今週のお題「傘」
こんばんは。
昨日もらってきた診断書を無事ポストに投函し、ほっとひと息ついたemustanyです。
先立って診断書の画像を課長に送りましたが、そのやりとりの中で部署のトップが変わることを知り、「あぁもうそんな時期か」と。
わたしが休職して毎日ウダウダと(そんなことないよ!と言いたい)過ごしている間にも、確実に時間は流れていっているんですよねぇ・・・。
嗚呼、光陰矢の如し。
いつからかビニール傘を持たなくなった
お昼に適当にTVをつけたら、ビニール傘の進化についてやっていました。
ビニ傘は日本発祥ということで驚きましたが、よく考えたら他の国ってそもそもそんなに傘ささないですもんね。
高校生の頃アメリカに1年留学していたのですが、霧雨や軽い小雨ならフードをかぶって平然と歩いている人たちを見て、カルチャーショックを受けたのを覚えています。
#そういえばあの時は日本から傘を持っていったんだろうか?行きも帰りも荷物は送ったはずだけど、ほぼ記憶に残っていない。というか、お金はどうしてたのかとか、いろんなことを覚えていない。。
日本でビニ傘の消費量が多いというのは何となく知っていたのですが、改めて調べたら傘の年間消費量は1.3 億本、そのうち 8000 万本がビニール傘ということのようです。
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総本数が1.3億本ではなく、消費量が1.3億本ということは、国民一人一人が毎年1本買い換えるようなものですよね。
うーん、多いような少ないような?他の国との比較がないので分からないけど、やっぱり多いんですかね。
日本人が傘をよく使うというのもあるだろうけど、きっとそれに加えて台風とかゲリラ豪雨とかで壊れる回数も多いんじゃないのかなぁ。
わたし自身に関しては、過去さほど思い入れのある傘を思い出せないのですが、それでもひとり暮らしをしていた頃は長傘3本くらい、折り畳み傘1本、日傘1本くらいは持っていた気がします。
確かにその中にはビニール傘も必ず1本は入っていました。
翻って今はどうかというと、長傘1本、折り畳み傘1本のみです。
長傘はビニール傘ではなく布地のもので現在3年目くらい、折り畳み傘は晴雨兼用(に勝手にしている)のもので、こちらは昨年買ったものです。
夫も同じで、長傘と折り畳み傘を1本ずつ。
でも結婚した頃は二人とも1本ずつはビニール傘を持っていたし、たまに夫が雨に降られて買ってくることもあったはず。
・・・いつの間にビニール傘が消えたんだろう?
我が家からビニ傘がいつ消えたかはともかく、少なくとも今の長傘1本、折り畳み傘1本のスタイルになってからは、折り畳み傘を常に持ち歩くようになったのが大きいと思います。
平日は通勤バッグに折り畳み傘を常に入れてある状態だし、休日も少しでも雨が降る可能性がありそうなら持っていくようにしています。
もちろんコロナ以降は通勤や遠出もしないし、近場に買い物や散歩に行く程度の生活ではさすがに常に持ち歩くことはないですけど。
思うに、こうやって常に持ち歩くようになったのは超軽量タイプの折り畳み傘が増えてきたからかなと。
最初にこの超軽量タイプに手を出したのは夫でした。(mont-bellだったかな)
軽いは正義とばかりに、軽いものへと買い替えてきました。
超軽量タイプの折り畳み傘はどうしても強度に不安がありますが、まぁ台風の日に一日中出歩くとかでもなければ必要十分とも言えます。
女性は男性に比べて荷物が多くなりがちなので、持ち歩くなら少しでも軽い方が嬉しい。
これで気楽に折り畳み傘を持ち歩けて、急な雨に出くわしてしまっても安心!
朝から雨だったり、長時間外を歩く予定があったり、強い雨が予想される日は長傘を持っていけばいいし。
これがわたしの出した答えでした。
ビニール傘は楽観主義の象徴?
しかし、世の中には折り畳み傘を持ち歩くことはせず、雨に降られてしまったらコンビニでビニール傘をポンっと買っちゃう人がいます。
もちろんこうした行動(すぐ買ってすぐ捨てる)こそ環境問題や大量消費社会の歪みを起こす一因ですし、社会全体として見直していく方がいいんだろうなと思います。
ただ、一個人としてちょっとうらやましいなと思うのは、こういう行動を取れる人って、きっと楽観的な人なんじゃないかと。
その場その場でニーズに合うものをポンっと買える行動。
これって自分のニーズに素直に応えていて我慢をしないし、降ったら買えばいいやということで気楽だし、何とかなる・できると自分を信じられているとも言える。
正直うらやましい。
きっとこういう人って、テストで一夜漬けするタイプだったりするんじゃないのかなぁ。それとか旅行もあまり細かい計画立てずに行くタイプの人。
わたしは1週間前とかから毎日テスト勉強するタイプ。
旅行は行きたい場所をいろいろ調べて、そこへの行き方とかまわる順序をだいたい決めてから行く。
少し遠くに出かけるとなれば、電車の時間を調べて、天気を調べて、準備時間も加味して行動開始の時間を逆算して、前日夜に服とか荷物もだいたい決めておく。
昔はもう少し柔軟だった気もするけど、今は行き当たりばったりは不安になるし、何か逃したんじゃないか・もっとこうできたんじゃないかと後悔ばかりしてしまう。
自分を信用できていないのかもしれない。
最近キャンプに憧れてるけど、いきなり「とりあえずやってみよう」という感じはなくて、誰か先生というか慣れた人と一緒にできたらいいなと思う。
キャンプって不便を楽しむものとか言うけど、備えすぎちゃって向いてないかもしれないな。
まぁどちらが良い・悪いということはないのでしょう。(そう信じたい)
でも、常に完璧を目指したり失敗しないように石橋を叩くような人生を苦しくも感じるので、たまには半ば強制的に行き当たりばったりを練習した方がいいのかもなぁ、なんて。
たまにはビニ傘も買ってみようかな。
*おわり*