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100点やめて60点を目指す ご自愛ブログ

2020.4うつ休職→薬を使わない治療で2022.4正式復職。自分と仲良く&自分に優しくありたい。

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【休職299日目】噛めば噛むほど味が出る診察だった

こんにちは、emustanyです!

 

 

なんと本日、休職300日目!

 

・・・と書いたところで、念のためと思ってアプリで確認してみたところ、今日はまだ「299日目」のようでした。

 

えぇ、また10記事ほどズレていたようなので直しましたとも。(悔)

 

 

しかしまぁ、わかっちゃいるけど、300という数字のインパクトよ。。

 

 

 

 

今日はオンライン診察

さて、今日は2週間ぶりの診察日でした。

 

#前回の様子はこちら。 

 

 

前回はクリニックに行きましたが、今回はオンラインにしました。

 

通院時もそうなのですが、予約時間通りに診察が始まることってほぼない(前の人達で時間が押す)ので、コールを待ってる間はずっとソワソワします。。

 

 

結局40分くらい過ぎましたかね。(苦笑)

 

 

 

今日話したこと

ここのところ、ブログも更新したりしなかったりしていましたが、どうも「やる気が出ないな」と思って過ごしていました。

 

 

「やる気が出ない」なんて、別に珍しいことでも何でもない。

 

仕事で落ち込んだり、季節的なものだったり、誰にでもよくある話。

 

むしろ、自分の内面ばっか見るような癖がついたから、ちょっとのことでも気にしすぎちゃってるんだろう。

 

 

そう思いつつも、気づけば1週間くらい経っていて、昨日の夜なんかはそんな自分に嫌気がさして早めに寝ました。

 

 

 

このままだと何だかズルズルと沼に引きずられそうで、アインシュタイン先生に話してみることにしたのでした。

#誰かに話すだけで心が軽くなったりするものですよね。

 

 

 

診察前に書いたメモはこんな感じ。

 ↓

f:id:emustany:20210127171256j:plain

相変わらずの殴り書きで恐縮です。^^;

 

 

「夫とあまり話さず」と書いていますが、実は先週1週間は最低限の会話のみする状態でした。

 

 

いつもならこういう時ブログに書くのですが、明確なきっかけや理由も見当たらないのもあって、どうにも書く気になりませんでした。

 

まぁ夫婦の不仲なんて、読者の方が読んで気持ちの良いものでもなかろうと思ったのもあります。

 

 

 

今までならこういう状態になると、

  • 「どうしてそんな態度なのよ!」と怒る(感情的になる)
  • 「早く仲直りしなきゃ/したい」と焦る(解決策を考える)
  • 「リワークやカウンセリングで学んだことを実践してみよう」と思う

といった感じになります。

 

 

しかし、今回は

  • 「もうどうでもいいや」と放置、諦める

という、今までにあまりないパターンのわたしが現れて、夫に対してどうこうというより、そんな自分に少々びっくりしたのです。

 

 

ちなみに今日現在、夫婦仲は8割方戻ってきましたのでご安心を。(?)

 

 

 

やる気が出ないことを気にしていますが、元々のタイプ的には

 「よーし、やるぞ!(やる気満々)」

 「頑張ろう!(エネルギーみなぎる)」

みたいになることってそんなになくて、そこまで気にしたことはなかったと思います。

 

 

にも拘わらず、ここ数日は

 「何でこんなにやる気が出ないんだろう」

 「やる気出さないと」

 「このままじゃダメだ」

と感じている自分がいて、あぁこれは何か自分で自分を追い込んでいるなと。

 

 

 

それで理由を考えてみて出てきたのがメモに書いた3点でした。

 

特に3つ目の、「Voicyや本」の影響が最近は大きかった気がしています。

 

 

Voicyもstand.fmも、わたしはあくまで受信側です。

 

名のある個人はあちゅうさんやちきりんさんなど)か、名のない個人(stand.fmの配信者)かという差はあれど、とにかく音声配信という、いま旬なジャンルにおいて発信側にいる人たちが、眩しく羨ましく感じるのでしょう。

 

 

聴いた内容に刺激を受けつつも、すぐに「どうせわたしなんて」と相変わらずの比較グセが出てきてしまいます。

 

 

慌てて

 「それも自分」

 「大丈夫、大丈夫」

 「今のままで十分」

 「比べる必要ないよ」

などとプラスのセルフトークを試みるも、長続きしません。

 

すぐに「どうせわたしなんて」に引き戻されます。

 

 

 

音声配信に限らず、SNSやニュースも含めてですが、接することで自分にマイナスの影響が出ることがあります。

#「SNS疲れ」とか言いますね。

 

 

この問題に対して、そういう情報からは離れる、手に入れない方がいいという考えがあります。

 

これって確かにその通りだと思う反面、本当にそれでいいんだろうか?とも思ったりもします。

 

 

そりゃあ自分の感情や存在を著しく傷つけるようなものからは離れた方がいい。

 

でも、いつもそうやって「くさいものに蓋」みたいなことをしていると、いざという時に防御力とか回復力が身についてなくて窮するということになるような。

 

 

それにそうやって回避ばかりしていたら、欲しい情報・自分にプラスになる情報に出会うチャンスも減ってしまうのでは?

 

 

こういったことも含め、アインシュタイン先生とは話をしました。

#ここで書いた内容も、1/3~半分くらいは実際に先生と話しながら出てきた考えです。

 

 

 

アインシュタイン先生のコメントなど

わたしの話を受けて、先生が言っていたことをピックアップしてみます。

 

  • Facebookが出始めの頃に『自己愛過剰社会』という、自己愛や承認欲求の風潮が強くなっていることについて警鐘を鳴らす本が出た。

  • 私もTwitterを使っているが、すごく幸せそう・充実している・仕事に前向きに取り組んでいる人たちの発信には、認めてほしいという気持ちや理想の自分を演じたい衝動を背後に感じる。

  • 回避だけすればいいかっていう点については確かにそうで、参考にすることは吸収するし過剰な部分は冷静に分析する、っていう調整をしていくのも一つの方法ですね。

  • 人間って根は働き者じゃないし、することがなかったり宝くじが当たればグータラするものだと思う。
    ”やる気に満ちあふれて前向き” っていうのが本来の人間の姿か?って考えると、元々は働くのが好きじゃないし、楽して生きていたいし、毎日ブラブラしていたい、だけどそれだと生活できないから仕方なく働く。
    だけど働くのはつらいから、自分を説得するために充実感を感じるとか活躍できているって自分に催眠をかけているところもあるんじゃないのかな。
    だから・・・やる気がないことをそんなに否定的に捉える必要はないと思うのだけどね。

  • NHKの『世界ふれあい街歩き』って番組知ってる?
    これを観ていると、海外の人たちって昼間から飲んだりチェスしたりブラブラしている人多いんだよね。
    失業率が高いっていうのもあるかもしれないけど、彼らはもっと自由で、仕事と関係ない時間を楽しんで、人との競争だけじゃなくてチェスしたり駄弁ったりしてる。
    こういう姿を見ていると、日本の社会って偏っているなと思う。

  • 私たちは、小さい頃から仕事に関する過剰な倫理観とか価値観を教育されてきている。洗脳に近いかもしれない。
    これのせいで、メンタル不調になるまで追い込んだり、復帰しても同じところにハマって無理して再発したりする。(日本の鬱は他国のそれと比べて偏っている可能性もある。)
    私たちは、”仕事としての充実感” とか、”社会人としての在り様” とか、”人生に目標を持って頑張って努力する” とか、一見大切な倫理観や価値観に思えるもののせいで過剰に自発的に働くことに疑問を持たなくなっている可能性がある。

  • こうした倫理観や価値観は日本人にとっては極めて自然なことなんだけど、一旦すべて白紙に戻して、「本当にそうなんだろうか」と考えてみることが必要だと思う。

  • 【本音】と【建前】はうまく使い分けた方がいいね。
    「頑張って完全に回復して、仕事で無理ができるようになること」を目指しちゃうと、再発に向けてまっしぐらになる。
    表面上は日本的な仕事観で働いているように演じながら、再発しないために、いかに上手にハンドリングをしたり、手抜きというか ”一生懸命” や ”頑張る” をしないようにするか、そしてそのことに対して申し訳ないとか罪の意識を持たないようにするか

  • (「罪の意識ってなかなか消えない、難しい」とわたしが言うと)日本の教育は罪悪感を持たせることを徹底的にやるからね。
    「そんなことしたらダメですよ」とか「笑われますよ」とか「他のチームメイトに迷惑かけるよ」とか。

 

 

締めくくりの言葉は

そのうちやる気出るし、それでいいと思いますよ。

 と朗らかに言ってくれたので、ちょっと心が軽くなりました。

 

 

それから、途中わたしが「〇〇って分かってるけど難しいんですよね~」とかこぼすと、

難しくないです、あなたならできます。

相当変わってきたから。・・・ね。

と、励ますというか、肯定してくれたのも嬉しかった。

 

 

 

最後の最後には

emustanyさんもずいぶんね、最初来た時からすると笑顔が増えてきたね。

とも言ってくれました。

 

数多いる患者の中で、どこまでわたしのことを本当に覚えているかは先生のみぞ知るところではありますが、素直に嬉しいですね。

 

 

 

診察を終えて

この記事を書くにあたり、録音を聞き返しながら書いていたのですが、書きながら気づいたり考えたことが2つあります。

 

 

ひとつは、わたしはしょっちゅう比較グセで悩んでいるけど、比較している相手にどんな背景や心理があるかなんて、実は今まで考えたことがなかったということ。

 

 

彼らもまた、すごいと言われたり認められたくて、あるいは自分を説き伏せたり催眠するために、清々しい表情の裏で必死でもがいているのかも。

 

そう思うと、比較してしまって苦しい気持ちが、少し救われる気がしました。

 

 

もちろん彼らのやっていることを実際すごいなと思うし、尊敬もするんですが。

 

 

 

 

そしてもうひとつは、「やる気が出ない」=悪と感じるのが仕方ない(自分だけのせいじゃない)のだとすれば、そこにあるネガティブな感情は早く手放したいということ。

 

 

やる気が出ない自分を見て、焦ったり、不安になったり、自分を責めたり、劣等感を抱いたり、罪の意識を持ったりしていました。

 

何も今回に限らず、今までずっとそうです。

 

やる気に満ちあふれた人を見ては羨ましく、妬ましく、そうではない自分がますます嫌いになりました。

 

 

だけど、これが教育/洗脳のせいだとすれば、こんなバカな話はないのです。

 

一概に海外のブラブラしている人たちの方が良いとは言えませんが、少なくとも彼らの方がわたしより自分いじめをしていないだろうなと思います。

 

 

全てを教育のせいにはできないかもしれないけど(まぁ本当はしてしまった方がラクなんだけど)、先生の言っていたことを今一度考えながら、改めてプラスのセルフトークをしていきたいと思いました。

#再発したくないしね。

 

 

 

 

 

今日の内容(先生の考えなど)、もしかしたら反発を食らうこともあるかもしれないと思いつつ、ありのままお伝えしました。

 

同じように「やる気の出ない自分」を責めたり苦しむ人もきっといると思うので。

 

 

少しでも参考になったら嬉しく思います。^^

 

 

 

*おわり*