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100点やめて60点を目指す ご自愛ブログ

2020.4うつ休職→薬を使わない治療で2022.4正式復職。自分と仲良く&自分に優しくありたい。

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わたしだけが知っている特別な場所|山村留学していた北海道へひとり旅行してきました

 

2週間ぶりの更新です。

今までで一番長くお休みしたかもしれません。

あ、でも最初の頃、1ヶ月くらい休んだことあった気がする。

 

 

せっかくのシルバーウィーク。

2つの台風襲来で、なんだか落ち着かない連休でしたね。

 

今年こそ!と旅行の予定があった人も多かっただろうと思います。

 

安全のため、泣く泣くキャンセルしたのかな。

決行したものの、結局ホテルで過ごしたのかな。

台風でテンション上がって2倍楽しんだのかな。

 

いろいろなタイプの人がいますよね。

まーわたしはわりと簡単に諦めちゃうタイプですが。

ハプニングを楽しめないタイプなので、疲れてしまう。

 

 

 

しかし、まさかシルバーウィークがここまで天気に恵まれなかったのを見て、

「わたしはとてもラッキーだったな」

とつくづく思いました。

 

 

前回の記事の最後に少しだけ触れていましたが、北海道に行っていました。

 

 

行っていたのは9/11~14の4日間。

3泊とも、かつてのホストファミリー宅に泊めてもらいました。

 

 

4日間のうち、二日目は雨が降ったりやんだりの曇天だったものの、それ以外は(わたしにしては結構珍しく!)晴れ続き。

持って行った傘も出番なしでした。

 

 

気温も、昼間なんて本当に北海道?!ってくらい暑く、長袖を後悔したほど。

と思うと、夜は一気に冷えたりして。

 

改めて、この季節の旅行は服選びが難しいなと実感しました。

直前に買ったパーカーは大正解でした。

 

 

ふるさとへの帰郷は、いつも帯広空港から。
外に出た瞬間、長袖で着たことを少し後悔・・・。
(でも夜には「やっぱり長袖で良かった」と心変わり)

 

かつて山村留学していたこの地。

最後に来たのは2018年11月なので、もう4年くらい前のこと。

書いてびっくり。

 

最近は旧友の結婚式とか、山村留学の記念式典に参加するために訪れることが多かったのですが、今回は完全にノープランでの訪問でした。

 

 

 

実は、行く前はいろいろと不安や気がかりもありました。

 

運転ができないわたしは、どこに行くにも必ず誰かに送り迎えしてもらわないといけません。

それに、コンビニや飲食店もないので、ひとりでご飯を食べることもできない。

 

どうしたって誰かしらのお世話にならなければならず、

「相手に迷惑をかけるんじゃないか」
「申し訳ない」

と思ってしまう自分がいたんです。

 

 

家はたくさんの緑に囲まれています。
白樺や熊笹が風で揺れる音や、鳥たちのさえずり以外、
車の音も人の話し声も聞こえません。
ずっとここにいたい。

 

 

でも、結果的にはノープランだったことが功を奏したように思います。

 

思う存分のびのびと過ごし、ホストファミリーが一緒に時間を過ごしてくれたことに感謝でき、行く前に想像していたよりはるかに良い時間を過ごせました。

控えめに言って、最高の4日間だったなと。

 

 

 

毎朝、誰もいない畑の中の道を散歩したり、

緑あふれるガーデンを見ながらランチをしたり、

英語と日本語が入り混じった会話を楽しんだり、

最近お気に入りだというパンがすごくおいしかったり、

今までにないくらいたくさんの動物に遭遇したり、

大きくてオレンジ色の月の出に圧倒されたり、

さえずる鳥たちの声に耳を済ませたり、

 

 

夫から360度カメラを借りていきました。
こういう青空と平野に囲まれた、
四方八方どこを見ても「建物がない」環境こそ、
わたしが大好き&落ち着く景色です。

 

 

・・・なんでしょうね。

 

 

体の力がどんどん抜けて、

五感をたくさん刺激したり総動員して。

 

心が揺さぶられっぱなしというか。

 

 

とても満ち足りた気持ちになり、

「なんて豊かなんだろう」と思っては

思わず泣き出しそうになってしまうくらい。

 

 

ガーデンの花々にはたくさんの働き者がいました。

 

 

「わたしはこんなにも恵まれた場所で過ごしていたんだ」

と思い、

 

「どうして当時もっと貪欲に満喫しなかったんだろう」

と思い、

 

「本当にわたし、ここにいたのかしら?」

とさえ思い、

 

 

でも、あるときホストマザーが知りあいに、

「She's my friend.」

とわたしのことを紹介しているのを聞いて、

 

「やっぱりわたしは確かにここにいたんだな」

と思えたのでした。

 

 

見えるでしょうか・・・?
真ん中にいるのは北海道にしかいない「ナキウサギ」です。
名前は昔から知っていたけど、本物を見たのは初めて!

 

 

山村留学の経験そのものもとても大切なものだけど。

そこから続いている関係性、なによりあの環境が、どれだけ自分にとって意味が大きく、代えがたく尊いものか・・・

 

今回のステイでよくよくわかりました。

 

 

そして、そうした存在を自分の中に確かに持っているという、そのこと自体がとても素晴らしくて誇らしいことだなとも思ったのでした。

 

 

ガーデンで食べたランチ。
パンにトマトやピクルス、チーズをのせるだけ。
シンプルだけど、なんて豊かな時間だろうと思いました。

 

 

最終日、空港に行く間際まで素晴らしい時間を過ごし、ひとり東京に帰ってきたときの寂しさといったらありませんでした。

喪失感と言ってもいいくらい。

 

「ここじゃない」って思いました。

「わたしが求めるもの、好きなものはこれじゃない」って。

 

 

引っ越したことで音や人も減って、だいぶ穏やかに暮らせていると思っていたけど。

戻ってきたら、そのギャップにストレスを感じました。

 

どうやらわたしは、思っているよりも視覚・聴覚・嗅覚の刺激に敏感なのかもしれません。

 

 

そうやっていろいろと気づけたことは、ラッキーなのかもしれません。

 

 

最終日に寄った「Toi」というパン屋さん。
ステイ中、毎日のように食べてたのはここのパン。
本当においしかったのでお土産に購入しま「した。
ふるさと納税やってるようなので絶対頼む!

 

 

帰ったよと連絡したら、ホストマザーはこう返してくれました。

We were happy to see you.
I quite enjoyed yesterday and today.
Do come again.
Consider is your second home.

 

嬉しくて、あたたかくて・・・。

また泣きそうになったのは言うまでもありませんね。

 

 

北海道ガーデン街道の1つ、「真鍋庭園」にて。
かつてのホストシスターが作ってきてくれた
発酵玄米のおにぎり、おいしかったなぁ。
帰りたくない・・・。



行く前に想定していたよりも、はるかに満たされて帰ってきたわたし。

翌日から早速日常生活に戻るのは、なかなかしんどいものがありました。(苦笑)

 

仕事はちょうどそのあたりから四半期ごとのピーク時期。

どうしても波立つ気持ちも出てきます。

 

 

 

でも。

 

わたしにはとっておきの「second home」があるの。

みんなが知らない、最高の場所。

いつだって大切な人たちとつながっているんだ。

 

今はそんな感覚が確かにあって、そのことを思うと心があたたかくなり、波立った気分も自然と落ち着いてきます。

素敵なお守りを手に入れた気分です。

きっと元からわたしの中にあったものなんだろうけど、改めて気づいたというか。

 

 

だから、もう大丈夫。

そんな気がしています。

 

 

この景色があれば、わたしはもう大丈夫。

 

 

ではまた。

 

 

 

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