今朝はやっぱり雨で朝散歩ができず、残念なemustanyです。
明日は2回目のリワークプログラム参加のため10時過ぎには家を出る予定なので、木曜日に雨が降らないことを祈ろう。
できることば、できるしこ
今は意識して大雨・水害のニュースを見ないようにしています。
とはいえ天気やニュース系のアプリからいろいろと通知は来る状態なので、全く意識していないわけでもなく、日本各地で大変な思いをしている人を想っては胸を痛めています。
最も気にかけているのはやはり夫の出身地である熊本。
2016年の震災からまだ4年だというのに、どうしてこう次から次へと痛みや悲しみが襲うのかとやるせなくなります。
「できることば、できるしこ」
これは数日前、こちらのニュース記事で見かけた熊本弁の言葉。
「(支援のために)自分がいまできることを、できる範囲でやろう」という意味だそうです。
そう、憂いてばかりいても仕方ない。
正直なところ、自分は率先してボランティアを申し出るような行動力や体力や崇高な意志は持ち合わせていない。
そのことに申し訳なさを感じ、できない自分を責めたくなることもあります。
でも、必ずしもボランティアでなくても、できることはあります。
寄付はもちろん、被災地のものを買って応援したり、(復興してから)訪れてお金を落としたり。知り合いがいるなら連絡をして気持ちを吐き出す機会をさりげなく作ることも支援の一つでしょうね。
わたしは今回、取り急ぎ以下のサイトで寄付をしました。
寄付っていざしようと思っても、どこでどのようにするのがいいか少し迷うこともあると思います。
TVやラジオでも呼び掛けているし、街なかでも募金箱を見かけたりもする。自治体に直接寄付するのがいいのか、ふるさと納税を通じての方がいいのか、赤十字やYMCA/YWCAのような団体がいいのか・・・。
あまり選択肢がありすぎると、「やっぱりやめた」なんてことになってしまいそうです。
実際、東日本大震災の時も熊本地震の時も、わたしは「寄付したいけどどうすればいいかわからない」で躊躇してしまった経緯があります。
だけど「少しでも役に立ちたい、苦しんでる人を支えたい」という気持ちは常にあって、それは何も大災害に限らず持っている気持ちです。
それを踏まえて、2019年1月から2つの団体にマンスリー会員として寄付を始めました。
1つは知ってる人も多いと思われる『国境なき医師団』、そしてもう1つは『Japan Platform』です。すごくざっくり言えば、前者は医療に特化してスタッフ派遣をする団体、後者は緊急人道支援を目的としたNGO等への中間支援団体です。
特に後者については、寄付金の使われる先のNGOについてはこのJPFが選定しているため、寄付する側は自らNGO1つ1つを調べたり個別に寄付することなく、活動自体に賛同するかどうかを決めればいいという形。
「緊急」人道支援とあるように、寄付金が迅速に初期活動資金としてNGOに使われるというのも特徴です。
これから寄付をする方にぜひ知っておいてほしいのですが、寄付には大別して「義援金」と「支援金」があります。
義援金は被災者に使われる(分配して払われる)もの、支援金は活動に使われるもの、というとわかりやすいでしょうか。赤十字や赤い羽根募金などは前者ですね。
※こちらがわかりやすいです。
自分の寄付したお金を直接被災者に受け取ってほしいのか、あるいは被災者を救ったり生活を立て直すための活動に使ってほしいのか。
どちらが正解ということはなく、寄付する人の気持ちや考えで決めればいいと思います。
わたしの場合は、お金を渡すだけだとワンショットになりそうなのと、災害時はとにかく何事もスピードが求められるだろうということから、活動に使う=支援金として寄付をしています。
今回寄付するにあたっても、やはり支援金がいいだろうと思っていました。
どこを通じて寄付をするかと思った時、ふるさと納税なども考えたのですが、もともとマンスリー会員として寄付していたJPFでも今回の水害に対する活動をしているのを知って、マンスリーに追加する形で寄付をしました。
熊本に限定されているところはやや気になりましたが、冒頭に書いたように一個人として最も気にかけているのは熊本なので、いったん割り切ることにしました。
まずはこれがわたしの「できるしこ」。
寄付をして、そのことをブログを読んでくれる数少ない(苦笑)有難~い方々にお伝えする。
あとは継続的な支援が必要だと思うので、再度寄付することも含めて、いつも以上に熊本びいきで買い物したり、自分に何ができるか考え続けていきたいと思います。
最後になりますが、熊本に限らず今回の一連の豪雨災害で亡くなられた方々にお悔やみ申し上げますとともに、甚大な被害を受けられた皆さまに対して、心よりお見舞い申し上げます。
身体はもちろんのこと、どうか心を痛めてしまいませんように。
*おわり*