こんにちは、emustanyです!
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
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8月末に、7回目の結婚記念日を迎えました。
7周年は「銅婚式」らしいですが、銅って言われても、ねぇ?
今年は去年以上に外出・遠出が憚られ、ケーキとワインだけのお祝いとなりました。
●【去年の結婚記念日】についてはこちら
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●●もくじ●●
昨日は診察でした
昨日は診察(オンライン)でした。
前回は8/25(水)でしたので、2週間ぶりです。
今でこそだいぶ落ち着きましたが、ここに至るまで、とても苦しくて絶望的な日々を過ごしていました。
前回診察の翌日に夫に手紙を渡し、その後2~3日は本当にどん底でした。
苦しすぎて、急遽、診察を追加予約しようかと思ったくらいです。
わたしの担当カウンセラーは、金・土曜のみしかカウンセリングを行っていません。
とてもじゃないけど、それまで待てない!と思ったんです。
診察はカウンセリングとは違うけど、先生と話せば少しは落ち着くかも。
そんな救いを求める気持ちでした。
結局予約するか迷っているうちに、苦しさは増して、限界寸前。
結果、夫との対話を開始できてどうにかなりましたが、あそこで対話していなかったら、きっと予約していたでしょう。。
診察では、カウンセリング同様、「こんなことがあった」と淡々と話していきました。
(本来は、そういう ”吐き出す” 場ではないのだろうとも思いつつ・・・。)
話をしながら、
「これの良かったことは・・・」
「今回のことで学んだのは・・・」
という感じで、客観的な視点で比較的ポジティブに起きた出来事を捉えようとできていたのは、良かったかなと思います。
わたしの中には、本当に様々な恐れ・避けたいことがあるんだなと、リワークやカウンセリングのたびに思います。
今回特に大きかったのはこの2つ。
- 夫を失くすことへの恐れ
→夫が死んでしまうかも。
→夫が苦しんだり別人のようになってしまうかも。
→夫と今までのように過ごせなくなってしまうかも。
→夫に嫌われる・見離されるかも。
- 不確実性への恐れ
→正解が何かわからない。
→何・誰が正しいかわからない。
→何が起きるかわからない。
こうした恐れが、通常時と比べてかなり肥大化し、身体面に影響(息切れや胸の苦しさ)が出るほど、収拾がつかなくなってしまいました。
前者については、もともと自覚していました。
しかし、後者については、自分がこんなにも不確実性に弱い・やられてしまうなんて、思ってもみませんでした。
良い悪いではないものの、少なくともこれは、仕事上では弱点になるでしょう。
「自分は不確実性にとても弱い」。
これを知ることができた。
それだけでも、この出来事には意味があったかなと、ようやく思えるようになってきました。
(接種そのものに関する不安はなくなりそうにありませんが・・・)
先生からのコメント
先生との対話で、心に残ったことをピックアップしておきます。
情報との付き合い方について
どこからどのような情報を得るにしても、強く意識しておきたいこと。
それは、【情報には意識的/無意識的なバイアスがかかっている】ということ。
このバイアスは、発信する側・受けとる側、双方にかかっています。
世の中に数多ある情報のどこに注目し、どのような視点や解釈で切り取るか。
それによって、そのメッセージというのは変わってきます。
コロナで言えば、重症者数に着目するか、回復者数に着目するかで、受ける印象はだいぶ変わるでしょう。
#現状、後者を積極的に伝える情報は極端に少ないのではと感じます。
また、医者にインタビューするにしても、その医者が多く見ているのが軽症者なのか重症者なのか。
後者の場合は、重症者が日常なので、必然的に話の内容もそちらに偏りがちです。
受け手に大きく影響するのは「確証バイアス」でしょう。
※確証バイアス=自分に都合のいい情報ばかりを無意識に集めてしまうこと。
加えて、ネット・SNS上の情報の場合は、「フィルターバブル」や「エコーチェンバー」も影響してきます。
※フィルターバブル=検索やクリックを分析・学習するアルゴリズムによって、”見たい””好む”情報ばかり優先表示され、その他の情報から遮断されること。
※エコーチェンバー=自分と似た興味関心を持つユーザーをフォローする結果、自分と似た意見ばかりが返ってくる(反響する)こと。
情報を受け取る側としては、こうした点も踏まえながら、慎重に受け取っていく必要があるのですよね。
でもこれがなかなか、言うは易しで行うは難しなクセモノ。
渦中にいると、感情的に反応してしまい、冷静に見極めることができなくなります。
増して、恐ろしいまでの情報過多社会なので、自身の得意分野・専門領域でもなければ、その正誤を判断するなど到底無理です。
調べれば調べるほどに、不確実性が増すという悪循環・・・。
国やマスメディアすらも信用できない(しない)とすれば、これはもう、非常に難しい問題ですね。
自分なりのルールや線引きが必要になってきそうです。。
夫婦間の意見の対立について
夫婦はぶつかるものだし、意見が一致しないこともある。
これはもうある意味健全で、そういうものだと割り切るしかないのだなぁと。
一定期間同じ屋根の下で過ごし、血がつながっている親きょうだいですら、必ずしも価値観や考え方が一致するとは限らない。
成育環境が全然異なる夫婦ともなれば、価値観あるいは世界観が違うのは当たり前。
それこそ、「世の中に数多ある情報のどこに注目し、どのような視点や解釈で切り取るか」が、まったく変わってくるわけです。
今回わたしの場合は、コロナやワクチンのことでの意見対立でした。
同じようなケースで悩む夫婦も、少なからずいるでしょう。
しかし、こうした意見対立は、いくらでもあり得ます。
子どもの教育方針などが、きっとわかりやすい例でしょうね。
わたしは、夫との間で意見やスタンスがぶつかってしまうことを、とても怖くて、悲しい・寂しいと感じてしまいます。
少なくとも、これまではあまり大きな波風が立つことはありませんでした。
できることなら、諍いなく、穏やかに過ごしたい。
でも、もう結婚して丸7年です。
世の中はより複雑化しているし、アラサーだった自分たちも、すでにアラフォーです。
対立するのも当然だと受け入れて、うまい付き合い方を見出していかないといけない時期に来ているのでしょうね。。
診察を終えて
先生と話をしたところで、悩みは消えず、答えも出ず、行く先が見えない不安も付きまとっているままですが・・・
今の世界がすぐ変わるわけでもなければ、自力で変えられるわけでもなく。
できることは、目の前のことに向き合うことだけなんですよね。
今は仕事をしていない分、近視眼的になっているだろうことは否めません。
復職すれば、意識の向く先は嫌でも変わる(というか変えざるを得ない)でしょう。
そう思うと、休職中の今のうちに近視眼的な分野、具体的には夫や自分自身との付き合い方について、徹底的に向き合っておいた方が良さそうですね。
ではまた。
*おわり*
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