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100点やめて60点を目指す ご自愛ブログ

2020.4うつ休職→薬を使わない治療で2022.4正式復職。自分と仲良く&自分に優しくありたい。

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【休職228日目】一日が早すぎるのよ|今日はゆる更新

こんにちは、emustanyです。

 

あぁぁ、あっという間に時間が過ぎていく・・・

毎日お昼が来るのが早すぎます。

 

あれもこれもしてるけど、でもそれもやりたいのに!

こんな感じで日々過ごしています。

 

 

さて、昨日は思いのほか超大作を書き上げてしまいました。

#もうカテゴリーに「超大作」を作った方がいいのかもしれない。。

 

これから心療内科を選ぶ人、今心療内科に通っている人に向けて書きましたが、そうでない方々にはつまらない記事となりすみません。^^;

それでも読んでくださる方もいて、有難いなぁと思います。

 

バランスとって、今日は見出しすらないゆるい内容にしましょう。

 

 

ゆるい話と言えば、散歩です。

 

今日は金曜日ぶりに朝散歩へ。

紅葉は、散り始めている木もあるものの、全体としては今がまさに見ごろといった感じでしょうか。

 

土曜日のリワークのアイスブレイクで、「どんな1週間だったか」を参加者それぞれが話したのですが、ある方が

「前回(初回)の自己紹介で朝散歩の話を聞いて、私もやってみようって思ったんですけど、できませんでしたー。(苦笑)」

と仰っていました。

 

お察しの通り、自己紹介で朝散歩の話をしたのはわたしですが、まさかほかの方に影響を与えるとは思っていなかったので、びっくりしつつ何だか嬉しくなりました。

 

どんどん寒くなる今の時期から朝散歩を始めるのはなかなか大変だろうなぁ。

ですが、ぜひ1回でもいいからチャレンジしてもらって、太陽の光や植物たちにホクホクした気持ちを少しでも感じてくれたら嬉しいなと思います。

 

 

もう飽きたと思いますが(笑)、今朝の写真を載せておきましょう。

#何度も何度も見ている景色なのに、毎回心を動かす紅葉ってすごいわ。

  

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いや、撮りすぎじゃね?っていう。(笑)

 

最初の頃に比べると、1つの写真に赤・黄・オレンジ・緑と、いろんな色が混じり合うようになった気がします。

 

初秋はこんな感じでしたし、↓

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ちょっと前と比べても今の方が色が濃いしカラフル。

#まぁ天気(晴れか曇りか)とか画像加工の加減次第なところもありますけどね。

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今まで、好きな季節を聞かれると「晩春~初夏(5月)」と答えていたけど、今年ガッツリ秋を堪能したことで、これからは秋も好きな季節と答えることになりそうです。^^

 

 

最後に、どうでもいいですが、これは今日の朝ごはんです。

(ん?10時過ぎに食べたからブランチ?)

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チーズは左からペコリーノロマーノ、チェダー、カマンベール。
ナッツはピーカンナッツマカダミアナッツです。

 

チーズもナッツも大好きなのですが、どっちも下手すると閃輝暗点になるかもというジレンマを抱えつつ食べています。(苦笑)

(※チーズやナッツ、ワイン、チョコあたりは閃輝暗点の誘因物質と言われています)

 

チーズは好きすぎて、独身のときに朝活でチーズ講座行ったくらい。

ハードタイプの方が好みです。

 

ヨーロッパに旅行行くと必ず自分用のお土産としてチーズを買っていたものです。

関税のせいか、日本はチーズが高すぎるので。。。

 

ナッツはもともとくるみが一番好きだったけど、どうもアレルギーになってしまったっぽいので、ピーカンナッツに切り替えました。

以前はアーモンドもよく食べていましたが、今はマカダミアの方がお気に入り。

Amazon楽天でキロ買いしてます。

 

 

*おわり*

 

【休職227日目_2】わたしが考える心療内科の選び方(超大作注意)

こんばんは、emustanyです。

 

今日はかねてから書きたいと思っていた、心療内科の選び方】について改めて考えてみたいと思います。

今まさに心療内科を探している方はもちろん、すでに通院中の方にも「わたしの通っているところはどうだろう」と改めて考えるきっかけになれば嬉しいです。

 

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日が暮れるのが本当に早くなりましたね。16時でこの感じ。
どうりで一日が短いわけです。

 

 

はじめに

言わずもがなではありますが、これから書くのはあくまで私見です。

心療内科に限りませんが、医者/病院は個々人の状況や考え方などによって、選び方は異なってくると思います。

 

また、わたしにフィットする心療内科が、他の方にも同じくフィットするとは限りません。

特に心療内科は、患者と医者の相性も大きく関わると思っています。

 

「こころ」という、自分にも医者にも目に見えないものを扱う診療科であるからこそ、納得感を以て通いたいですよね。

 

何を重視し、何を妥協/許容できるかは人によります。

「こんな観点もあったか~」と気楽なチェックリストとしてお読みいただければ幸いです。

 

 

なお、ここでは心療内科を選ぶ=継続的にそこに通院すると決定すること】と定義します。

 

継続的な通院を決定するまでの過程を、わたしの経験をもとに

フェーズ① 候補を抽出する

フェーズ② 予約して、準備する

フェーズ③ 診察を受ける(初診) 

の3つに分け、それぞれでチェックしたい観点を書いていきます。

 

実際はフェーズ③の後に、【フェーズ④通院する】、そして【フェーズ⑤見直す(継続/転院)】という流れかと思います。

④については現在進行中であり、⑤についてはわたしはまだ経験がないため、この2つについては本記事では扱わないことにしています。

 

 

ということで、前置きが長くなってしまいましたが、早速見ていきましょう。

 

 

 

フェーズ① 候補を抽出する

心療内科への受診を考えるきっかけは、人によってさまざまだと思います。

 

わたしの場合、現在通院中の心療内科に受診したのは会社のストレスチェックで引っかかり、産業医面談でここの紹介を受けたため。(※3つ紹介されたうちの1つ)

一方で、過去にも2回ほど心療内科を受診したことがあるのですが、この時は自発的に受診しました。

 

前者のように、産業医だったりかかりつけ医などからの『紹介状』がある場合、基本的に自分で一から候補を抽出することはありません。

 

とはいえ、たとえばわたしも紹介を受けた3つのクリニックの中でどこから優先的に行くかの判断をしています。

その際はやはり自力で候補を探すときと共通するポイントをチェックしていました。

 

具体的に見ていきましょう。

 

■どのような情報を発信しているか

まずはホームページを見てみます。

・書かれている内容は分かりやすいでしょうか。
・難しい言葉ばかり並んでいませんか。
・多くの症例を扱っていそうでしょうか。(事例掲載など)
・頻繁に更新を行っていそうですか。
・予約方法や初診時の流れなどは示されていますか。
・料金は明確に示されていますか。
・医者の思いや治療方針が示されていますか。
・医者の人柄はどうでしょうか。
・医者はブログやTwitterなど何らか発信していますか。
・そのクリニックに医者はひとりでしょうか。複数でしょうか。
・メディア露出や書籍出版は妥当な回数/冊数でしょうか。

 

ホームページは医者(クリニック)の顔です。

ある程度テンプレートがあるとは言え、ホームページを見ればどのような医者がどのような方針で治療をしているか、ある程度伝わってくるものだと思っています。

 

逆に言うと、ホームページでそうしたことが伝わってこない、あるいは伝えようとしていない場合、わたしなら候補から外します。

 

なぜか?

信用できないからです。

 

患者に向き合う態度が医者から見えなければ、自己開示などできるわけがありません。

(少なくともわたしはできません。)

 

ですので、まずはホームページを隅から隅まで読みましょう。

古臭い感じ、商業的な感じ、情報が少ない、動線が分かりにくい・・・どんな印象を持ちますか。

 

ホームページを見るだけで、その医者(クリニック)が患者をどう扱っているか、意外と見えてきます。

こころも身体もつらくなった人に寄り添う態度が伝わってきますか・・・?

 

 

■通いやすそうか

これは3つの意味があります。

 

1点目は物理的に通いやすいかどうか。

そこに行くまでの手段や所要時間、駅からの徒歩距離、周囲の環境など。

ある程度事前に調べられますが、実際に行くと「思っていたのと違った」ということもあるかもしれません。

 

2点目は、医者やクリニックの雰囲気によるもの。

これは実際に行かないと分からない部分も大きいですが、ホームページでも垣間見えるかもしれません。

 

そして3点目は、診察時間や予約の取りやすさなど。

休職するかどうかで通える時間は大きく変わると思いますが、土日・祝日や夜までやっているかなどは見ておきたいポイント。

また、予約の方法(電話、Web等)や、変更・キャンセル時の扱いなども気になるところですね。

 

 

■どのような治療方針か

”どのような情報を発信しているか” にも書きましたが、個人的には治療方針は最重要ポイントと言えるかもしれません。

 

心療内科において分かりやすいのは薬物療法中心かどうか」でしょう。

 

わたしは医者ではないので、どちらが良い・悪いというのは言えません。

患者の状況次第で薬が絶対必要なケースもあるだろうし、逆に必要ないのに/過剰に処方されているというのもよく聞く話。

 

ここで何より重要なのは、患者自身のwill(考えや意見)だと思います。

患者のwillと医者の治療方針がちぐはぐなのはお互いunhappyですから避けたいところ。

 

わたしの話をすると、「薬は嫌だ、飲みたくない」と思っていました。

理由は多々ありますが、

 ・数年前からうつ病の兄が薬を飲んでいても良くなっているように見えなかったこと
 ・薬も所詮はビジネスであり、安易に飲むのは嫌・怖いと思っていること

が大きいです。

 

予め明確なwillがあったからこそ、産業医から紹介を受ける際にも「薬物療法をメインとしない」クリニックを候補にあげてもらえました。

 

自分がどのような治療方針の医者(クリニック)を望んでいるかは、フワッとでもいいので考えてみるといいかもしれません。

自分の望む治療方針を実践しているクリニックを選ぶことこそ、納得感を持って治療していくためには非常に重要だとわたしは思っています。

 

 

■診察以外の治療はあるか

わたしは現在、「診察」に加えて、「リワークプログラム」への参加と「カウンセリング」を行っています。

診察は2週間に1回、リワークはだいたい週1回、カウンセリングは2~3週間に1回のペースで、全て同じ場所で行っています。

 

このように、診察以外にどんな治療を受けられるかは、候補抽出のポイントとなります。

 

診察だけでは不十分と言っているわけではありません。

ただ、実際にリワークやカウンセリングもやってみて、わたし自身はより早く・より良く治療を進めるために、診察以外の手段も役立つと感じています。

 

本を読んだりして自力で他を補うこともできると思います。

しかしわたしのように自学習が苦手な人もいると思うので(笑)、同じクリニックが多様な手段を用意しており、それらが連携していれば心強い限り。

 

こうしたことも含めて、治療方針から読み取れると良いですね。

なぜならそれが後々どのような治療計画を医者が提示するかにも関わってくるからです。

 

 

余談ながら、ひと口に「リワークプログラム」と言っても提供される内容は千差万別です。

リワークは職場復帰に向けたリハビリを指しますが、よくあるのは毎日オフィスを模した場所に通って簡単な作業をこなすようなもの。

わたしが通っているクリニックのそれとは大きくかけ離れたものですので、ご注意を。

 

 

■評判はどうか(レビュー、口コミ)

最近は、物を買うにもお店を選ぶにも、先にレビューや口コミを調べるのが当たり前。

医者(病院)選びだって例外ではありません。

 

調べること自体はOKだと思うのですが、「あまり振り回されないようにしましょう」というのがわたしの言いたいことです。

 

なぜか?

心療内科だからです。

 

心療内科に罹る患者は、症状もさることながら、その境遇も置かれた状況も価値観もそれぞれ違っています。

ざっくりのパターン分けはできても、やっぱり個々人に差があるものです。

 

あるレビューをしたAさんとわたしは違う人間ですから、治療内容も受ける印象もまったく同じにはならないはずなんですよね。

なので、書かれている内容に過度に振り回されず、実際に自分で体験するのが一番いい

 

強いて言えば、悪いレビューは受診時のチェックポイントとして参考にし、良いレビューは読み飛ばすくらいがいいかも?

 

 

 

・・・ということで長くなりましたが、ここまでが【フェーズ① 候補を抽出する】となります。

いかがでしょう、参考になっていますでしょうか。。

 

 

フェーズ② 予約して、準備する

つづいて、フェーズ①でお眼鏡にかなった候補から、実際に初めて受診するときのチェックポイントについて書いていきましょう。

 

チェックポイントは、診察そのものだけでなく、予約時から始まります。

 

 

■予約時の印象はどうか

クリニックによってはWebで予約できる場合もあると思いますが、わたしの場合は過去2回の受診時も含め、すべて最初は電話で予約をしました。

 

予約の際には希望日時だけでなく、どういったことで受診を希望しているかを聞かれる可能性を想定しておきましょう。

(恐らくWebでも同じようなことがあると思います)

 

あくまでわたしの経験上ですが、電話口とはいえ、この時点で自分から「鬱っぽくて」とか「こういう症状が出ていて」と伝えるのは意外と勇気が要ります。

また、無意識ながらも理路整然と話そうとしたり、取り繕うように話そうとしてしまったり。

 

電話の相手(受付の方)は医者ではありませんが、クリニックの人間です。

必ずしも本人とは限りませんが、初めて行くクリニックで初めて話す相手でもあります。

この人の対応は、クリニック全体の印象とも重なる部分があります。

 

落ち着いた声で相槌を打ちながら話を聞いてくれ、「お気をつけてお越しください」など気遣いの言葉をかけてくれるでしょうか。

それとも過度に素っ気なかったり、何度も聞き返されたり、ちょっと不躾な感じがしたりしましたか。

 

また、電話の奥で「〇〇さ~ん」と大きな声で名前が呼ばれていたり、騒々しい音がしていたりしないでしょうか。

 

予約時の印象は意外とバカにならないなと思います。

 

 

■準備は必要か(クリニックから指定されるもの)

書いておいて何ですが、恐らく通常はほぼないと思います。^^;

 

クリニック側から言われるのは「保険証をお持ちください」くらいかもしれません。

あと、紹介状がある場合はもちろんそれも。

 

わたしの通うクリニックでは、予約時に

「直近の血液検査や健康診断のデータがあればお持ちください」

と言われました。

 

これは、このクリニック(アインシュタイン先生)の特徴として、栄養学・体組成の観点からも診断を行うため。

 

つたない知識でざっくり説明すると、たとえば鉄や亜鉛が不足していると一般的にうつ病とされる症状と同じような症状が出たりします。

実際わたしも鉄と亜鉛が不足していたため、薬でこれを補う治療もしています。

 

こうしたことは医者がどのように診断を行うかに拠るもので、すべての心療内科で行われることではありません。

こうした点からもそのクリニックの特徴というのが見えてきますね。

 

 

■準備は必要か(自分で用意するもの・こと)

クリニックから指定される持参物以外で、何か準備しておく必要があるかというと、2つほど考えられます。

 

1つは、DSM-IVQIDS-J』といった、一般的にうつ病の診断に使われている診断基準について知っておくこと。

「うつ チェック」などと検索すれば、こうした診断基準をもとにした10~20項目くらいのチェックリストが多数ヒットします。

 

試しにこれをいくつかやってみてください。

複数やれば、典型的なチェック項目というのが浮かび上がるはずです。

 

なぜこれをやるかというと、実際診察を受けた時に医者がこの項目だけで診断しているかを把握できるようにするためです。

 

これはわたしの考えですが、たかだか10~20個の項目だけで本当に「うつ」と診断できるものでしょうか。

こころの病気なのに、わたしという個人のこころの中身については聞いてくれないの?と思います。

目の粗いふるいにかけて、(必ずしもそうじゃないにしても)効くかどうかもわからない薬で薬漬けにされるイメージしかありませんでした。

 

考えてみてください。

何も考えずこのチェック項目にいくつかYESと答えただけで、抗うつ薬が処方されたりするんですよ?

恐くないですか?

 

まぁ上記はあくまでも私見ではあるのですが、患者から医者を見極めるために予めこの診断基準を知っておくことをお勧めしたいです。

 

 

もう1つは、これはまさしくわたしの経験上の話でしかありませんが、ぜひ何らかメモをまとめていくことをお勧めします

 

メモに書く内容としては、この辺りでしょうか。

  • いつから、どんな症状や不具合が出ているか
    (身体面、精神面、生活面、仕事面など)
  • 不調に至ったきっかけや経緯
    (明確じゃないことも多いので、関係していそうなことはピックアップしておく)
  • 性格や価値観、成育歴、家族との関係性など
    (会話を通じて理解してもらうのはお互い大変なので読んでもらう方がいいかと)
  • 現在置かれている状況
    (”不調に至ったきっかけや経緯”とも関係しますが、仕事や家庭生活がどのような状況か)
  • 治療に関する希望や考え
    (休職可否、薬をどうするか、通える頻度、など)

 

メモは自分が見るためだけに使うのも良いのですが、医者に渡しても読んでもらうのも良いと思います。

メモを渡した時の反応もチェックポイントになると思いますので、わたしとしてはお勧めです。

 

この辺りは下記の記事で詳しく書きましたので、長くて恐縮ですが参考にしていただけると嬉しいです。 

  

 

 

フェーズ③ 診察を受ける(初診) 

さぁいよいよ初めてクリニックに出向き、医者と対峙したときのことを書いていきましょう。

 

人によりますが、人生で初めて心療内科に行くなら、きっとすごく緊張しています。

この先どうなるか不安もあるでしょう。

もしかしたら心療内科に来た自分を認めたくないかもしれませんね。

 

 

■医者はどのような態度か

ドキドキしながら入った診察室で、医者がこちらを見て挨拶してくれなかったらどう感じるでしょうか。

また、診察中にカルテ入力ばかりしていて、ろくにこちらを向いてくれなかったらどう思いますか?

 

これは何も心療内科に限った話ではありませんが、心療内科だからこそ求められる医者の姿勢でもあります。

 

先述しましたが、 心理的にはおろか、物理的にすら向き合ってくれない医者には、自己開示なんてなかなかできませんよね。

 

 

また、医者が上から目線に感じることもあるかもしれません。

こちらが緊張や無気力だったり、さほどの知識がないことでそう感じてしまう部分もありますが、そんなこと想像すれば分かる話です。

にも拘わらず、(この分野で百戦錬磨であるはずの)医者が歩み寄る姿勢を見せないのであれば、この先が思いやられます。

 

やたらと専門用語を言うとか、早口であるとか、こちらの意見を遮るというのも同じです。

弱っているときに歩み寄ってくれない医者は、やめておいた方が無難かなと思います。

 

 

■医者は患者と症状のどちらを見ているか

これは上述の ”準備は必要か(自分で用意するもの・こと)” に書いた、診断基準の話とも関係します。

 

実際に4月から診察+リワーク・カウンセリングという治療を続けてきて思うのは、どれだけ医者が患者に向き合ってくれるかが重要なのではないかということ。

言い換えれば、患者を理解しようとしている姿勢が医者から感じられるかどうか。

 

これまた私見ではありますが、うつって薬や医者任せにしていて勝手に治るものではないと思うのです。

仮に薬で症状は治まっても、物事の捉え方や対応パターンが変わらなければ、いずれ同じことになる(=再発)でしょう。

 

だから自分のことをよく理解して、じゃぁどうしていけばいいかを考えていかなければならない

しかし自分ひとりでは限界もある。

だからこそ医者やカウンセラーのサポートを得たり、リワークを通じて理解を加速させるわけです。

 

 

こう考えると、正直症状というのは二の次なのかもとも思ったりします。

薬で無理やり抑え込むか、ひたすら休養して徐々に治まるのを待つかくらいの差でしかないのではと。

(※大したことない、つらいはずがない、と言っているわけではありません)

 

 

大事なのはその根本原因にいち早く気づくことではないでしょうか。

患者自身が先に気づいているということはあまりないでしょうから、先んじて医者が理解する姿勢があるかどうかが重要。

 

そこで、診断基準の話が出てくるわけですね。

もしチェックリストでいくつYESがついたかの確認作業しかしない場合は、今後も通院するかは考え直した方が良いかもしれません。

 

 

■<メモを持参した場合> 医者はメモを読んでくれたか

わたしが昨年12月に現在のクリニックの前に行ったクリニックがまさにそうだったのですが、医師はわたしのメモを見てもくれませんでした。

そして「とりあえずSNRIを出しますので、それで様子を見ましょう」と薬を処方したのです。

#この話はここに書いています。

 

今思うと、この医者からは患者に寄り添う姿勢を感じられませんでした。

診察室から出てきたとき、何だか一方的に結論付けられたような、不完全燃焼のようなモヤモヤ感がありました。

もしここに通っていたとしても、なかなか自己開示などできなかったんじゃないかな。。

 

 

 一方、現在のクリニック(アインシュタイン先生)は違いました。

上の記事に書いていますが、診察室に入る前にきちんとメモを読んでくれ、診察ではさらにその内容を掘り下げました。

#具体的なやりとりはこちら。 

 「軽~中程度のうつです」「休職したら、というのがわたしの意見」と言われたことに、多少の驚き・ショック・戸惑いはありました。

しかし1つめのクリニックで感じたような不完全燃焼感はなし。

ちゃんと話せた・聞いてもらえた、という達成感や満足感のような感覚がありました。

 

これって重要なことだと思います。

相性もあるとは思いますが、心療内科において患者が言いたいことが言えない関係性って致命的ではないかと思うのですが・・・いかがでしょうか。

 

 

■医者から治療方針や信念が感じられるか

ホームページで何らか治療方針や信念のようなものを確認できていた場合、実際に診察の場で医者がそれを体現しているかはチェックしておきたいところです。

 

「うちはこういう方針なんです」という説明でなくても、「こんな経験があったから開業した」とか、「こんな患者さんのために今のような治療をしている」という過去の話から読み取れるかもしれません。

あるいは「こうやって進めていきましょう」と治療計画の中に示されるかも。

 

要は「言ってることとやってることが違うじゃん!」「外面はいいのに実際は・・・」みたいなことにならないか、確認しておきましょうということです。

 

少しアグレッシブに行くなら、あえて話を振ってみてもいいですね。

「ホームページにこういうことが書いてあったけど、具体的な例を教えてもらえますか。」

「この治療に興味があるんですが、わたしのケースでも試せますか。」など。

 

 

■待合室の雰囲気はどうか

基本は医者がどうかが最重要ではありますが、もう1つ見ておきたいのは待合室の雰囲気です。

 

当然ながら、心療内科ではニコニコ明るい雰囲気の人はほぼいません。(苦笑)

患者は、たまに同伴者がいる場合もありますが、たいていは一人で来ています。

患者同士の会話はなく、静かな雰囲気です。

 

診察以外の時間は待合室で過ごすことになるので、通院が長くなるほど、待合室にいる時間も長くなります。

ここの雰囲気が自分にとって心地よくないと、通いにくさにつながるかもしれませんので、チェックしておきましょう。

 

 

過去2回の受診、12月に行った1つ目のクリニック、そして現在通っているクリニックの4つを比べてみると、それぞれ微妙に違いがあります。

 

1つ目のクリニックは、待合スペースが狭くて次の予約の人しかいない状況。

内装は暖色系で、全体にライトも暗かったように記憶しています。

 

2つ目のクリニックは、1つは蛍光灯&白い壁の内装でした。

無機質な感じがして居心地が悪い感じがしました。

ここは確か待合室のソファが横並びで、患者同士が互いに顔を合わせないような雰囲気でした。

 

3つ目は施設が古い感じで、はっきり覚えていませんが内装もオフィスビルに近い雰囲気だったと思います。

ここは何よりも診察室の中の声が待合スペースに漏れてしまっているのが気になりました。

 

 

そして4つ目の現在のクリニック。

ここは壁紙はクリーム色で、モスグリーンの一人掛けソファがコの字型に並んで置かれています。

決して新しい施設ではないですが、アンティーク調の家具もあり、落ち着いた雰囲気です。

 

待合室のソファがコの字型に置かれているというのは、患者同士が向かい合うこともある配置なのでちょっと珍しいかもしれませんね。

勝手な推測ですが、このクリニックではリワークプログラムも行っているため、患者同士が向かい合うことも厭わないのかも?(考えすぎかな)

 

あと、何となくですが、現在のクリニックは明るいイメージがあります。

恐らく窓の影響かなと思いますが、他のクリニックは外気、あるいは太陽を感じることがありませんでした。

 

 

たかが待合室、されど待合室。

自分にとって居心地の良い空間かどうか、感じてみると良いかもしれません。

 

 

 

おわりに

ということで、以上がわたしの考えた【心療内科の選び方】でした。

 

いざ書いてみたら、思った以上に超大作になってしまいました。(;´Д`)

が、これまで通ってみての経験を十分に活かして書けたかなと自負しております。

 

本当は、無事復職して通院頻度も減ったような状態で書いた方が説得力があるかなと思ったりもしました。

しかし、今この瞬間も受診するかどうか・どこを選べばいいかと悩んでいる方がいるかもしれないと思うと、何かひとつでも参考になればと書くことにしました。

 

 

この先もまた違う観点が見つかるかもしれません。

その時は、この超大作に追記していこうと思います。

 

 

いろいろ書きましたが、究極的には「考えるな、感じろ!」です。(笑)

 

わたしが書いたような観点もチェックしてもらいつつ、最終的にはいかに自分が心地よく前向きに通えそうかが大事です。

 

 

クリニック選びに際して不安や迷いを抱える方々が、納得感を持って安心して自己開示できるようなクリニックに出会えることを、一患者として勝手に祈っています。

 

 

*おわり*

 

【休職227日目_1】土曜リワーク振り返り|頼みごと、できますか・断れますか?

 

こんにちは、emustanyです。

 

天気が良くてあったかくて、それだけで本当に幸せな気分になります。

洗濯物がパリッと乾くだけで嬉しいなんて、まるで主婦なア・タ・シ☆

#よくわからないけどキャラ崩壊中。っつか主婦だし。

 

 

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着々と幅を利かせ始めた方々。(笑)
ドーナツさんは昨日引っ越してきたばかりでして、残りはあんぱん1名となっております。

 

 

さぁリワークの話をしよう

昨夜の宣言通り、今日は土曜日のリワークについて早速書いていこうと思います。

 

11月は【身近な人・友人・家族との対人関係スキル】がテーマのプログラムに参加しています。

これまでのリワークは座学中心でしたが、今回は提示された事例について各々考えた内容を共有し合うのが特徴。

 

共有し合うのは、”互いに気づきを得るため” のようです。

自分が考える時だけでなく、人の話を聞いていると自分との違いや共通点で改めて気づくことがあります。

 

スキルを身に着けるのも重要ですが、とにかく自分(が何を感じ、どうしたいか)に目を向けて、自己理解を深めていくことこそが重要ということなのですね。

(これはこのクリニックでの治療方針と言っても過言ではないかも)

 

#ちなみに前回(1回目)の様子はこちらからどうぞ。

 

 

第2回はどうだった?

さて、今回のトピックは、『頼みごとをする・頼みごとを断る』でした。

 

突然ですが、皆さんは人に頼みごとをするのは得意ですか?

また、人から何か頼まれた時に、問題なく断ることはできますか?

 

 

頼みごとにまつわる話って、普段生きづらさを感じたり、こころが疲れてしまいがちな人の”あるある”としてよく見聞きします。

気軽に人に頼ることができず、いつもいつも自力で頑張ってしまうとか。

頼まれると断れなくてストレスを抱えたり、キャパオーバーしてしまうとか。

 

 

わたし自身は、頼むのは少し苦手だけど断るのはわりとOKだと自覚していました。

 

頼むのが苦手なのは、自分がやった方が早いし思い通りになるからということと、頼んだ時に相手の負担になったり嫌がられるのが怖いから。

断るのがOKなのは、別に人に嫌われてもいいと思っている節があるから。

 

・・・何やら矛盾をはらんでいると思ったのはわたしだけではないはず。(苦笑)

 

 

リワークの中では、

 ①人に頼みごとをするとき

 ②人の頼みごとを断るとき

それぞれについて事例(シーン)が示され、「あなたならどのように頼みますか/断りますか?」と聞かれます。

 

これを参加者で共有し合うと、良くも悪くも皆さんの回答に似たような雰囲気を感じます。

すごく相手に気を遣っている様子が伺えるのです。

体調を崩すような状態になった者同士、少なからず似たようなところがあるのかなと思いました。

 

 

ここで気づいたこととしては

  • ①の事例で、頼みごとを断られた子どもが「お母さんのケチ!」と捨て台詞を言うのですが、そういえばわたしは「お母さんのケチ!」みたいなことは言えなかったし言わなかったなぁと気づきました。
  • ②では、断れるけど断り方に結構気を遣っている自分を発見しました。
    他の方の意見では、断るために多少嘘をつくとか、徹底的に誤って下手(したて)に出て断るとかもあって、参考になりました。

 

同じ事例で、親子/家族関係と友人関係の場合では違いがあるかについても考えました。

 

わたしは、

  • 親子/家族関係だと、頼むのは自分が一番年下なのもあって控えめだけど、断るのはしやすい。
  • 逆に友人関係では、頼むのはわりとフラットにできるけど、断るのは気を遣う。

という感じでしたが、ここは結構皆さん意見がバラバラで、どちらでも変わらない人もいました。

 

 

この後、自己表現にはパターンがあって

  1. 主張的
    →相手を傷つけないで、自分の意見を伝える
  2. 非主張的
    →相手を傷つけないために、自分の意見を引っ込める
  3. 攻撃的
    →相手を傷つけてでも、自分の意見を聞き入れてもらおうとする
  4. 復讐的
    →相手を傷つけ、しかも自分の意見の主張は諦める

という4つに大別されるが、自分はどのようなパターンがあるかを振り返るワークをしました。

 

これ、基本的に1つしかパターンがないわけではなく、誰しも状況に応じて使い分けています。

処世術的には主張的が望ましいかもしれませんが、どれか1つが正解なわけでもなく、大事なのは自分のパターンに気づくことだそうです。

 

 

例えば小さい頃からの積み重ねで「人にNOと言うと嫌われる」といった信念/思い込み/自動思考があり、「人に合わせる」のが得意なパターンになっている場合。

 

人に合わせても毎回うまくいくわけではないし、自分の考えを言わなければ相手は当然分かってくれません。

自分のことを尊重していないので、自分を傷つけてしまうことにもなります。

 

「人に合わせる」ことがダメなのではなく、「わたしはこの人に嫌われたくないと思っているんだな」「今回は合わせておこう」とか自覚的になる必要があるということ。

 

 

リワークの中では、特に「非主張的」と「攻撃的」について、どのような状況の時に・どんな関係の人との間でそうなりやすいかを考えました。

 

わたしのパターンを紐解いてみるとこんな感じ。

  • 非主張的になるのは、
    <状況>
    A:自分の考えや行動に自信がないとき
    B:嫌われたくないとき
    C:主張すると後から面倒になりそうなとき
    D:和を乱すと自分が不利になるとき
    <相手>
    A:劣等感を持つ相手
    B:大事にしたい人(夫、親友)
    C:両親・兄、仕事関係(上司)
    D:仕事関係(同僚)、親友未満の友人
  • 攻撃的になるのは、
    <状況>
    A:自分の考えや行動に自信があるとき(根拠や経験があるなど)
    B:嫌われてもいいとき
    C:分かりやすい正解やルールがあるとき
    <相手>
    AやCのときはわりと誰でも。
    ただしBがあるため、夫に攻撃的になるのは怖いし、親友や仕事関係なども攻撃的にはなりにくい。
    逆に後くされない人(すれ違う人とか)だとすごく攻撃的かも。

 

振り返ってみてちょっと面白いなと思ったのは、同じ相手でも状況が違えば非主張的になったり攻撃的になったりするということ。

 

夫が最たる例なのですが、普段は嫌われたくない・離れていく恐怖から基本的に非主張的に振る舞っています。

しかし、夫より自分の方が”長けている”と思っているであろう家事などの場面では、攻撃的になったりもするわけです。

 

つくづく人間ってシンプルじゃない、面倒くさいもんだなと思ったのでした。^^;

 

 

第2回を終えてみて

普段から、自分には攻撃的な部分が結構あると思っていました。

 

路上喫煙・歩きタバコの人にはわりと強めに注意したりしますし、列に横入りしてくる人にも冷たい(というか厳しい)。

早歩きなのもあって、混んだ駅構内でゆっくり歩いている人がいたりすると、穏やかな態度ではありません。

 

親に対しても、こちらが大人になり親を追い抜かすことも出てきたことで、攻撃的になってしまうときもあります。

#というか、こちらは攻撃的ではないつもりなのに、親にそう取られてしまうことがある・・・。

 

 

こういう自分を嫌だなと思う一方で、「わたしは悪くない」「我慢しろって言うの?」と思っていたりもして、すごく厄介。

 

この、”こういう自分を嫌だなと思う”のように、ジャッジをしては自分で自分を徹底的に責めてきたのがこれまでのわたしなのでしょう。

 

 

もちろん攻撃的な自己表現はできるだけしない方がいいとは思います。

主張的な、「もし~してくれたら嬉しい/助かるんだけど」といった頼み方や、相手の要求も叶えるような代替案を示す断り方ができる方がいい。

 

でも、過去のさまざまな状況を乗り越えるために習得したパターンでもあると思うので、一朝一夕に消し去ろうとする方がナンセンス。

 

少なくとも今は、攻撃的な自己表現をしている自分を否定したりせず、「そうまでして聞き入れてもらいたい大事な意見なんだね」と客観的に理解することからかなと。

これさえ冷静にできれば、どう主張するかはスキル・テクニックの問題なので。

 

 

 

休職して以来、”頭では理解した・分かったけど、すぐに実践する・変えることはすごく難しい” というジレンマは常にあります。

 

焦らず一歩一歩着実に・・・

と思ってはいても、まーぁやっぱり焦っちゃうんですけどね。

 

 

最近、こういう気づきを得たり自分を理解することが(言葉が適切かはともかく)楽しくなってきた気がします。

復帰しちゃうとその機会を失うのかなぁと思うと、何だか寂しく感じたり。

 

すぐに実践したり身に着けられないにしても、策はもっと学んでおきたいというか。

といって、そのために休み続けるってのも本末転倒なのかもしれないけど。。

 

 

 

*おわり*

 

【休職226日目】更新したいのにできないジレンマ

こんばんは、emustanyです。

 

そういえば、去年はもつ鍋を一度も食べなかったので、今年こそ食べたいと思っている今日この頃・・・。

 

 

ジレンマ その1

昨日は11月のリワーク2回目でした。

今回のように午後にリワーク(に限らず診察もカウンセリングも)があると、いざブログに書こうとすると書き終わるのがだいたい夜中になってしまいます。

 

もっとサクサク書けるようになりたいと常々思ってはいます。

しかし、日々の些末な出来事ならともかく、治療に関しては当事者でない方が読んでもある程度分かりやすいようにしたい。

そうするとやはり時間がかかってしまうのですよね。

 

 

まぁ昨日はリワークが終わるのが夕方で、美容院帰りの夫とご飯も食べてきたので、余計に時間がなかったんですが。^^;

 

加えて今日は、新宿御苑にも行ってまして。

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嘘みたいにきれいに撮れた1枚。
ポカポカと暖かくて気持ちのいい一日でした。

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さすが新宿御苑。近くの公園とはやっぱり規模が違う。
子どもから大人まで、人手もかなり多かったです。

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今回初めて大温室に入りました。
見たこともない植物だらけで、ワクワクしました。

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見よ、このどんぐりの量!

 

新宿御苑の後は東急ハンズに寄ってリュックを買ったり、無印でコートを買ったりで、またまた帰りが遅くなってしまいました。

 

・・・なので、昨日のリワークについては明日また落ち着いて更新したいと思います。(苦笑)

 

 

 

ジレンマ その2

実はタイトルを『更新したいのにできないジレンマ』としたのは、ブログのこともですが、Instagramのこともありまして。

 

わたしはInstagramメインアカウントと目的別アカウントをいくつか持っています。

 

目的別アカウントには断捨離したものの記録とか、アイスの写真ばかり載せたもの、そして以前ご紹介したことのある”顔”を撮っているアカウントなどがあります。

#もうかなり前の記事になるんですね。(しみじみ)
 

 

 

『更新したいのにできないジレンマ』というのはメインアカウントのこと。

 

このアカウントではもともと気まぐれに投稿しました。

学生時代の友だちや、同期など会社の人も一部含まれているアカウントです。

 

特にきっかけはありませんが、去年の8月から更新していませんでした。

この時期はもう仕事が忙しくなっていたのもあり、もしかしたらあまり余裕がなかったのかもしれません。

 

 

その後休職となったものの、ブログのためというのもあって、それなりに写真は撮っています。

写真はいつもInstagramで加工したものを使っていたので、そのままIntstagramでも投稿したいなと思っていました。

 

しかし・・・

 

 

やはりリアルな知り合いもいるメインアカウントで投稿するのってどうなのと。

特に会社関係は、一緒に仕事をする職場の人はいないとは言え、どこからどう話が行くか分からない。

 

休んでいるのに楽しげな、あるいは充実しているような写真をアップしていると知られたらどう思われるか。

そう思うと、怖くてずっと投稿できずにいました。

#休んでるのに楽しそう=「新型うつ」と思われでも困るし。

 

 

写真に関してわたしはまったくの素人。

 

ですが、写真を撮る時は何かしら心が動いた時とか、後から見られるよう残しておきたい時。

 

特にこころが疲れて休んでいる中にあって、”心が動いた時”というのは貴重です。

こころが沈んでいても、後から見返して嬉しくなったりもします。

 

 

そういう一瞬を他の人と共有したり、より見やすくキレイな状態で残しておきたいからこそInstagramを使いたい。

でも使えない。

 

 

こんなジレンマをずっと抱えていました。

ブログという別の手段があったからこそまだ救われていましたが。

 

 

先日、そのInstagramを解禁しました。

正確には少し前にも投稿してみてはいたのですが、以前と同じように気楽に投稿できるようにするため、思い切って会社関係の人のフォローを外しました。

 

フォローを外しても相手に通知はされないし、ついでにFacebookInstagramの連携も解除したので、よっぽどじゃなければ相手も気づかず問題ないはず。

 

 

会社以外のつながりは残しました。

そこでしかつながっていない人もいたりするので。

 

で、そうした友人たちに向けたメッセージも再開1発目の投稿で書きました。

私事ですが、実は4月から休職しています。フォロワーには実際の友達もおり、休んでいる手前、投稿をずっと控えてきました。

でも、その時々の景色や出来事をないものにはしたくないなと思い、迷いましたが時を遡ったりしながら投稿していくつもりです。ご理解ください。

 

 

ようやくスッキリ。

最初からこうしていたら良かったんですね。

 

意外なところでモヤモヤしているものなんだなと思ったのでした。

 

 

 

*おわり*

 

 

【休職224日目】世の”香り”に関して思うこと

こんにちは、emustanyです。

 

オフィスに出社する夫を見送り、朝散歩と朝家事(昨晩の食器の片づけ、洗濯)を終え、ホッとひと一息。

で、ブログを書いていたらもうお昼です。

 

今日は昨日に比べて暖かく、太陽も燦燦と降り注いでいますね。

最近は、天気がいい、それだけで幸せな気分です。^^

 

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今日イチの紅葉写真。
各々のペースで色づいた木々がグラデーションになっており、それが太陽でキラキラ輝いていて、もう本当にキレイで嬉しくなってしまいした!

 

 

汝、自覚的であれ(涙)

今日もお隣のベランダからハッキリと香る、柔軟剤のにおい。

そして散歩中にすれ違う人から柔軟剤だかシャンプーだかの人工的なにおい。

 

この香り問題について、いかに嫌か・困るか、ブログでも何度も吐き出させてもらっています。

(何度も書いてちょっと申し訳なくなるくらい)

 

 

最近つくづく思うのです。

服を香らせる意味って一体何なの?と。

 

 

想像するに、その理由って

  • 服を柔らかく仕上げたい

ということじゃないんだと思います。

だって、それなら柔軟剤に香りなんて不要ですよね。

 

 

何らかの意図があるからこそ、香り付き柔軟剤を使うのでしょう。

じゃぁその理由はと考えると

  • この香りだと気分が上がるの!
  • この香りが大好きだから身にまといたい!

といった「自分のため」という場合、それから

  • いい香りの人と思われたい
  • 香りで何らかアピールしたい
  • くさい人と思われたくない

といった「他人にとっての自分のため」という場合があります。

 

あぁ、あとは

  • 洗濯物がくさいから香りでごまかしたい

みたいなケースもありますかね。(苦笑)

 

 

 

まぁいずれにしても、基本的に自己本位だと思うんです。

#物事(もしくは買うもの)なんて全てそうじゃないと言われればそれまでなんですけど。

 

 

間違っても

  • この香りで〇〇さんに幸せになってほしい ←プレゼントしたなら別ですケド。
  • この香りが世界平和に役立つから
  • この香りを使うことで地球を良くしたい

とかいう感じじゃないですよね。(笑)

 

 

香りって、どう考えても個人のためのものだと思うんです。

 

もちろんジムとかエステとかホテルとかで、香りを使ってお客様をもてなすことはあります。

あともしかしたら塾とかオフィスで、集中するための香りを使うなんてこともあるかもしれません。

 

でもそういうのって基本的には空中噴霧であって、服に対して香りをつけるのとはちょっと違う。

服に香りをつけるってことは、ファッションの一部だと思うんです。

 

 

ファッションは自由です。

どんな服を着ても、よっぽど公序良俗に反しない限りはOKです。

本人以外にとってもさほど大きな迷惑がかかるものではありません。

 

 

でも香りは別です。

柔軟剤に限らず、香水もヘアワックスもシャンプーも同じですが、香りというのは人に迷惑をかけ得るものです。

 

自分の好きな香りを、他の人も同じように好きとは限りません。

嫌いなだけならともかく、苦手かもしれません。

 

強い香りは、他の香りをかき消してしまいます。

何か言おうとしても強い力で押さえつけるようなものです。

 

また、香りというのは記憶との結びつきも強いものです。

その香りで苦しい思い出がフラッシュバックする可能性もあります。

 

人工的=化学物質による香りは身体にも影響します。

アレルギーを起こしたり、頭痛・吐き気・めまいなどを引き起こします。

 

 

 

だからこそ、自己本位なファッションの一部としての香りを纏うのであれば、「自覚的」であってほしい。

 

嗅覚の厄介なところですが、香りってどんどん慣れて麻痺してしまいます。

だから使っている本人にとっての適正量がどんどん増してしまう。

 

その香りを必要としない人間、強い香りに敏感な人間にとって、こんなに恐ろしいことはありません。

攻撃的、暴力とすら思います。

 

 

もちろん、わたしだって完全無臭で暮らしているわけではありません。

好きな香りもたくさんあります。

自然な香りが多いですが、中には人工的なものもあると思います。

 

でも、それを撒き散らしたり、強要的に嗅がせるようなことはしません。

せいぜい自分の家の中で楽しむ範囲です。

 

 

 

せっかく散歩で季節のにおいに出会ったり、部屋の中でリラックスのためのアロマを焚いても、柔軟剤やシャンプーなどの強烈な香りに邪魔されるのはうんざりです。

 

すべて無臭にすることは難しいのは重々承知しているし、思い思いに香りを愉しむ権利も当然あります。

 

 

その香りは自己本位なものであることと香りの強さには自覚的であってほしい、そこに配慮を見せてほしい、ということだけです。

 

無頓着な使用者(消費者)には腹が立ちますが、無頓着なメーカーにはもっと腹が立ちます。

柔軟剤のコマーシャルを見るたびに本当に腹が立ちます。

 

香り付きを価値として訴求し続けるなら、啓蒙もしてほしい。

薬やタバコと同じように「用法容量を守って」とか「周りの迷惑にならないよう」とか言ってほしい。

 

 

 

・・・書いているうちに、うっぷん晴らしみたいになってしまいました。ゴメンナサイ

 

でも分かってくれる人もきっといると信じて。

 

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あるブログ記事(※)で見かけて気になっていたP.F.Candleのソイワックスキャンドルをついに買って、昨日試し使いしました。無印のアロマ加湿器のライトも好きですが、キャンドルの灯も癒されます。

(※) はま子さん(id:ksakmh) という方のブログです。ご興味あればこちらからどうぞ。
キャンドルのある暮らし(P.F.Candle Soy Wax Candle ソイワックスキャンドル) - ksakmh’s blog

 

*おわり*