こんばんは、emustanyです。
明日は夫のお兄さんの家に行きます。
ちょっと前から飼い始めたという子猫に会うのです。
猫を撫でるなんていつぶりだろう!ワクワク
むちゃくちゃ褒められたカウンセリング
さて、今日はカウンセリング&リワークの二本立てでした。
二本立てはやっぱりちょっと疲れるみたい。
やっている渦中はさほど思わないのだけど、帰って夜になると疲れた感じがします。
なので今日は軽めに、まず前半戦のカウンセリングについて書くとしましょう。
何話そう?
カウンセリングは3週間ぶり。
#ちなみに前回はこちら。自分でも半分忘れてましたが、トピックは夫とケンカで初めて主張した件でした。
3週間もあくとそれなりに色々と出来事はあるのだけど、どれを優先して話そうかなぁと思いながら向かいました。
主なトピックとしては3つ。
- 両親からLINEが来て、「感情をぶつけないで」「モメるなら行きたくない」と主張し、結局行くのを断ったこと。
- 洗濯槽掃除で夫に腹が立ったり「なんでわたしばっかり」と思った後、「こうしてほしい」と伝えて仲直りしたこと。
- 産業医面談で、「1か月単位で復帰を考えていてきつくない?」と言われ、確かにいつまでにこうならなきゃと逆算して考えがちだったこと。
それ以外に話したいこと、聞きたいこととしては以下をメモしていきました。
#時間的に無理だろうことは予想していましたが、何かの折に聞いたり話したりできる可能性もあるので、気になったことはメモメモ。
- 前回エゴグラムでFC(FreeChild)が低かったが、どうやって高めていけばいいのか?
- 最近は断捨離フィーバー中で、断捨離するとスッキリするが、もっとスッキリしたくて夫にも口を出してしまう。
- たまたま出くわした「グレート・リセット」という言葉を調べたら、また陰謀論関係の方の話で、未来への不安が沸き起こってしまった。
カウンセラーからの話
上記トピックを携えてカウンセリングルームに入りましたが、口火を切ったのはカウンセラーでした。
曰く、
これまでに何度か『怒りは(大きくなるまで溜め込んで爆発するより)小出しにした方がいい』という話をしたけど、齟齬がないか・うまく伝わってるか分からないので、すり合わせをさせてほしい。
といったことらしく。
具体的にはこんな話でした。
- 「怒りの小出し」というのは何度も怒りをぶつけるということではない。
怒りの根底に隠れている一次感情(ex. 寂しい、不安、悲しい、など)を都度伝えていくということ。 - 伝える時は、「アサーション」(自分の意見を相手の立場を尊重しながらもしっかり伝えるコミュニケーションスキル)を意識する。
- 怒っちゃいけないということではない。
怒ってもいい、ぶつけてもいいけど、すぐフォローしておくといい。
(ex. 「ごめん、思わず言っちゃった」「ちょっとイライラしてることがあって言っちゃった」など) - 大きな怒りになると、相手にとっては突然のことでびっくりするし、相手によっては罵り合いやバトルになってしまう。
- 必ず一次感情から言いなさいとは言わない。いつも理性が働かないこともある。
怒りの後から付け加えるでもいい。
ここから話は少し横にずれて、日々のイライラに関しての話へ。
例えば家事について、夫がやってくれても自分の期待したやり方や結果でないとイライラしてしまう、任せようと思ってもどうしても目が行ってしまう、という件。
- 任せたなら目をつぶる。
じゃないと母と同じになる。相手をコントロールしようとして、自分の思い通りにならないから、言ってバトルになって、相手を責めて泥沼。 - もちろん目をつぶれるところと譲れないところが出てくるから、どこまでなら目をつぶれるか見極める。
- 譲れないところは ”お願い” すればいい。「1つだけお願いがあるんだけど」「ちょっとどうしても1個、お願いしていい?」って。
お願いとはいうけど要はやってね、ってこと。 - でも相手は変えられないし、お願いしても直らないこともある。
じゃぁそこで諦めて目をつぶるか、やっぱり譲れないから自分でやると決めるか。 - 相手はコントロールできないっていうのは十分分かってると思う。
じゃぁどう折り合いをつけていくかっていうと、もうこれは日々慣れていくしかない。「しゃあないな、こういうこともあるよね」とか、50/50や白黒だけじゃなくグレーな部分を少しずつ増やしていく。 - これはご縁があって一緒になったパートナーとより快適にやっていくため・相手を大事にするためにやることであって、勝ち負けじゃない。
相手をより理解したい・自分をより分かってほしいから主張して、うまくいかなかったり時にぶつかるかもしれないけど、それでいい。
ここでわたしから、よく「なんでわたしばっかり」「不公平、ズルい」って思ってしまうけど、たぶんこれは母がずっとそうやって言っていたのが染みついているのかも、という話をしました。
- 染みついたものは染み抜きしていこう。呪縛は脱ぎ捨てていこう。
脱ぎ捨てていくもいかないもあなたが決められること。 - 「なんでわたしばっかり」っていうのはお母さんの考えであなた自身のものじゃないよ。
違う考えを持っていい。「愛する人のために余計にやってあげられたわ♡」とか。 - 回数とか量だけで計らない。
例えばこないだケンカの後にご飯を作ってくれたこととか、きっと思いやりの気持ちや愛があったんだと思う。やってくれた行動を見てあげて。
わたしからの話
ここまで25分ほど話し、ようやく本題へ。(苦笑)
カウンセラーからの話で、わたしの用意していたトピックの2(洗濯槽掃除の件)は何となく自己解決できそうだったので、1(両親のLINEの件)を話すことにしました。
これを話す目的としては、もちろん「こんなことがあった」「こんな行動を取った」とカウンセラーに報告したいということもあるのですが、どちらかというともうすぐ年末だけど何となく今の感じだと実家に帰りづらい・帰るのが気が重いと感じていたりして、この気持ちをどう扱ったらいいかを探りたい思いもありました。
話をした結果、カウンセラーの反応はこんな感じでした。
- 自分の行動で家族の何かを壊してしまったかもと言うけど、何か壊さないと何も変わらないし新しい関係にもならないからね。
- 家族はここに通うことで娘が変わってしまった、もう行くなとか言うかもしれないけど、もう子どもじゃないんだから親の言うこと聞かなくてもいいし、自分で決めていい。
- やらなかったことをやるんだから、どうなるか分からなくて不安があるのは当然。やっぱり慣れも必要だし、考えてばかりじゃなく行動することが大事。
- 自分がずっとやってきたこと・スタイルを手放すのは怖い。良いとか悪いとかじゃなく、育ってきた環境で自分を守ったり安心するためにやってきたことだから。でもそれじゃつらくなってきてるんだから、卒業してもいい。これまでの関係はこれまでの関係で「今までありがとう」って見送って、新しい関係を徐々に手に入れればいい。
- 今回みたいに、「わたしは嫌です」とか「こう思います」って自分の気持ちや意見をちゃんと言っていきましょう。
- 両親との関係が変わっていくことで、ご主人との関係も変わっていくかもしれないね。
そして、今回は前回にも増して褒められました。(笑)
- 自分の家のコミュニケーション構造に気づいたり、「行きたくないです」と言ったり、よく見てるしよく行動できたと思う。
- 前回も「これやらなきゃ何も変わらないって思って」って言ってたけど、そう、そこを踏み出せたことが大きい。
今までは考えすぎて動けなかったけど、行動しようとしているのがすごい。 - 前回も感動したけど、今回もemustanyさんの行動に感動しました!
よくなさったなと思って。 - 手放していかなきゃいけないんだって気づけたところが、すごいし強さだと思う。
・・・あんまり褒められるとどうしたらいいか分からないよ。
受け取り下手なんだよ、困っちゃうよ!
ちなみに年末どうするかということについてはサラッと冒頭に
- 年末はモメなければ行くってことでもいいと思うよ。
と言われました。
まぁ確かにこれは実際近くになってみないと、どうなるか分からないですしね。
そうそう、あわよくば聞こうと思っていたうちのひとつ、FC(FreeChild)の上げ方については最後片づけながら質問しました。
- 「楽しいな」とか「気持ちいいな」ってことをどんどんしたり、「嬉しい!」とか「わぁおいしい!」と言ったり表現してみるといい。
- ”大人になったらするべきじゃない” とか ”そんなこと人前でやるもんじゃない” とか、そういう冷静・合理的な判断をして抑え込んできたと思う。
でも、あえてどんどんやってみる。そしたらどんな気持ちになるか。
言ってみる・やってみると感情も動くから。
カウンセリングを終えて
両親のLINEの件はもう2週間くらい前の話ですが、心の中でどこかでずっと引きずっていました。
「自分はとんでもないことをしでかしたんじゃないか」と。
「このまま疎遠になったらどうしよう」と。
今の自分があるのは家族のおかげ。
それは間違いありません。
だけど、一生それに縛られなくてもいい、ということなのかな。
今までのスタイルは「ありがとう」と言って手放す。
これは何だかストンと腹落ちしました。
自分が大事にしてきた・守ってきたスタイルが通用しなくなったからこそ、生きづらい・苦しくなって体調を崩すまでなったとすれば、確かに今が手放し時なんですよね。
こころの断捨離。
スタイルの断捨離。
すぐに一足飛びにはできなくて、あっちにぶつかりこっちにぶつかり、練習練習で慣れていきながら、徐々にに手放す=変えていく感じ・・・?
なるほどねぇ、そういうことかー。
などと思ったのでした。
二本立て後編のリワークについては(たぶん)明日書くとして。
夕方帰ってきて、今夜は夫が夕飯を作ってくれました。
ほぼ炒めるだけ~の焼うどん。
嬉しかったので、多少大袈裟に喜んでおきました。
FCムツカシイー!!!
*おわり*