体調不良が気になって昨夜はいつもより早く(24時くらい)寝たのですが、2時くらいに目が覚め、気のせいかキーンと耳鳴り?がして焦ったemustanyです。
えーもうやだぁ、体調良くなりたいーーー!(切実)
<続> 初診(去年12月)のこと
さぁ、今日はいよいよ満を持して?ご期待に応えて?、初診時の超大作メモをご紹介しましょう。
#何のこと?という方はこちらの記事もどうぞ。
しかしメモを紹介するその前に、実際の診察の様子も書いておきたいと思います。
アインシュタイン先生とのやりとり
上記の記事で少し書いたように、診察に入る前にわたしの持参したメモをきちんと読んでくれたアインシュタイン先生。
開口一番、このメモのおかげでどんな人か想像できたし時間短縮になった、と言ってくれました。
そこからのやりとりはこんな感じでした。
■1つ目のクリニックについて
どんなこと言われたか?それに対してどう感じたか?
- メモを読んでもらえなくて残念だった。
- プチ鬱〜鬱と言われ、SNRIで様子見、とのことだった。いきなり薬を処方するやり方に不安を感じた。
- 診察室の声が待ってる人にダダ漏れでプライバシーに配慮しないクリニックだなと不信感を持った。
■山村留学について
どんな経緯で行ったのか?ホームシックはなったか?戻ってきた時はどうだったか?どんな子が留学生で来てたか?ホストファミリーは親切だったか?など
■両親について
父母それぞれとの関係性はどうだったか?両親をどう見ているか?言いたいこと言えてたか?両親同士の関係はどうだったか?DV・アルコールはあったか?わたしの価値観にどう影響してそうか?など
- (この2つの質問は生い立ちや価値観、性格について把握するためだった模様。)
- 山村留学では特に寂しさ、ホームシックはなかった。
- 両親はよくケンカしていて、ふたりとも激昂型で物に当たったりしていた。
- 母の特徴として「人と違う方がいい≒人と違ってもいい、同じでなくてもいい」という考え方がある。わたし自身にも影響していると思う。
→フィットにしていると思うか?と聞かれ、まぁしているのではないか、と回答。
■取り得る選択肢について
先立つ産業医との面談で今後の選択肢として「そのままの仕事で負荷抑制」「異動」「休職」の3つが挙げられており、これに対してわたしがどう思っているか?(希望や意見)
- ともかくそこが悩んでるところ、どうすべきなのか分からない。
- 今仕事の負荷が減って体調も比例して改善傾向にあることを考えると負荷抑制で続けるのがいいかとも思う一方で、また忙しくなる可能性もあるし、また同じ状態になる可能性があるのも意識している。
- 自分だけが負荷を減らす、というのは申し訳なく感じる。
- 前向きかどうかはともかく、どうも自分はプロジェクトを離れることに抵抗があるっぽい。
- 休職までではないんじゃないか。休んでしまえばわたしも周りもある意味ラクだとは思うが、本当に休むほど状態ひどいの?って思ってしまう。
→先生:ひどくないと休んじゃいけないと思ってるんだね。
ここまでは先生から聞かれたことにわたしが答えていた感じでしたが、メモの内容やここまでのやりとりを踏まえて、先生からは以下のような見立て・意見などをもらいました。
□先生からの見立て・意見など
- これまでの話や出ている症状からすると、軽め〜中程度の鬱と言っていい。
- 4月の人間ドック結果(※補足:このクリニックでは初診時に健康診断の結果などあれば持参するよう言われていました)の血液検査では、たんぱく質・鉄が欠乏(下がって)しているのが見て取れる。検査結果というのは、必ずしも基準値に入っていればいいというものではない。
- 本当は休みたいと思っているのかもしれないが、症状の程度からの正当性や、休む不安、周りからどうみられるかを気にしているんじゃないか。
- 今回把握できた限りの性格・タイプ的に、本人は気づいてなくても/自分が思ってる以上に無理してる・頑張ってるのではと思われる。
- 本心(ヨガ行きたいのに残業で行けなくて嫌だ、とか)に向かい合って大切にすること。本心で何を考えて、どう取り組んできて、自分で自分にどれだけ負荷をかけてるのかちゃんと気づいて、無理しない・背伸びしないで過ごす、というのが大事。
- いつまでも抑制し続けるわけにもいかないだろうし、土台となる部分(思考癖、価値観など)が同じままでは同じことになると思う。
- 休んで体調を治すとともに、今の思考癖や価値観などの立て直し(逃げていい、適当でいい、頑張らなくていい、など)をして、テクニックを身につけて、そうして復帰しても対応できるようにするのがいいのでは、と思う。
- 休みの期間は1ヶ月だとあんまり意味がなくて、少なくとも3ヶ月くらいは必要。
- うまく切り替えられるようにできれば元の部署に戻りやすくなる。必要なら部署異動を医者から言うこともできる。そこに関して周りがどう思うかは気にしなくてもいい。
- →わたし:ドロップアウトした感じがする。与えられたらこなさなきゃと思ってしまう。
→先生:ドロップアウトしていい、逃げていいんですよ。君子危うきに近寄らず、です。 - ちゃんとやれば薬は使わなくても大丈夫。カウンセリングとかリワークセミナーを通じて軌道修正していけば大丈夫。
- これを踏まえてどうするかは自分で決めていい。休むなら手続きもするし、負荷抑制ならそうするよう産業医に伝える。3rd/4th…オピニオン取りに行ってもいい。
ここに通うなら血液検査も改めてちゃんとやるから。
受診した結果
こんな感じで、この場としては保留となり、診断書をもらったり次の予約もせずに終わりました。
診察時間は40分くらいだったでしょうか。
初診なので長めでした。
こちらの話をきちんと聞いてくれること、薬を使わなくても大丈夫と言ってくれたこと、 血液検査など体全体を見てくれそうなこと、逃げてもいいなど目から鱗のことを言われたこと・・・
いろいろありますが、この先生は信用できそうというのが診察を終えての印象でした。
すでに12月の下旬に差し掛かっていたこともあって、判断や次の受診のタイミングを失ってしまい、この時は後日上司に2つのクリニックに受診した結果報告をするのみで終わりました。
(3つ紹介された3つ目のクリニックも結局行きませんでした。)
本当、この時休む判断をしていたらどうなっていたんだろうな。
・・・で、メモは?
ここまで引っ張っといてなんですが、すでに1記事として十分長くなってしまいましたので、今日のところは華麗にパスしておきましょう。
PART3をお楽しみに、ということで。
(別にそんな楽しみにするようなことでもないのですが。^^;)
*おわり*