故ジャニー喜多川元社長の性加害問題
について、毎日何かしら目にします。
どこそこの企業がジャニーズ事務所の
タレントの起用を見送る判断をした、とか。
いやいや、タレント達に非はないから
うちは継続することとします、とか。
「撤退ドミノ」なんて言われていますね。
ちなみに今日見たのはこれ。
この問題については
あまり書きたくないなと思っていました。
でも、やっぱり書いておく気になったのは
こうした報道、あるいは各社の反応に
何とも言えない気持ち悪さを感じるから。
先に言っておくと、
わたしはこうしたニュース1つ1つについて
全容を知っているわけではありません。
具体的に各社がどういった文面・内容で
発表しているかまで把握していない。
なので、これから書こうとしていることは
的外れなことかもしれません。
わたしがこの問題が報じられるたび
違和感を抱いたり気持ち悪いなと思うのは、
誰(どの企業)も
『では一体どうなればOKと判断するのか』
を語っていないような気がするから。
「弊社では人権尊重の観点から~」とか
「弊社は人権侵害を容認しない」とか
そんな感じのをよく見かけるけど、
具体的にはどういうことって考えてるの?
って思う。
「人権」について、どうあるべきと考え、
どう取り組んでいる(いきたい)のか。
これは企業それぞれ違っていい、
というか違って当然だし、
自分の言葉で語らないと意味がない。
そうして自分たちなりの「あるべき姿」が
定義できていればこそ、他者に対しても
その基準を満たしていないと言うことや、
是正を求められることができるのでは?
撤退ドミノで意見表明した企業たちは
軒並み「今はとりあえず見送る/継続する」
と言っているようにしか聞こえなくて、
『じゃあ今後どうする?どうなればOK?』
っていうのが全然わからない。
ついでにもう1つ気になることがあって。
今回撤退ドミノで意見表明したような企業は
何もジャニーズに限らず、全取引先に対して
当然同じように人権尊重の姿勢を求める
(求めていく/求めてきた)んですよね?
だって「弊社は~」って会社の姿勢として
言ってるんですもんね。
もし社長がハラスメントしているとか、
社内で何らかの差別を容認しているとか、
そういうことがある企業とも縁を切る
ってことでよござんすよね?!
なーんて言うのは憚られるのだけど、
でも答えはNOってことも多いんじゃない?
と思ってる。
もちろん性加害はあってはならない。
そのためには強い態度も必要だと思う。
だけど、今聞こえてくるのって
どうも右ならえ的な、いい子を演じて
ほとぼりが冷めるのを待っているような、
そんな雰囲気が気持ち悪くて。
まだうまく言語化できていないけど、
冒頭に出した記事にあった
他の多くの企業が
ジャニーズ性加害問題に心を痛め
という表現も気持ち悪い。
嵐やSnow Manなど
ファンとして複雑な気持ちも抱えつつ、
それとはまた別の次元で
一体この問題がこれからどこに向かうのか、
よく見ておいた方がいいのかもしれないと
思っています。
ではまた。
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