こんにちは、emustanyです!
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
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今日は大地を守る会の「オーガニックフェスタ」というイベントで、YouTubeつけっぱなしでした。
生産者さんの顔が見えて、どんな考えで取り組んでいるか知ることができるっていいですよね。
登場する皆さんが変にこなれていないところも好印象だった。
(*´ω`*)ホッコリ
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つくづく思う「この先生で良かった」
昨日は午後にオンラインで診察がありました。
昨日の記事の最後の方にも書いているとおり、
↓
何しろモヤモヤしていたわけですが、いざ診察を終えての感想は
「この先生に出会えて、本当によかった。」
でした。
診察の内容
昨日診察で話したことは、大きく3つでした。
①体調について
- 先週は息切れ感やうっすらとめまいがあった。
→Apple Watchの心拍数やSpO2の数値は問題なさそうだし、カウンセリングで落ち込んだ時などのように原因として思い当たる出来事もなかったので、春先で自律神経がやられているのかなと思っている。- 睡眠については、(眠れないというほど)大きな問題はない。
②カウンセリングについて
- 前回の診察で先生からはカウンセラーと話をしてみた方がいいということだったが、いったん3月までは考えないことにした。
- どう話すかはちょっと悩む。
「わたしはこう感じた」と言うことで、相手に嫌な思いをさせるのは嫌だな、ケンカっぽくなったら嫌だな、とかいろいろ考えてしまう。
③最近のモヤモヤについて(=昨日ブログに書いたこと)
- 今月のリワークを通じて、「自分は一体何のために休職をしているのか」よく分からなくなってきた。
・わたしはうつだったのか?
・わたしは自律神経失調症だったのか?
・わたしは本当に病気だったのか?
・わたしが不調になった本当の原因は何だったのか?- アドラーの目的論(=『人間の行動には全て目的がある』)からすると、例えばこんなこと↓が考えられそうだが、もしそうだとしたら何だかゾッとする。
・仕事(トップオーダー案件であるプロジェクトや、そこで出会った価値観の合わない人達、昇格試験等々)から逃げようとしていたのだろうか?
・病気(兄と同じ「鬱」)になることで、両親から注目を得たり、離婚を引き留めようとしたのだろうか?- 「何の病気だったのか」や「原因は何だったのか」ということを、どこまで明らかにするべきなのか。
先日のリワークの最後、先生は「皆さんに ”なぜ自分は悪くなったのか” を考えて考えて、理解してもらいたい。こうやって考えるからこそ、”なぜ治ったか” も実感が湧く。」と仰っていたが、これを受けて振り返りをしようと思うものの、思うように進まずモヤモヤしている。
完璧にやろうとしているからかなと思う反面、「こんなモヤモヤしたまま復帰していいのだろうか」と考えたりするところを見ると、まさか自分は本当は「治りたくない(復帰したくない)」と思っていたりするんじゃないかと戸惑っている。
特に③の部分は、今回も先生は真摯に受け留めてくれましたね。
ちゃんとわたしの話を聞いて理解をしようとし、気持ちに寄り添い、時に説得するように、そして時に的確なアドバイスをくれました。
人間って、自分の話をちゃんと聞いてくれると、それだけで何だか嬉しいもんです。
そしてその人が自分と同じ目線に立ちながら一緒に考えてくれたり、”ちょうどいい塩梅” の提案をもらえると「やってみようかな」って無理なく思えます。
アインシュタイン先生との会話って、そんな感じなんです。
毎度恒例、先生の言葉(わたしにはほぼ全て金言!)を書いていきたいと思います。
#ちょっと長いですが、自分ゴトとして響く方も多いと思います。お付き合いくださいませ。
②カウンセリングについて
- あなたが率直に感じるままを伝えればいい。
- 相手に嫌な思いをさせたくないって言うけど、あなた自身が嫌な思いをしたんでしょ?
じゃぁいいんじゃない、遠慮しないで。(笑)- 率直に伝えてみて、カウンセラーがどういうつもりで言ったのかを確認してみてほしい。
あなたも分かっているだろうけど、少なくともあなたを不快にさせようと思って言っているわけじゃないはず。- なぜこれをやってほしいかというと、職場の人間関係でも同じで、上司や同僚に何か言われたことで落ち込んだり嫌な思いをした時に、どうしていくかの解決のパターンでもあるから。
だから、相手の反応を先回りして「こういう風に言うと傷つくかな、こう思うかな」って、あんまり考えずにきちんと伝えていいと思うけど。- 患者さんは、上司や周りの人に言いたいことが言えなかったり、先回りして遠慮したりしている人が多い。
一つの目標は、診察の場で私に対して「もっと早く診察してください」「何でこんなに待たせるんですか」とか、ちゃんと言えるようになること。
これが、復帰しても自分の気持ちを伝えられるようになるための大切なプロセスなんです。- だから、あなたがカウンセラーとのことを私に話をしてくれたのは、とても大切なことなんです。
③最近のモヤモヤについて
- 皆さんが最初にここに来るのは、体調不良であったり会社に行けなかったり。
なぜそうなったかというと、例えば仕事が忙しくて調子を崩したということだけど、なぜ仕事が忙しくなったか原因をさらに見ていくと「過剰に仕事を引き受けたり、過剰に責任感を感じて無理に仕事を一生懸命やりすぎたり」するからだったりする。- じゃあなぜそうやって無理をするのかというと、「人に良く思われたい」とか「仕事ができると見られたい」とか「責任を持ってこなす人と思われたい」とか気持ちが強くて、だからどんどん状況を先回りして読んで、自分を無理やり合わせていって、それで体調を崩してしまう。
- 病状としてはうつや自律神経失調症だけど、なぜそういうような無理を講じてしまうかと考えると、それはその人の性格とか、物の考え方とか、自分はこうあるべきだという考え、自分で自分をどう見るか、ということが影響している。
- そういう自分がどうやって形成されたかというと、小さい頃からの両親の教育や学校での経験を踏まえて、自分はこういう人間で、こうでなくちゃいけないって風に自分自身を縛っている。
病気の一番の根本はここの部分なんです。- そこの部分に気づいて切り替える、自分に厳しすぎる考えをやめる、自分に甘くする、そうやって切り替えていかないと仕事に戻ってもまた無理をして再発をする。
- その時出てくるのが罪の意識、罪悪感。
「みんながちゃんとやれているのに手を抜いて良いんだろうか」とか「自分は確かに自分に厳しいかもしれないけど、それは社会人として生きていくためには当たり前」とか。
自分は今までずっとこうしてやってきた、だから手抜きやいい加減にすることは罪の意識があって、やっぱりすぐはできないんです。- 目的論については、確かに病気であることを演出してしまったのかと罪の意識が出てきたりします。
でもそれってあなた自身が意図的に自分の意思でそうしたわけじゃなくて、あなたは今までの人生の中でそういうやり方で困難を乗り越えていくようなやり方をせざるを得なかった可能性があるわけです。- それに対してあなたが罪の意識を持つ必要はないんです。
あなたのせいじゃないから。
あなたが自分で選択したことではなくて、無意識でそういう役回りをさせられてきたということ。- そこに気づいて、自分で意図的に「もう人にそういう役回りをさせられることは嫌です」ってしていかないといけない。
これは職場でも同じで、復帰してからはそういう役回りを引き受けないようにしないと。- 「うつになったのは仕事で無理をしたから」ではなく、「調子を崩すまで無理をして仕事したのはなぜ?」を考える。
”自分だけ仕事ができないのは申し訳ない・恥ずかしい”、そういう気持ちがあって無理をして仕事を続けていた可能性があるわけです。
そういう仕事の取り組み方自体をやめるのが大切。- 根っこの部分が分かってくることで、それを抱えたまま復帰して大丈夫かと不安になるのは当然のこと。
- 「こういうことが達成できたら復帰して大丈夫なんじゃないか」ということを、小さいことでも箇条書きでいいから、書き出してみてください。
「無理をしない」とか、「相手のことを過剰に配慮して言いたいことを言わないのを止める」とか、「話す前に相手の反応を先回りして考えるのをやめる」とか。
「こういうことをしたから不調になったんじゃないか」ってことの裏返しみたいなもの。
絶対にそうだって確証はなくていい。たぶんこうかなってことをどんどん書いていく。
仕事をしていた時を振り返って、「あの時こうしていたら調子崩さなかったかも」ってことでもいい。
診察を終えて
最後のアドバイスが非常に的確で、素直に「やろう」と思えました。
職業病なのでしょうか。
状況把握から課題を定義して対策を導き出す、そのすべてがMECE(抜け漏れダブりなく)でなければ・・・
そんな強迫観念があったように思います。
だから「振り返りはやらなきゃだけど何だかやりたくない」という後ろ向きな気持ちになったのでしょうね。
大それたことを言わせてもらえば、日本の精神科医がみなアインシュタイン先生のようであったら、きっと日本のうつ患者/メンタル不調者はもっと救われます。
・・・なんか宗教みたいですが。(苦笑)
でも少なくとも、わたしはわたしの兄に、一度このクリニックに行ってみてほしいと思っているんですよね。
彼は数年前から抗うつ薬を飲んでいますが、一向に「治る」気配はなく、 ”冬季型のうつ” として毎冬不調なようです。(※不調は冬だけ、ということではないです)
わたしには彼は「治す」気がないように見えます。
「治る」気がない、とも言えるもしれません。
かかりつけのクリニックのことを、彼は「自販機」と比喩します。
自販機=簡単に薬を出してくれる、という意味のようです。
うつ関係の本も読んでるし、健康オタクの父からもうるさく言われているので、抗うつ薬を常用・頻用することの危険性(デメリット)を知らないはずはないのに。
本当に治したければ(治す/治る気があれば)、もっと薬以外の方法を探るなり、クリニックを変えるなりするはず。
でも、しない。
わたしがアインシュタイン先生の著書を貸したり、(彼が聞くから)今やっている治療のことを話しても、どこまで響いているやら・・・。
立場は違えど同じ環境(家庭)で育っている以上、わたしが受けた(結果的には)”負の影響” を彼が受けていたって何ら不思議ではないわけです。
だから、本当は彼にもちゃんと考えて(向き合って)ほしいんですよね。
「なぜ自分は不調になったのか」
「自分は本当にうつなのか」
「本当に治す/治る気はあるのか」
「治らないことで得ようとしているものはないか」
まぁあまり兄の話をしても仕方ないんですけどね。(;´Д`)
でも、実は同じような「うつ患者」さんって多いんじゃないのかなって思うのです。
うつに限らず、メンタル不調者全般的に。
人が、薬が、勝手に治してくれるって思っている。
でも・・・本当にそう?
ひとりひとり、今一度ちゃんと考えていきたいですね。
*おわり*
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次回更新でまたお会いできますように!(*´ω`*)エヘヘ
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