、「ありがとう」とお礼を言ったり、「お疲れ様」と労ったり、「ここがよかったよ」とフィードバックをしたりするものじゃないですか。

食事だって、高級レストランとか珍しいものを食べる時は、作った人への敬意だったり「いいものを食べている」という意識でいるからこそ、肘をついたり足を組んだりして食べないと思うのです。

 

 

なのに家庭内の人間がやると、途端に「やって当然」のものとして受け取ったり、ぞんざいに扱うようになってしまうのはあまりに悲しい。

 

 

今日は一日中、夫とは別の部屋にいましたが、どうしても相手の気配というのは伝わってくるものです。

そのたびにイライラしたり悲しくなったりして、時には涙が出てくるし、時には大声で叫びたくなったりもしました。

 

何か食べているけど、わたしがいろいろと献立なり食べるペースなど考えながら重い思いをしたりコロナ怖いと思いながら買ってきているのに、きっと何も考えず食べて、自分が補充することなど全く考えていないんだろうなぁ、とか。 

夕食にカレー用意し始めたみたいだけど、どうせ自分がお腹すいたからだろうし、自分がラクに用意できるのはわたしが昨日作ったからだけど考えてもいないんだろうなぁ、とか。 

 

 

本当のところはわかりません。

あくまでわたしの悲観的な思考が勝手にそういうストーリーを作り出しているだけであって、もしかしたら夫は何かわたしのことを考えてくれたかもしれない。

 

でももし、わたしが考えているとおりなんだとしたら、わたしの存在意義や価値なんてないのかなぁって。

わたしの気持ちや労力に意識が向かないんだとしたら、それってもう家事してくれるロボットと住んでいるのと何が違うんだろうと。

相手を思いやったり慮ったり、そうやって心を使って接するのが人間なのに。

 

 

今日はとても悲しくてしかたないです。

明日も同じような1日になると思うと今から憂うつです。

 

 

*おわり*