今朝は本当に涼しい空気で、はっきりと季節の移ろいを感じました。
ただ週末にかけてまた暑くなるみたいですね。
気温のせいでしょうか、最近目が覚めるのが早いです。
陽が昇るのが遅くなるにつれ、起きるのも遅くなるはずなんだけどな~。
穴に落っこちかけている
ここ数日、ネガティブ思考の穴に片足を突っ込んでは、「おっと危ない」と踏ん張っています。
どんなネガティブ思考かというと・・・
例①
「あーあ、今日なーんもしなかったな」
↓
「仕事こんなに休んで、わたし何やってんだろう」
↓
「さらに休むか迷ってるとか、どんだけサボる気だよ」
例②
「夫は毎日残業とか出社とか大変だなー」
↓
「資料作ったり、契約処理やったり、方々に電話して調整したり、すごいなー」
↓
「それに比べてわたしは・・・復帰してもあんな仕事できる気しないや」
例③
「朝散歩して、洗濯も炊事も買い出しもやって、えらいぞわたし」
↓
「でもなー、世の中にはもっと大変・もっとえらい人たくさんいるしなー」
↓
「わたしのやってることなんて、せいぜい夫の役に立つくらいなもんだし」
こんな感じ。
特に例①のパターンが多いですかね。
・・・これ、休職し始めの頃とあまり変わってないんですよ。。
昨日と今日は、午後は8月に再放送していた『家族ゲーム』をずっと観ていました。
#夫は昨日は朝から出社で、今日も午後から出社だったので、両日とも午後は不在でした。
先日(休職164日目)の記事にも少し書いたんですが、『家族ゲーム』は一時期とは言え、嵐にハマるきっかけにもなったドラマ。
全11話を2日間で一気見し、
いやー、やっぱりこのドラマは何か心が動かされるんだよなぁ
櫻井翔の演技、すごいよなぁ
『Endless Game』(主題歌)聴くと鳥肌立っちゃうのは何なんだろう
などと、観終わった時は充実感でいっぱいでした。
が、その後に虚無感やら無価値観やらがじわじわと襲ってきます。
決定的になるのは夫が帰ってきて、「素敵な午後だったかい?」などと聞いてきたとき。
うわぁぁあぁあ、ごめんなさいぃぃぃぃ。
なんもしてないんですぅ。。。
みたいになりがち。
それを伝えると夫は「いいのいいの、今は休むことがお仕事なのよ」とか言ってくれるのですが、素直に受け取れず。
「いやもうだいぶ休んだのよ」と思ってしまう。
なんでしょう、朝早く目が覚めるのもそうだけど、復帰(あるいは直近、金曜日にある三者面談)のことがあってナーバスになってるのかな。
幸い、「あ、わたし、今なんかネガティブに走ろうとしてない?!」と気づいてブレーキをかけているので、本格的に穴に落っこちる事態にはなっていません。
たぶん根っこには「休む=悪」という価値観があるんだろうなと思います。
復帰に関するちょっとした気づき
そんな中、今日たまたまブログめぐりをしていて見かけた記事で、少し気づきを得ました。
見かけた記事というのはこちら。
上記は、ある記事を書きましたという内容で、実際に書かれた記事はこちらのようです。
これ、記事のテーマは「育休からの復職」ではあるけれど、
育休取得後に待っているのは職場への「復職」。期間は出産時期にもよるため人それぞれですが、ある程度長期にわたり業務から離れたこと、子供優先の生活で社会との分断を感じやすいことなどから、復職に対して不安やナーバスな気持ちを抱える方も少なくありません。そういった気持ちが「焦り」や「過剰な責任感」に繋がり、頑張り過ぎてしまうことも。
育休から復帰する人は、長く休んでいたことの申し訳なさや焦り、責任感などから「頑張り過ぎる」ことがあるように思います。私もそうでした。
これって、病気からの復職でも同じことが言えるよなぁと思ったんです。
もちろん、産休・育休と全く同じではなくて、
- 病気の場合、復帰時期が明確に定めづらい
- 一般的におめでたいこととされる出産に対し、病気の場合はネガティブかつ個々人で病状も異なる
- 産休・育休は子どもや夫など本人以外の事情に左右されるのに対し、病気の場合は基本的には本人に閉じた話
こうしたことから、産休・育休の場合は「子どもが絡むし仕方ないよね」と周りも(嫌々かもしれないけど)理解・納得しやすいけど、病気(特にメンタル疾患)の場合はそういった理解を得づらそう。
だから本人も余計に頑張っちゃうようなイメージがあります。
・・・あくまでわたしの勝手な想像・イメージですけどね。
ただ、やっぱり参考になる部分はあって、
復帰後、どれくらいのスケジュールでどれくらいの仕事量をこなせるか、上司や同僚と相談される方は多いかと思います。しかし、どれだけ仕事ができるのかは、子どもに左右されがちです。
責任感が強く、仕事を頑張りたいという気持ちが大きい人ほど、弱みを隠して頑張ろうとしがちなため、こういった素直な気持ちを伝えることにためらいがあるかもしれません。しかし私は「こんな懸念要素がある」「私はこれを不安に思っている」と意識的に自分の弱みや不安を見せることで、復帰後の仕事がやりやすくなるのではと考えました。また、子育て経験のない方や、たまたまご自分のお子さんが丈夫だった子育て経験者からすると「子ども次第で仕事が左右される」という感覚がピンと来ない方もいます。そういう方に向けて「分からない」ことが多いということをしっかり伝えておくのも大事だと思います。
こういう部分は、子どもではなく、まだ立て直し切れていない自分の思考グセや価値観などに左右されるんだろうと思うと、同じように復帰の時点できちんと「分からないんです」と伝えておくことは大事そうです。
ちょっとうまくまとまらないのですが、今わたしが感じている復帰に向けた不安やナーバスな気持ちは決して特異なことではなく、育休明けの人たちも似たような道を通るんだ、とちょっとだけ救われたような、視野が広がった気がしたのです。
これまでは同じメンタル疾患からの復帰に閉じていろいろ考えていたので。
まぁその一方で、「育休の人たちはまだ身体大変でも復帰していくのに、わたしは・・・」みたいな、また新たなネガティブの穴に入りかけたりもするのですが。。
なんだかモヤモヤ・ザワザワしっぱなしの今日この頃です。
*おわり*