こんにちは、emustanyです!
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
タバコのにおいが嫌いです。
カフェにいたら、隣に喫煙室戻りの人が来て耐えられず、席を移りました。
柔軟剤も、シャンプーも、香水も、タバコも。
どうすれば一方的で暴力的で無自覚な香害から逃れられるんでしょうか。
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□□□ もくじ □□□
冷たい雨の中、診察へ
今日は2週に一度の診察日。
東京は「今季一番の寒さ」との予報どおり、冷たい雨が降りました。
風が強くなかったのは幸いですね。
ダウンは着ましたが、ストールはなくてもOKでした。
本来、こういう天候が微妙な日こそオンラインにしたいところ。
ですが今日はクリニックに出向く必要がありました。
会社提出の調書の内容を、わたしにも確認してほしいとのことで。
調書というのは、1月の「復職審査会」に必要なもの。
主治医・産業医・職場がそれぞれが作成し、審査用資料とするようです。
●先日、休職後はじめて出社して産業医・新上司と面談したのも、調書作成のため。
火曜日の正午の予約。
珍しく(というか初めて)待合室に誰もいませんでした。
雨の雰囲気も相まって、クリニックには落ち着いた空気が流れていました。
いつの間にかすっかり慣れてホームのように感じている自分に気づいて、フッと笑ってしまいました。
診察前に調書を確認し、個人情報提供に対する同意承諾書にサイン。
同じ文面を調書にも記載するよう言われました。
こういう確認をしっかりするあたり、このクリニックは信頼できるなぁと思います。
まぁ当たり前っちゃ当たり前の対応なんですが。
休職前、こちらに先行して行ったクリニックは、個人情報の扱いや患者に対する態度が雑に思えました。
診察室の前で待っている間、中の会話がよく聞こえたり。
診察中に何度も内線がかかってきたり。
もしあそこに通っていたら、こんな同意承諾書を求められただろうか?
ふとそんなことを思ったのでした。
●”休職前に行ったクリニック” はこちらに出てきます。
●待合室の話はこちらで少し書いたことがあります。
先生との穏やかで気楽な会話
いつもどおり、先生の「どうですか?」から診察が始まりました。
まず体調面、つづいて気分・感情について話していくのが、定番化した流れ。
体調に関しては、
- 首・肩・背中にかけての痛みがひどい
- 睡眠時間についての気づき
気分・感情については、
- 1年半以上ぶりに家族集合、親が離婚した
- 産業医・新上司との面談で会社に出社した
主にこんなことについて話してきました。
今日は、穏やかで気楽な雰囲気で診察が進みました。
言葉が多かったり、熱量が高かったり、ワハハと笑い合うとかじゃないけれど、なんだか心地よかったです。
外はシトシト雨で、混み合ってもおらず、先生も落ち着いた気分だったのかな。
体調について(首・肩・背中の痛み)
これは心療内科というより、整形外科の範疇。
なので、詳しくは話していません。
ただ、最近どうにも痛みがひどくて。
特に朝は身体がガチガチで、起きるのがつらく感じるくらい。
外科的・内科的問わず、身体の痛みや違和感って本当に精神削られます。
そろそろ限界、また整形外科行かなきゃかもしれません。。
体調について(睡眠時間)
ここ最近は8時間とか8.5時間とか寝ています。
0時過ぎに寝て、8時過ぎ、下手すると夫と同じ9時頃に起きる日も。
ぐっすり朝までということはあまりなく、途中で2回くらい目が覚めます。
寝て90分後くらいと、6時過ぎというのが多いでしょうか。
8時間寝るようになってみて。
「自分ってそんな寝る人間だったの?」と驚いたのが半分。
「休職以前は相当無理してたんじゃ・・・」と気づいたのが半分。
休職以前は6~7時間睡眠でした。
23時過ぎに寝て、5~6時に起きるのが常でした。
フレックス勤務の最速開始時間は7時です。
在宅勤務時&仕事が忙しい時期は、7時勤務開始がデフォルト。
余裕がある時期でも、起床・出発時間は変えずに、8時過ぎまで会社近くのカフェで過ごしていました。
大阪出張の日なんて、本当は13時に間に合うよう直出すればいい話。
でも、なぜかいつも6時台の新幹線に乗っていました。
#新大阪駅のスタバによくお世話になりました。
もし自分に適した睡眠時間が今の長さなんだとすると、当時の生活って相当身体には負担だったのでは!?
同じことにならないように、復帰までに生活時間を見直さなきゃ。
そんなことに気づきました。
たかが1時間、されど1時間。
睡眠時間の30分や1時間の差って大きいって聞きますしね。
それと、起きる時間が遅いと、朝散歩も行き逃しがち。
寒いのもあるけど。
早く起きるなら、その分早く寝ないと。
ついつい後ろ倒しになっちゃうので、今夜からまた気をつけていこうと思います。
気分・感情について(家族の集まり、親の離婚)
離婚届の証人欄に署名捺印するため、実家に行ったこと。
そして両親の離婚が成立したことを話しました。
●このへんの話です。
両親とほぼ同じ年齢の先生。
離婚成立したと伝えると「ご両親もよくその年で決断しましたねぇ」と。
デスヨネー。
離婚は今も悲しい。
でも久しぶりに実家に行って会ってみたら、納得せざるを得なかった。
両親の間に流れる空気の不穏さを、肌でひしひしと感じたから。
老親2人が別々になると、子としては現実的な不安や心配がある。
もっと前の段階でどうにかできなかったのか、十分努力したのか、とも思った。
だけど、今の空気感からすると仕方ないかなって思ってしまった。
本当に心から納得したり、乗り越えるというのは、きっとまだ先だと思うけど。
そんな話をしました。
そして。
きっとわたしは幼い頃からずっと両親に仲良くしてほしかったこと。
でも一向に叶わないばかりか、自分が役に立てないことにも、二重に傷ついてきたのだろうこと。
わたしが家族や夫に対する想いがやたら強いのは、きっとこのことに由来しているのだろうと気づいたこと。
それも話しました。
そこから何か話題が広がるとかいうことはなく、ただ報告して聞いてもらうだけ、という感じでした。
でもきっとそれで十分なんだろうなと。
たぶん、人にそうやって話していくうち、だんだんと自分の気持ちに折り合いがついていくのでしょう。
話す回数が多いほど、早く気持ちがラクになるのかもしれません。
微妙な話題なので誰にでも話すわけにはいきませんが、幸い今はカウンセリングという手があります。
ブログもその一端を担ってくれていますね。
焦って過剰適応したり、フタしたりせず。
自分の気持ちとよく向き合っていければと思います。
気分・感情について(面談のため出社)
出社したの、ちょうど1週間前ですね。。
会社(復帰・復職)に関しては、再三にわたって釘をさされました。
治ったから復帰するわけじゃないからね。
いつかはもう本格的に大丈夫ってなるけど、今は6割か7割だから。
そのつもりでゆっくりやってくださいね。
復帰したら、とにかく無理はしない。
で、2回目の復職委員会で正式復帰する際も、肩に力を入れない状態でOKが出るようにしないとね。
出社した日。
面談を終えてビルを出ると、何だか疲れている自分に気づきました。
やっぱり無意識のうちに、平然を装ったり、よく見られようとしていたんだなと。
こういう「外向きの顔」。
「戦闘モード」と言ってもいいですけど。
スイッチが切り替わるのは無意識です。
会社や仕事にまつわる場所・時間・人・話題に触れれば、本人も気づかぬうちに【オン】になってしまいます。
今が【オン】なのか【オフ】なのか、自覚的になることでしょうね。
「アンカリング」と呼ばれる、明確な心理的スイッチを決めるのも良さそうです。
ただ、勝手に【オン】になるのを止めるのは至難の業。
なので取り急ぎは、意識して【オフ】にしたり、今の状態はどちらか確認する習慣をつけたり、ということかな。
さらに先生は、初診時にわたしが持参したメモを見つつ、
これもね、完全に病気も仕事モードだもんね。
仕事の資料やレポートとかと同じ姿勢で書いていたと思うんですよ。
いかにあなたが頭の中でいろいろ考えて、相手に分かりやすく整理してね。
「きっちり・理路整然と・論理的に・網羅的に」ってやってたか。
こういうのやるとまた具合悪くなっちゃうから。
「こういう風にしないと認められないんじゃないか」
「説得力がないんじゃないか」とか、そういうことは考えないように。
そして最後はこう言ってくださいました。
まぁ・・・よくがんばりましたね。
あとは復帰して1年半くらいやると、回復した先輩たちの境地に達すると思うから。
これまでの休職生活で得てきた学びや気づきを、常に思い出して。
ここに通わなくなっても続けてくださいね。
「よくがんばりましたね」
なんて言われるとは思っておらず、思わずジーンとしました。
相変わらず、自分が変化したのかいまいち自覚できず。
でもきっと内面では少しずつ変化しているものと思っておきます。
会社が提出を求めた調書の中身とは?
せっかくなので、今回わたしの会社が主治医に提出を求めた調書について、軽く触れておこうと思います。
記載項目としては以下のようなものがありました。
- (氏名、生年月日、性別、現住所)
- 初診年月日
- 既往歴
- 家族歴
- 病名
- 発病年月日
- 発病・初診時の症状、現在までの経過・治療内容
- 現在の処方
- 現症(または病状消失後の期間)
- 予後および意見(予後の良否、職場復帰可能時期、作業条件、勤務時間および生活指導上必要事項等)
- 総合所見<未知/軽快/略治/全治>
こうした調書は大企業ではよくあるようで、先生も書き慣れているようでした。
なお、文書代は9,000円弱しました。
診断書は5,000円ほどですので、特別対応だと高いんですね。
※わたしの会社の場合は、こちらの調書に限っては会社が負担してくれるようです。(診断書は社員持ち)
いくつかの項目について、記載されていた内容も一部紹介します。
- 病名
- 発病・初診時の症状、現在までの経過・治療内容
2019年10月頃から心身不調となった。
<身体面>
気象困難、熟眠感欠如、浅眠、頭痛、胃部不快、胸内苦悶、肩こり、微熱他<精神面>
意欲低下、億劫感、理解力集中力低下、作業の停滞、苛立ち、焦燥感以上が出現した。
この頃から欠勤が散見され、ストレスチェック後の高ストレス者面談の対象となった。
~(中略)~
集団精神療法とカウンセリングを継続的に行い、相当の内省の深化を達成した。
- 現症(または病状消失後の期間)
生活全般(公私ともに)について、不安・抑うつ感をもたらす要因について、冷静にとらえることが可能となった。
本年10月中旬頃には身体的には良好、また心理的にも安定し、徐々に復職意欲の高まりが見られた。
復職可能な段階になっている。
- 予後および意見(予後の良否、職場復帰可能時期、作業条件、勤務時間および生活指導上必要事項等)
予後の良否については不明なるも、経過は軽快傾向にあり、復帰後も通院継続により、再発リスク低減を目指す方針である。
復帰可能時期は2021年11月27日発行の診断書に記載通り、2021年12月1日。
作業条件、時間等は過重な負荷のない範囲で、御社の規定前例によりご検討いただきたい。
- 総合所見<未知/軽快/略治/全治>
軽快
変な話・・・
改めてこうやってしっかり書かれたものを見ると、「わたしって病気だったんだな」って思えてきてしまうから不思議。
”うつ病という病気は果たしてあるのか?”
そんな疑問は尽きず、また本人の自覚も未だはっきりしませんけどね。
●何を言ってるの?と思った方は、こちらをどうぞ。
ではまた。
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