こんにちは、emustanyです!
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
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華やかな袴姿のお嬢さん方を見かけました。
卒業シーズンなんですね。
自分の袴は無地の山吹色×深緑という(周りの友人と比べても)何とも地味な感じでした。(苦笑)
柄ものはレンタル料が高かったのもあるけど、何よりも、昔から柄もの(特に花柄)に加えてフリルやリボン、ピンク・赤・オレンジやパステルなど、いわゆる「女の子っぽい」ものが苦手だったからだろうなぁ。(´_ゝ`)
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ようやく発表!2020年の医療費いくらだった?
さてさて、ずいぶん前から「やる」と言っておきながら寝かしていた医療費のまとめ。
どうにも面倒で後回しにし続けていましたが、ようやく一念発起してまとめましたので、発表したいと思います。
ちなみに面倒さの一番の理由は、請求書・診療明細を見ていても、細目が明確に分からず集計できないものが出てきてしまったため。
(例:診察時に診断書を出されたり血液検査をした場合、診断書は単体の値段が記載されるが、血液検査は記載されない)
「ちゃんと・完璧に」まとめなくてはと思っていたから、ここで止まってしまっていたんですね。
もうこれは変にこだわっても仕方ないので、出せるところだけ、出せなければざっくり、という形で割り切ろうと思います。
最初からそうしていれば良かっただけですが、まぁ寝かしたからこそ割り切れるようになった、ということで。(*'ω'*)
医療費をブログに載せる目的
はじめに、今回なぜ一個人の医療費について細かく載せるかというと、実際わたしもそうだったんですが
- メンタルクリニックってどれくらいお金がかかるものなんだろう?
- カウンセリングは高そうなイメージだけど大丈夫かな?
- 保険は利くのかな?
- 会社や国の制度で、何らか補助とか受けられるのかな?
など、一体これからどれくらいのお金が必要になるのか分からず、受診を迷う時にモヤモヤするポイントなんじゃないかなと思ったから。
メンタルクリニックの費用なんて、他の診療科と違って受診経験がなくて想像がつかない人の方が多いんじゃないでしょうか。
経験者(患者)から直接聞くという機会もなかなかないでしょうし。
まぁこれはあくまで「一個人」の「一クリニック」における例でしかありませんが、少しは参考になる部分もあるかも、と思って載せることにしました。
参考にしていただくにあたっての留意点
掲載にあたって、ご承知おきいただきたい点が3つほどあります。
まず1点目は先ほども書いたし、まぁ当たり前のことなんですが、
これはあくまで「一個人」の「一クリニック」における例でしかない。
わたし自身、ほかの方や他のクリニックの例を知っているわけではないですし、これが全て・模範解答・一般的であるとは思っていません。
ここは予めよくご理解いただきたいポイントです。
2点目のこちらも、そのまま参考にはしていただきにくい点かなと。
わたしは「抗うつ薬」や「睡眠薬」など、一般にメンタル疾患でよく処方される薬は処方されていない。
ただし、血液検査の結果不足していた「鉄」と「亜鉛」を増やすための薬2種類を継続的に服用。
恐らく、抗うつ薬などの薬価は調べればすぐ出てくると思います。
なので、ここではわたしのような症例(治療例)もあるのだな、という見方をしていただければ幸いです。
最後、3点目。
わたしは治療に関する金銭的な支援・補償などを一切受けていない。
- わたしの会社では休職中も一定の給与の支給があることから、「傷病手当」や「労災補償」は受けていない。
仕事|こころの病気への支援や助成など|治療や生活へのサポート|メンタルヘルス|厚生労働省- 「自立支援医療制度」についても、当初どの程度通院/休職するかが見通せなかったこと、申請から受給までやや時間を要すとクリニックの受付で聞いたこと、手続きが煩雑そうに思えたことから、申請を見送った。
自立支援医療(精神通院医療)の概要|厚生労働省- 会社の組合共済の中に「傷病見舞金」があるようだが、復職後に申請すうるつもりなので未申請。
有り難いことに、共働き世帯で会社制度もしっかりしていることもあって、このような状況です。
しかし、一般的には休職となれば無給となることも多いと思います。
#ちなみに、数年にわたってうつ病を患うわたしの兄も、彼の会社では病気休職は無給だと言っていました。某有名メーカー・大企業であってもそんなもんなのかと驚いたものです。
わたしに愛社精神はありませんが(苦笑)、会社制度にしっかり守ってもらえている自分の境遇に感謝しなければなりません。。
使える制度はなるべく使うに越したことはないですね。
しかし全て自力で調べるのは、普段ならともかく(それでも複雑ですが)、療養を必要とする状況では非常に大変だと思います。
ご家族にお願いしたり、クリニックの方や会社の人事・産業医に聞いてみるのもひとつの手かもしれません。
2020年に受けた治療の概要
お待たせしました。
前置きが長くなりましたが、早速中身を見ていきたいと思います。
まずは、2020年4月4日に休職してから、具体的にどのような治療を受けてきたのかをザックリまとめてみます。
診察: 19回
- うち30分未満: 16回
- うち30分以上: 3回
- うちSkypeでの診察: 3回
診察はだいたい2週間に1回のペースで通っていました。
所要時間で料金が変わるのは他でもあると思いますが、閾値が30分というのは果たして一般的なのかな・・・。
※わたしのクリニックでは、通常は対面での診察が基本です。Skypeでの診察は遠隔地の患者に対応するため元々やっていたようですが、新型コロナの影響から対象を全体に広げたようでした。
カウンセリング: 12回
- 7月から毎月2回ずつ
稀に2週連続ということもありましたが、だいたいは隔週でカウンセリングを受けていました。
担当カウンセラーの勤務は金曜・土曜のみで、同じ日に診察やリワークを組み合わせることも多かったです。(が、2本立てはやはり疲れるので、効率は悪いけど本当はバラバラの方がいい・・・)
リワーク: 6講座 計19回
- 6月講座: 1回(院長による特別講座)
- 7月講座: 1回(院長による特別講座)
- 8月講座: 4回(親・子・きょうだい関係)
- 10月講座: 4回(ネガティブな気持ちをリセット)
- 11月講座: 3回(身近な人・友人家族との対人関係スキル)
- 12月講座: 4回(劣等感)
6月からなのは、わたしが通い始めた4月・5月は新型コロナの影響でリワークが休止となっていたためです。
8月以降の講座はカウンセラーが講師を務めていたので、開催日が火曜だったり土曜だったりしました。(なので基本は休職者向けです)
血液検査: 3回
- 2020年4月15日(フェリチン17ng/mL / 血清亜鉛76μg/dL)
- 2020年7月22日(フェリチン26ng/mL / 血清亜鉛74μg/dL)
- 2020年11月6日(フェリチン42ng/mL / 血清亜鉛86μg/dL)
初回の血液検査で鉄と亜鉛が不足していることが判明し、薬を飲み始めました。
その後は、薬の効果を見るため3~4ヶ月毎くらいで検査をしています。
診断書: 4回
- 2020年4月4日(約3ヶ月 ≒7月4日まで)
- 2020年6月17日(2020年9月末日頃まで)
- 2020年9月26日(2021年1月5日頃まで)
- 2020年12月25日(2021年3月31日頃まで)
会社を休職するためには診断書の提出が必要になります。
あえて期間を長めにしておき、前倒しで復帰する事も可能だとは思いますが、結果的にわたしの場合は3か月単位くらいになりました。
わたしの会社では診断書を出すタイミングはわりとギリギリでも良かったのですが、会社によって違うかもしれません。
診断書を出す条件もクリニックによって違うと思うので、最初の方で確認しておくと良いかもしれません。
薬(鉄+亜鉛)の処方: 14回
- うち7日分の処方: 1回
- うち14日分の処方: 5回
- うち21日分の処方: 5回
- うち28日分の処方: 3回
最初の頃は診察の度に2週間分出してもらっていました。
しかしそれだとクリニック・薬局ともに処方にかかるお金がかさんでしまうので、途中から4週間分に変更してもらいました。
※もしかしたらもっと長く出してもらうことも可能なのかもしれませんが、確かめてません。(+_+)
通院回数(=交通費発生日): 37回
通院回数は、診察+カウンセリング+リワークの全日数より少なくなります。
その理由としては、Skypeでの診察(=通院しない)があったことと、同日に診察+カウンセリングなど2本立てする日があったためです。
なお、診察とリワークは保険診療(健康保険等の公的医療保険制度が適用される診療、現役世代なら3割負担)なのに対し、カウンセリングは保険外診療(自由/自費診療、10割負担)です。
詳しい理由は分かりませんが、わたしのクリニックでは保険診療の診察とリワークを同日に行うことは不可、とのことでした。
かかった医療費
さぁ、ザックリとどんな治療を受けてきたか掴んでいただけた(?)ところで、いよいよ金額を発表していきたいと思います!
なお、冒頭書きましたが、一部は項目別の金額を出すのが難しいものがありました。
この場合は、分かる範囲で/ある程度まとめて出すことにしましたので、ご了承ください。
総額費用
まずは気になる総額、すなわち2020年に心療内科関係で支払った金額すべて(クリニック関係+交通費+薬代)から発表します。
#だいたいの人は、ここだけ分かればいいでしょうね。(笑)
4月から12月までの9か月間で一体いくらだったかというと
総額: 176,776円
でした。
・・・ど、どうでしょう。
思ったより多いですか? それとも少ない?
恐らくですが、診察だけでなくリワークもカウンセリングもやってこの金額、というのはたぶん安いんじゃないかなぁと。
特にカウンセリングは他と比べると良心的な値段と聞いています。
安ければいいというものではないですが、何十万もかかると思ったら、それこそ休職期間中は無給というような会社勤めの場合はなおさら、休むに休めなくなりますよね。。
今通院中の方は、ご自分の医療費とも比較してみていただけたらと思います。
(というかむしろわたしが知りたい)
ちなみに10万円を優に超えているため、これは医療費控除の対象になります。
#医療費控除だけではないですが、確定申告のことはこちらに書きました。
項目別費用
さぁ、総額が分かったところで、個々の項目についても(できた範囲で)見ていきたいと思います。
診察代:40,424円
※3回の血液検査、14回の処方の費用を含む
※Skype診察時の郵送代(168円×3回=504円)を含む
※Skype診察時の銀行振込手数料は含まない
※診断書代は別途記載(次項目参照)
請求明細書に血液検査や薬の処方にかかる費用が個別に記載されていないため、(計算したら分かるはずだけど 面倒なので)丸まった数字にしました。(´-ω-`)
診察代は、診察日(平日or土曜)や、診察時間の長さ(30分未満or以上)によって異なります。
- 平日、30分未満: 1,210円
- 平日、30分以上: 1,440円
ここから差し引くと、恐らく血液検査は4000円程度と思われます。
処方は230円のようでした。
※いずれも平日の話で、土曜だとここが変わるのかは不明、というか未確認。
なお、Skype診察時の郵送代というのは、わたし宛の請求書と、薬局側への処方箋の送料(84円×2通=168円)です。
Skype診察の時は(最近だとカウンセリングやリワークもオンラインでやることが増えたので、その時もですが)、請求書が来て都度銀行振込をするため、手数料優遇の銀行を使っていないと厄介ですね。
オンライン決済とか、せめてまとめて支払いができればいいのですが・・・。
診断書代: 17,600円
わたしのクリニックでは、診断書は一通4,400円です。
4月、6月、9月、12月の計4回発行したため、合計するとこの金額となります。
1回1回この金額がかかると思うと、本当はなるべく長めの期間にしておいて発行回数を減らした方が良いのかもしれませんねぇ。
(もちろん、その期間が診断として妥当である前提ですが)
薬代(鉄+亜鉛): 11,990円
純粋にドラッグストアで支払っている金額です。
こちらも曜日や時間帯によって微妙に金額が変わります。
参考までに、飲んでいる薬は以下の2つで、ジェネリックのはずです。
- クエン酸第一鉄NA錠50mg「サワイ」
- ポラプレジンクOD錠75㎎「サワイ」
カウンセリング代: 66,000円
カウンセリングは1回50分で5,500円です。
金曜でも土曜でも変わらないので、曜日は関係ないようです。(自由診療だから?)
余談ですが、わたしの通うクリニックではカウンセリングのみ先払い制。
カウンセラーの予定を確保するためだと思いますが、予約を変更・キャンセルするとお金がかかるので、気軽に予約できません。。
リワーク代: 17,960円
リワークも参加するプログラムの開催曜日によって、若干毎回の金額が異なってきます。
- 平日開催の場合: 1,030円/回
- 土曜日開催の場合: 1,180円/回
交通費: 22,792円
クリニックまでは電車通いですが、片道308円、往復616円です。
頻繁に通えば交通費も地味にかかってくるので、近場とか定期区間内のクリニックの方が良いのかもしれません。
まぁそれが良いクリニックかどうかは別、ですけどね。(´-`*)
・・・ということで、以上、2020年の医療費まとめでした!
いやぁ、面倒がって先延ばししていただけに、すごい達成感。(笑)
2020年は9か月間で18万円弱でしたが、果たして2021年はどうなるか。。
きっときっと、それ以下になるはずです。
だって復職するから。
復職しても、診察は基本は続くはずだし、カウンセリングも(頻度は下がるかもしれないけど)続けると思う。
ただリワークに関しては出られなくなるし、薬もいつまでも飲むわけじゃないと思うから、そうすれば下がるはず。(最悪トントンくらい)
2年くらいかけて、抗うつ薬の離脱症状とかに悩まされることもなく、自分についての理解が進んで生きづらさを徐々に手放せるようになるまで、40万くらいでしょうか。
これを高いと見るか、安いと見るかは人によるでしょう。
いかがでしたでしょうか。
あくまで一例ではありますが、少しでも誰かの参考になることがあれば嬉しいなと思います。
*おわり*
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次回更新でまたお会いできますように!(*´ω`*)エヘヘ
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