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100点やめて60点を目指す ご自愛ブログ

2020.4うつ休職→薬を使わない治療で2022.4正式復職。自分と仲良く&自分に優しくありたい。

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【休職187日目_2】昨日の診察模様|ありのままお伝えします

東京も雨が降り出して、この先週末にかけてずっと雨続きの予報にちょっと気が重いemustanyです。

こんばんはー。

 

今朝はまだ晴れてたし、気持ちよく散歩できてよかった。

雨以外に女性的なアレもあって、お散歩はしばらくお預けになりそうです。

 

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たぶん山村留学中に寮でよく食べていたヨーグルトをスーパーで発見してリピート中。
軽く振ってから凍らせて、膜をパリンと割ってから食べるのが好き。



 

たくさん話した気がする診察

さて、今日は昨日書くのを見送った診察の模様を書きたいと思います。

 

#昨日は午前中がリワーク、午後が診察でした。 

 

本人的には結構濃い話ができた感じがしたんですが、全部書けないのでできるだけ要点絞って書いていきますね。

 

 

ちなみにここで言う要点というのは、常々ゆるく(※決して”強く”ではありません)意識していることでもありますが

  • わたしが後から読み返した時に思い出せるようにしておきたいこと
  • 似たような境遇の方にとって参考になりそうなこと

の2つの観点をもとに抜粋しています。

 

 

後者の「似たような境遇」については、うつ闘病中・休職中という方はもちろんですが、わたしのように自分の成育歴とか家庭環境にこれまで特に疑問を持たずに生きてきたけど生きづらさを感じることがあるような方も想定しています。

 

診察中のアインシュタイン先生の発言も、リワークで学ぶ知識も、カウンセラーからの提案やアドバイスも、わたしの主観やわたし個人の経験・環境というフィルターを通したものです。

でもきっと、他の方が読んでも何かしら気づきにつながることもあるんじゃないかと期待して、僭越ながら赤裸々に書くようにしています。

 

ちょっとかっこつけて?言うと、ペイフォワード(pay it forward)の精神、ですかね。

#どやぁー。(笑)

 

 

どんな診察だった?

さて、昨日話してきたことのキーワードとしてはこんな感じでしょうか。

  1. 休職再延長したけど、これでよかったのかな
  2. ご主人の回答はズルいよね
  3. 最近ネガティブ思考が強いんですよ
  4. そのうち夫婦カウンセリングかな?!

 

2と4が気になる感じですね!(笑)

 

では早速見ていきましょう。

 

 

アインシュタイン先生とのやりとり

前回9/24の診察では10月から仕事復帰するか、休職を再延長するかがメインテーマでした。

アインシュタイン先生曰く「復帰はまだ早い、焦れば再発の可能性がある」ということで、再延長することに決定しました。

 

#前回の診察はこちら。アインシュタイン先生語録も豊富です。

 

今回の診察では、再延長決定後にどんな気持ちや考えがあったか、から話し始めることにしました。

 

補足:

アインシュタイン先生は必ず最初に「どうですか?」と聞きますが、これまでは体調面の変化や気になることを話すのが何となくお決まりになっていました。今回は体調面に大きな変化などはなかったので、特に触れませんでした。

 

 

わたし: 再延長したけどまだモヤってる。

  • 会社に再延長を伝えて、ホッとしたような、これで本当によかったのだろうかと、ちょっとモヤモヤした。今は時間も経ったので落ち着いている。
  • 今回に限らず(最初の休職時も延長時も)、自分のした判断とか休むということに対して、ポジティブな意味づけができていない感じ。
  • 「これで良かったんだろうけど、本当?」と自問自答している。
  • 正解はない(夫の言葉だと「どれ選んでも正解」)んだろうけど、たぶん「戻るべき」「休んじゃいけない」がわたしの頭の中の正解で、それに反してるからモヤモヤするのかなと。
  • ホッとしたのは、どうするか揺れてることのストレスがなくなって白黒ついたから。
  • 「正解だったんだよ、これで」と自分を説き伏せている感じ
  • 本とかリワークで知識を得た時も、頭で理解したことを自分に腹落ちさせるのが難しいとよく感じる。正しそうに見えるしやってみようと思うんだけど、本当に自分がそうしたいかがよくわからないでいる。
  • 自分がやりたいかどうかより、それに従うべき・それが良いとされているという思考や理論で飲み込もうとしている感じ。
  • 自分の感情がよく分からないと思うことが多い。「あなたはどうしたいの」と聞かれてパッと答えられない。

 

先生: 理屈>感情なんだね。

  • たとえば太平洋戦争の時、自分の子どもが戦争に行くときに、多くの母親がお国のためにと万歳して送り出した。本音はかわいい子には死んでほしくないから行ってほしくない。あなただったらどっちを選ぶの?
    →わたし)難しいな・・・。
    →先生)私は難しくないな。私は行かせたくない。
    →わたし)当時の人たちは周りから非国民と言われたりするから同調したんだろうけど、自分は母からの「人と違う方がいい」の価値観があるからそこはあんまり。でもそれで自分が拷問に合うとかだったら天秤にかけて苦しむかも。子どもいないしよく分からないけど・・・。
    →「本当は絶対嫌だけど仕方なく従っている」と思うのか、「自分の素直な気持ち自体が間違ってるんじゃないか」と思ってモヤモヤしているのは決定的に違う。嫌なものは嫌、抵抗があるものは抵抗がある、でも仕方ないからやるけど本当は絶対嫌だっていう気持ちが持てるかどうか
  • 自分の感情より理屈・思考を優先してきたかもしれないね。
  • まぁでも延長して揺れるのがちょっと減った、というのがあなたの素直な直感でしょうね。

 

 

ここで、アインシュタイン先生から「こないだあなたのカウンセラーから話を聞いたんだけどね」とちょっと話が変わります。

 

先生: 「休んじゃっていい」と言ってほしかったんじゃない?

  • ご主人の回答はズルいよね。(笑)
  • 「君が自分で決めたんだからどっちでもいいんじゃない」(注:なんかちょっと違って伝わってるかも!?)っていうのは非常に共感性に乏しい回答。
  • あなたがご主人に話した時に一番欲しかった言葉は、「休んじゃっていいじゃん」だったと私は信じてる。
  • 「好きにしていい」「自由にしていい 」っていうのはズルい回答なんです。一見その人を尊重したように見えるけど、とても冷たい対応。
  • あなたが求めているのは理屈とか理論じゃなくて、もっと心が通うこと
  • もしかしたらご主人だけじゃなくて、お母さんとかもそうだったのかな。
  • 尊重してくれることもいいけど、やっぱり一番欲しいのは愛情だよね。世間体云々はいいから、あなたが一番大事よ、って。

 

 

で、ひと呼吸置いて、最初の”再延長決まったけどモヤってる”問題に戻ります。

 

先生: まだ早い。休んじゃっていいんです。

  • 私の結論を言えば、もう休んじゃいなさい、ってことですよ。
  • 全然問題ないから。それで気持ちが楽になるならいいんです。
  • でも永遠と休むわけにはいかないから、社会のいろんな枠組みの中に拘束されてがんじがらめにされないで仕事をするようにするにはどうしたらいいか、ってことです。
  • 仕事を辞めるとか、徹底的に手抜きをするとかね。
  • いずれにしてもまだ戻るのは早いから。もうちょっと時間をかけて気持ちの整理をして、いろんなことを決める時に周りから言われることとか価値観とか世間で言われていることに基準を求めないでいられるように。
  • 自分がどう思ってるかピンと来ないって人も多いけど、だんだん見えてくるようになるから。
  • 世間で期待されているのと反対のことをやってみる。そんなのわたし嫌だ、子どもの頃からさんざんやってきたからもう嫌だ、それでいいじゃんって。

 

ここでふと、どこまで本気か分からないけど、思わず笑ってしまった一言が。

  • 休職は1月5日までかぁ・・・まぁ1月は寒いから、3月末まで伸ばしますか。ね、新年度から行きましょう、って。そんな感じですよ。

 

医者としてありえないって思いますか?

何をふざけたことを!のんきすぎる!と思いますか?

 

でもそういう考えこそが、べきねば思考だったり、社会の枠組みに拘束されて苦しくなる原因なんですよね。

 

これくらいあっけらかんと、”ラフ”に考えておくくらいがきっとちょうどいいんだなって、わたしはこの時思いましたよ。^^

マジメも考えものってことです。

 

 

先生:

  • 「そろそろ働かないの?」とか「あんまり長く休むとかえって良くないよ」とか「リハビリしながら戻した方がいいよ」とか、いろいろ周りが言ってきたりもすると思う。いかにも心配した感じで。

 

あああ、これ上司から言われましたね。

 「あまり期間があくと足が向かなくなるので、少しずつ始めてみるのも手だと思う」

とか、再延長の時も

 「無理せず、職場の間隔を忘れないうちに、ですかね」

 

悪気はないのだろうとは思うけど、プレッシャーに感じるし、こんなの言われたら誰だって「戻らなきゃ!」って焦っちゃいますよね。

 

もしこれが夫とか身近な存在から言われたらと思うと、もっとつらいです。

幸いわたしの場合は夫からも親きょうだいからも、そういうのはなくてよかったですが。

 

 

ここで、またアインシュタイン先生の心強い言葉。

  • ちゃんとやれば仕事には戻れるから。あなたみたいな人は大丈夫だから。
  • ただ復帰のタイミングによっては、焦って戻ると再発しちゃうから。それを心配しているだけなんです。
  • このままずっと仕事ができなくなるとか、仕事に行くのが嫌になっちゃうとか、そういうことはないから。絶対ないから。戻れるから。心配しないでいい

 

 

先生的にはここで終了だったっぽいんですが、ちょっとここ1週間くらいのネガティブ思考が気になっていたので質問してみました。

  • ここ1週間くらいネガティブ思考が強いと感じている。休んでいる期間も結構長くなっているというのに、いきなりこういう波が来るっていうのはよくあることなのか?

 

返ってきたのはこんな答え。

  • ”洗脳”が強い人ほど時間がかかる。
  • これまでで嵌められた価値基準とか、どういう風に物事を考えるかっていう思考回路がほぐれてくるのに、なかなか時間がかかる。
  • そこに必ず出てくるのが罪悪感。逆に言うと、それに今まで縛られてきたということ。これでいいんだろうか、こうしなきゃって。

 

なるほど。もうちょっと踏み込んでみます。

  • 今回強かったのは『わたしはいてもいなくても同じ』という考え。
  • この考えを親との関係の中でそんなに強く思ったことがあるかというと、あまりない気もする。

 

先生:

  • いてもいなくても同じってことは、いるか・いらないか、存在価値があるか・ないか、価値基準が周囲から必要とされる・役に立っているかどうかにあって、だからいていいんだっていう風になっているんでしょうね。
  • でも私だっていてもいなくてもいいんですよ。私が死ねば、悲しんでくれる人もいるかもしれないし、患者さんは困るかもしれないけど、でもそんなの1ヶ月か2か月だから。みんなそう。でもそれでいいわけ。
  • これはあなただけじゃなくて、あなたのご主人だってそう。もしご主人が何かあってもご主人の会社は当たり前に回っていく。

 

最後に対して

 「でもわたしは夫がいなくなったら死ぬような気がします。」 

と口を挟んでみました。

 

すると「でしょー?」と言ったうえで、わたし的には夫に聞かせたい一言が返ってきました。

  • 一番大切なのは組織や集団や会社から認められることじゃなくて、身近な人に必要とされることなんです。
  • それなのにみんな身近な人との関係よりも会社との関係ばかり重視する。
  • 私だって一緒。もしかみさんが死んだら私はこの仕事辞めようと思ってる。できない、とてもじゃないけど。やっぱり支えがなければ。

 

良い話!

 

すかさず続けます。

 「そうすると次思うのは、彼はわたしに対して同じように思ってくれるんだろうかってことなんですけどね」

 

先生:

  • それはやっぱりご主人がメッセージの出し方が下手なのかもしれないね。まぁ日本の男性はあんまり得意じゃないけどね。
  • となると夫婦カウンセリングかな。いずれ来てもらった方がいいかもしれない。

 

わー、夫婦カウンセリングとか・・・絶対これ嫌がるやつだ。(苦笑)

すんごい身構えると思われる。。

 

先生:

  • 嫌がるでしょうね。俺は何ともないんだ、って。
  • でも自分の奥さんのことなんだからちょっとくらい協力しなさいよ、ってねぇ。
  • 身構えるっていうのは一番痛いところを衝かれると思うからなんです。
  • 配偶者が休職しててもあまり関心がないっていうのは、ご主人にも何かそういう価値観があるのかもしれないね。親の価値観とか。
  • あなたのことを実家にどう伝えているかでだいたい分かる。ありのまま伝えてるのか、一部だけか、中には全く伝えない人もいる。

 


最後に改めてアインシュタイン先生から一言。
 「でもまぁ、ずいぶん進歩してると思うけど。」

 

こう言ってもらえると安心しますね。

数値で見えるものでもないし、主観ばかりだと自信も持てないし。

 

まぁ”進歩”っていうのが、人(もしくは一般論)によっては良くない方向かもしれないですけど、とりあえずわたしはあまりそこに反論・違和感などないのでヨシとしよう。

 

 

診察を終えて

午前中にリワークを受けていたこともあり、なかなかの充実っぷり・達成感で頭も心も満腹状態(頭も心も腹ちゃうやん)でした。

 

再延長したことのモヤモヤ、まぁ罪悪感ですかね、これはアインシュタイン先生と話すことで結構晴れたように思います。

考えてみたら前回診察の復帰か延長かの時も、先生と話すことで道が見えた感じがしました。

 

これまでずっと判断・決断を人の意見に左右されて決めてきたところがあり、今回はそれを先生任せにしているんじゃないの?と思うこともあります。

 

でもずっとモヤモヤしているよりはマシ、実際に道が見えた感じがしたなら今はそれでいいかな。

STOP 自問自答、からの自責!

 

 

満腹状態ではありましたが、何となく少し力が湧いた気もして、途中駅からドコモのシェアサイクルで30分くらいサイクリングしながら帰りました。

暑すぎず寒すぎず、良い季節ですね。

 

 

書き終わっての気づきなど

最後に、診察内容と直接関係はしないのですが、特に今回書きながら思ったことも少し残しておきます。

 

 

本人の日記ではなく、ブログとして人の目に触れる前提であることを考えると、本当はもっと端折ったりまとめたりした方が読みやすかっただろうなとは思っています。

 

(言い訳に聞こえると思いますが)

こういう書き方になるのは、1つは録音したものを文字起こししながら書いていくのでどうしてもその流れに引っ張られてしまうというのが大きいです。

しかし加えてもう1つ、何ていうか、あまり変に編集しない方が「ライブ感」のようなものが伝わるんじゃないか、というのもあるんです。

 

 

最近思うのですが、アインシュタイン先生の言葉遣い・話し方によって納得したり安心したりすることも多くて(え、洗脳じゃないよね?)医者がそうやって信念を持って、あるいは自信を持って話してくれるかどうかってすごく大きいよな、と。

 

患者側は何するにしても「初心者」なので、最終的に解決していくのは自分だとしても、その手助けとしてはやっぱり「先輩」だとか「リーダー」だとか「先生」の存在が必要。

でもその人が自信なさげだったら不安になりますからね。

 

 

なので今回は特に、ありのままでお送りしました。

伝わりにくい部分はきっとわたしの理解も追いついてない部分です、ごめんなさい。(苦笑)

 

もしよかったらフィードバックしてもらえたら嬉しいです。

対応できるかどうかは約束できませんが。

 

 

それでは今回もお読みいただき、有難うございました。^^

 

*おわり*